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腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



昨日のお昼前、店の表の共用通路で何やら大声が聞こえてきました。

誰か(女性)が拡声器で道行く買い物客に声を掛けているようです。

ワアワアと言っているので、最初「うるさいなぁ、何よ?」と思いながら仕事してました。

暫くすると男の人の声に変わりましたが、そのまま電池交換やベルト交換のお客様がいたので仕事を続けていると...


男の声「...最近、自転車の前かごに入れたカバンがひったくられ...」

男の声「...皆さんも運転には十分気を... と、わたくしタージンが申しております!」



え!?

今、タージンって言った!?


お客様から預かった時計は電池交換もベルト交換も終わっている。

慌ててデジカメ持って店の外の声のする方へ行ってみると、大勢の人だかりができていました。

その人だかりの中央に...


いてた!




タージンです!


関西を代表する名リポーター、タージン。

“関西NO.1リポーター”、“ロケの神様(王様、帝王)”の異名を持ち、ロケのリポーターとして登場する際に、最初はしゃがんでフレーム外に待機、喋り始めてから立ち上がってフレームインするという手法を開発した。
また、画面いっぱいのアップからカメラ目線のまま後ずさってズームアウトするという登場手法も多用している。
加えて、食べ物を口に運ぶのではなく箸に取った食べ物の方に口を近づける、リポートの終わりには表情を変えずに5秒間静止する、など「編集いらず」とまで呼ばれる数々のリポートテクニックをもつ。

彼が着用する眼鏡にはレンズが入っていないが、これも麺類や鍋物を食べる際に曇ったり、照明にレンズが反射したりして、目が映らなくなるという理由からである。(ウィキ調べ)

関西在住でタージンを知らなければ完全にモグリ。

店主は過去に2度ほど街中ですれ違ったことがあります。




自転車運転のマナーについて熱く語っています。


ひとしきり喋った後、警察署か交通安全協会から来た偉いさんにマイクを渡すタージン↓



タスキに「タージン」と書かなくても分かるっちゅうねん!(笑)


あれ!?

ひょっとしてこのタスキ、自前?(笑)



彼にビンゴ大会の進行をやらせたら恐らく日本で3本の指に入る(らしい)。



いやぁ、昨日は一流芸能人に逢えてよかった(笑)



では、修理品のご紹介。
こちら↓
 フランク・ミュラー ロングアイランド N’725 クォーツ

大阪府八尾市在住のK様所有。
分解掃除、ステップモーター調整、電池交換、パッキン交換、防水検査を行いました。

F・ミュラーが2000年に発表したレクタンギュラー(角型)ケースの“ロングアイランド”。
縦長ケースだが、手首をくるむように湾曲しているためフィット感が良く、手首の細い人でも良く似合います。

長嶋茂雄読売巨人軍終身名誉監督だったか、息子の一茂だったか忘れたが、知人から「フランク・ミュラーって腕時計に“ロングアイランド”っていうモデルがあるみたいですよ。ロングアイランドって、長嶋ですよね(笑)」と言われて以来、親子揃ってロングアイランドのコレクターらしい。

K様大事にお使いくださいませ。



当ブログを始めた当初「フランク・ミュラーのことをフランク・ミューラーと伸ばして言う人がいる。伸ばすのは間違っていますよ」と書いたことがあるが、未だに伸ばして言う人が後を絶たない気がする腕時計修理専門店トゥールビヨン店主
“ミラー”とか“ホラー”とか“キラー”と同じ感じで“ミュラー”と発音してください。
“ビューラー”とか“パーラー”じゃないですよ。

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