腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



昨日、仕事が終わってから、近くの病院へ行ってきました。
早いほうがいいかなと思って。

整形外科で診察してもらって、首のレントゲン撮ってもらいました。


まずは診察。
結構年配の(おじいちゃんまでは行ってない)先生でした。


先生「ほほぅ、車運転してて、後ろから追突されたの」

店主「はい」

先生「どこか痛い所ある?」

店主「背中の肩甲骨辺りと首の筋肉に張りがあるような感じと、右太ももが打ち身のような感じで痛いです」

先生「どれどれ」

指揮者の指揮棒のような白い棒の先に黒いゴム製の輪っかの付いた器具で腕や足の骨をゴンゴン叩かれた。

先生「どう?痛い?」

店主「い、いえ」(実際はかなりの力で叩かれたので、その叩かれた痛みはあったが)


次に腕を持たれてグリグリと肩を回され、次に頭を持たれて首を前後左右にグリングリン回された。

先生「どう?痛い?」

店主「いえ、痛くないです」


看護婦さん「じゃあ、握力測りましょ」
看護婦さんも先生に負けずなかなかの高齢。(失礼)

まずは右から。

グイ~ン!
49。

看護婦さん「凄いねぇ~~」

凄いのか?

左は力が入らず40。

握力測ったのって、高校生以来かも...



先生「じゃ、レントゲン撮りましょう。一旦外で待っててください」

店主「はい、ありがとうございました」


待つこと数分、レントゲン室のドアが開いて別の先生がヒョコッと顔を出し

先生「吉田さん、入ってください」

レントゲンの先生も高齢。
茶髪でロン毛のチャラチャラ系レントゲン技師(そんなのいるのか?)なら不安だが、年季が入っている感じで安心。

店主「はい」

先生「じゃあ、ここに立って」


レントゲンの器具の高さを調節して正面から首の辺りを狙って...
先生が部屋から出て行き、一人ぼっちにされ...


ピー! バシャッ!


先生が入ってきて、器具からフィルムを抜き取ります。

先生「はい、次は横を向いて」


え!?ま、まだ撮るの!?

新しいフィルムを装填して、また部屋を出て行った...


ピー! バシャッ!


先生「はい、終わりました」

店主「ありがとうございました」


レントゲン室を出て、廊下のベンチに腰を掛ける。



嗚呼...


レントゲン1回50マイクロシーベルト、2回で100マイクロシーベルト。
レントゲン1回50マイクロシーベルト、2回で100マイクロシーベルト。
レントゲン1回50マイクロシーベルト、2回で100マイクロシーベルト。
レントゲン1回50マイクロシーベルト、2回で100マイクロシーベルト。


震災前(正しくは原発事故前)だったら思いもしない言葉を呪文のようにつぶやいて、ぼんやりと目の前の壁のパネルに目をやったら、ある文章が飛び込んできた。

このパネル↓


この部分↓





デ、デジタルX線!?

従来より少ないX線量で撮影できる!?

被曝量が少ない!?


じゃあ、1回で何マイクロシーベルト!?
じゃあ、1回で何マイクロシーベルト!?
じゃあ、1回で何マイクロシーベルト!?
じゃあ、1回で何マイクロシーベルト!?


12回くらい繰り返していたら、診察室のドアが開いてさっきの看護婦さんが顔を出し

看護婦さん「吉田さ~ん、入って」

店主「は、はい」

診察室に入ると、首の骨がクッキリ写ったレントゲン写真が先生の机の上のバックライトの付いたパネルに貼り出されていて煌々と光っていた。

先生「これ、首の骨ね。1、2、3、4、5、6、7...で、こっちが横からの写真で、骨が1、2、3、4、5、6、7と...」




しばしの沈黙...







先生「真っ直ぐ!」






とりあえず診断書を書いてもらって、湿布と塗り薬を貰って帰ってきました。


骨に異常がなくて良かった。
まずは一安心。



気になることがあって、家に帰ってすぐパソコン開いてヤホー!で調べました。







店主の握力、思いっきり平均値。



デジタルX線が1回何マイクロシーベルトなのかは調べていない腕時計修理専門店トゥールビヨン店主
小さい頃から小魚(めざし)と納豆、牛乳が大好きだったので、骨にはムチャクチャ自信があります。

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