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腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



4月5日のブログのコメントでモーリ様から「映画『クロッシング』でドン・チードル演じるタンゴが着けている腕時計が何か?」というご質問をいただき、昨日やっとその映画を見ました。
モーリ様、大変お待たせ致しました。
決して忘れていた訳ではございません。

こちら↓


『クロッシング』(日本公開2010年10月)

3人の刑事。1つの事件。それぞれの正義が交錯する...。


監督は『トレーニング デイ』のアントワン・フークア。

ニューヨーク、犯罪多発地区ブルックリンで働く3人の刑事たち。
退職目前のベテラン警官エディ(リチャード・ギア)は野心や情熱を抱くことなくひたすら無難に過ごしてきた自身の警官人生に空虚感を感じていた。
一方、麻薬捜査官のサル(イーサン・ホーク)は病弱な妻と子供たちに約束した新居の購入のため、金の工面に奔走していたが、麻薬捜査の度に目にする大金を前に自らの正義感の間で大きく揺れていた。
そして、危険な潜入捜査官の任に就くタンゴ(ドン・チードル)は、自分の人生を犠牲にせざるを得ない状況に疲弊していく中で、潜入しているギャングのボス(ウェズリー・スナイプス)の人間味に魅かれ始めていく。
決して交わるはずのなかった3人の刑事たち。
ある日起きた警官による強盗殺人事件をきっかけにそれぞれの“正義”は思わぬ形で交錯する。
3つの不揃いな正義がぶつかった先には、衝撃の結末が待っていた...。

大物役者が勢ぞろいしたクライムサスペンス。


映画の感想は...

見終わった後、ゲンナリしてテンションが下がってしまいました。
爽快感や痛快感は全くなし。
映画全体が暗く陰鬱で、終わり方も気持ちをズンと沈みこませるエンディング。
麻薬、売春、暴力、人種差別、貧困というアンダーグラウンドなテーマが映画全体をより一層暗くさせています。
それがリアリティなのかもしれないが、この映画を観て「ニューヨークに行ってみたい」と思わなくなる人もいるはず。
『ブラックレイン』を観て、「大阪に行ってみたい」と思わなくなったのと同じ。
ダークさが最初から最後まで物語を支配しています。

40点くらいかなぁ。
(厳しい?)
だってもう一回観たいと思わないもの。


で、問題のタンゴの時計ですが、映画を通してチラチラと写るんですが、なかなかアップになってくれない。
クロノグラフってのは間違いないが。
一番のアップのシーンが冒頭から22分08秒のこのシーン。
こちら↓


ケースの大きさ、形状、ブレスデザインから察するに、恐らくブライトリング・フォー・ベントレーのベントレーGTではないかと思われます。
これ↓
 ベントレーGT Ref.A362G80BRC 定価69万3000円

このSSブレスモデルではないかと...

違うかなぁ?
ちょっと違うような気もするなぁ。
違ったらごめんなさい。

映画と同じでモヤモヤ感が否めない結果となってしまいました。


こんな感じで今日のブログのエンディング(笑)


リチャード・ギアのジジイっぷりにちょっと愕然とした腕時計修理専門店トゥールビヨン店主
『愛と青春の旅立ち』や『プリティ・ウーマン』の印象が強いからなぁ。
そう言えば、先日昼のワイドショーでチラッと出てきたマイケル・ダグラスもヨボヨボだったし。

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