goo blog サービス終了のお知らせ 
腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



休日明けでいきなりなんですが、まずは業務連絡から。

本日(6月9日)、飲み会が入りまして、閉店時間を30分ほど繰り上げさせていただきます。

本日の営業時間は朝10時から夕方6時半になります。


誠に申し訳ない。


今夜は天王寺です。




プロゴルファーの石川遼君が無免許運転していたらしい。

「無免許運転?」と不思議に思ったが、今年2月にアメリカで国際免許証を取得し、帰国後に日本で運転していたそうで、それがダメだったらしい。
2002年に施行された改正道交法では、海外で取得した国際運転免許証について、日本を出国してから3ヶ月未満に帰国した人は「十分な訓練を受けていない可能性がある」(警察幹部)として、国内での運転を認めないこととされたらしい。(読売新聞)

なるほど、そういうことか。

日本では免許証の所得に何日~何ヶ月もかかったり、30万や40万ほどかかるが、海外は意外と簡単に取れたりする。

周りのスタッフも、もちろん遼君本人も知らなかったようなので、悪質ではないにせよ、気をつけて欲しいもんです。


はは~ん、この2週連続予選落ちはこの免許証事件が原因だったのか!

ゴルフはメンタルなスポーツですな。



店主が高校を出てから台湾で6年生活していた頃、バイクの免許を取りに行ったことがあります。
もうかれこれ20年以上前の話ですが、当時の台湾のバイク免許は2種類で、“50cc以下”と“51cc以上”の2種類。
今はどうなのか知らない。

ある日、当時ルームメイトだったマレーシア人のサイモンが「ヨシダ!バイクの免許欲しくないか?取りに行こうぜ!」と軽いノリで言ってきたので、「いいよ」とこっちも気軽に答えて免許を取りに行くことになりました。

詳しく話を聞くと、50問の○×式問題を45問以上正解し、後は簡単な運転技術の試験にパスすれば1日で取れるらしい。

原付の免許取りに行くのと同じですな。

で、問題集の参考書を買ってきて「これは○、ここは引っ掛けだから×」と2人で数日間勉強をして、いざ試験を受けにいく日が来ました。


その日、朝早くからサイモンはどこかに出掛けて行き、暫くすると90ccのスーパーカブに乗って帰ってきました。

店主「あれ!?サイモン、そのバイクどうした!?」

サイモン「友達のバイク借りてきた。これがないと技術試験受けれないからな(笑)」


(笑)って...

店主「免許ないのに乗っていいの?」

サイモン「バイクがないと試験受けれないって言ってるだろ! さあ、さっさと後ろに乗れよ!」


無免許のサイモンが運転するバイクの後部座席にまたがりながら「こんなんでいいのか?」「今、警察に捕まったらどうなる?」と思いながら交通局の試験場まで行きました。


午前中の○×問題の学科試験を難なくクリアして、午後からいよいよ実車による運転試験。

小さな裏庭みたいなところに10m×5mくらいで幅が50cmくらいの大きな“8”の字がアスファルトに書かれていて、その8の字の上をはみ出さずに運転できたら合格というものらしい。

何十台、いや、100台以上は集まっているだろうか、さながら暴走族の集会場のような雰囲気の中、順番にそれぞれが持ってきたバイクに乗って8の字の上をフラフラと運転していく。

いよいよサイモンの順番が回ってきて、すんなりとはみ出さずに運転した。

そりゃそうだ、宿舎からここまでヤツが運転してきたんだから、8の字くらい楽勝だ。

サイモンがバイクを店主に渡し、「落ち着け」と声を掛ける。

そしていよいよ店主の順番が回ってきた。
日本にいるときも原付乗ってたし、ゆっくり走れば特に難しいという訳でもない。

難なく合格。

サイモンが走り寄って来て「ヨシダ!運転上手いじゃないか!」と大喜び。

バカにするなよ、サイモン!(笑)


で、1つ気になったことを彼に尋ねた。

店主「ところでサイモン、僕らの免許証は2種類のうちのどっちをもらえるの?」

すると何をバカなことを聞きやがる?という顔で

サイモン「乗ってきたのが90ccだろ。だから51cc以上の方に決まってるだろうが!」

え?

持ってきたバイクの大きさで決まるらしい。
今の試験で中型の400ccだろうがナナハンだろうが1200ccでも乗れるようです。

ま、まぢで!?


実際、免許所得後、台湾で125ccのベスパに乗っていた腕時計修理専門店トゥールビヨン店主
日本に帰ってきてから免許の書き換えをすれば良かったと後悔しています。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )