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腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



足腰が猛烈に筋肉痛の店主です。

あれだけ歩いたのは小学校の金剛山の登山以来ではないか?


<2010アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ パナソニックオープン観戦記>

ゴルフに興味のない方はスルーしていただいて結構です。
(長い文章なので。でもおもろいよ)


4時50分に起き、6時15分に梅田の紀伊国屋書店入り口横のBIGMAN(大型モニター)で叔父と待ち合わせ。
阪急で新開地まで行き、神戸高速鉄道に乗り換え木津駅に8時頃到着。
ゴルフ場行きのシャトルバスに乗ること10分。
六甲国際ゴルフ倶楽部に着きました。


第1組は7時スタートなので、もうすでに何組かがスタートしています。

入り口でパンフレットと組み合わせ表をもらい、いざコースへ出陣です。

コースレイアウトと組み合わせ表を交互に確認して、第8組の尾崎将司と深堀圭一郎(8:03スタート)に付く事にしました。
(石川遼君は11:19スタート)


で、出た!
ジャンボ!
この日は真っ赤なウエアに黒の3タックのブカブカスラックス。
雰囲気あります。
深堀はスマートで、どちらかというと華奢な体系。
(これは後から分かることですが、最近のプロは皆スマート)

OUTの1番から9番までジャンボの組に付いて回り、ハーフを終えてクラブハウスまで戻ってきました。
時計を見ると10時を少し回っていました。

もうドライビングレンジ(練習場)に遼君が来てるかもしれない、ということで、慌てて練習場に行ったら...

朝着いた時には見なかった黒山の人だかり。
そばに近寄ると、片山晋呉、谷原秀人、丸山茂樹、宮里聖志など普段テレビで見る有名選手が並んでアイアンやドライバーの練習をしていました。

超ビックリと感激。

さまざまな道具を使って変わった練習をすることで有名な片山晋呉の真後ろでジックリと練習を見れたのは最大の収穫。

プロはあんな風に打つのね。
文字で説明するのは難しいが、まるでロボットのように規則正しく何発も同じところに(100ヤード付近)打ってました。

ふと宮里お兄ちゃんの先を見たら、パナソニックカラーの青のサンバイザーに同色の細いパンツ姿の遼君を発見。
ピシッ!ピシッ!とスプーン(3番ウッド)を打ってました。
明らかに我々のドライバー以上の飛距離。
暫く口をポカンと開けたまま見惚れてました。

時計を見たら10時45分くらい。
遼君のスタート時間まであと30分ほどです。
先に昼ご飯を食べておこうということで、ドライビングレンジの横のフードコートでご飯を食べることにしました。

簡易のフードコートがあちこちにあります。

慌ててお弁当をかき込みました。

食べ終わった後、練習グリーンでパッティングしている遼君を横目に1番ティを目指します。


もうすでに1Hのティグラウンドは人で埋め尽くされています。
TVカメラも10台以上はありました。

観客席へ上がる階段を上りきったところで、何とかティグラウンドを見渡せる場所を確保。
もちろん立ち見です。

昼からスタートの1組目は谷原秀人、そして先週の輪厚で優勝した池田勇太君。
大ギャラリーの拍手でティオフしていきました。
谷原もスマートです。
(池田君はジャンボタイプ。貫禄十分。)

そしていよいよ主役の登場。
2組に石川遼、遼君の先輩の薗田君、そしてオーストラリアのA・ドット。

猛烈な歓声の中、遼君組もスタートしていきました。
大勢のギャラリーもゾロゾロと遼君を追いかけます。


我々は次の組の片山晋呉、丸山大輔、そしてその次の丸山茂樹、藤田寛之、そしてその次の谷口徹、宮本勝昌までを1番ティで見てから4番ホールのグリーンへ移動。

暫く待っていると谷原と池田組が来ました。
谷原2オーバー、池田君イーブンパーで迎えた4番ロングホール。
谷原はキッチリバーディを取って1オーバーとし、池田君はパーでホールアウト。

そして遼君の組が来ました。
遼君はここまでの3ホールを1アンダーで来ているようです。
そして我々の待つ4番(ロング)で果敢に2オンを狙ってきました。
2打目はグリーン奥まで行きましたが、3打目はパターでしっかりと寄せてバーディを取り、スコアを2アンダーにしました。

4番をホールアウトし、次の5番に向かうところで、遼君の距離まで2mほど近くに接近し

「ナイスバーディ!」と声を掛けると右手をサンバイザーのヒサシにちょっと手を添え、軽く会釈を返してくれました。

口元はキリッと引き締まってました。




「惚れてまうやろーーーーー!」(Wエンジン風)


おばちゃん連中が夢中になるわけです。

格好良いです。
礼儀正しいです。


そこからは遼君に付いて回りました。

何ホールか付いて回っているうちに、大ギャラリーからちょっと離れた所からサングラス越しにジッと遼君のプレーを見つめる白髪の男性の存在に気付きました。


そう、遼君のお父さんです。

遼君のプレーも気になるが、お父さんの存在も気になる(笑)

ラウンド中の選手に握手を求めるのは無理だが、お父さんに握手を求めるのも妙だし...



そしてプレーが進み、17番のパー3(210ヤード)。
遼君のティショットのボールはグリーンを外し、手前の深いラフに捕まりました。

2打目をどこまで寄せることができるか?

同組のドット君(我々周りのギャラリーは彼のことを友達感覚でドット“君”と呼んでました)はグリーン左横のガードバンカーから直接チップインし、バーディを取りました。

ギャラリー大歓声。

ここで、ふと横を向いたら、何と、すぐ隣に遼君パパが立ってました!

超ビックリ!


マジマジとパパを観察している間に、遼君のアプローチがピン奥1mほどに付きました。

更にマジマジとパパを見ていて、どえらいことを発見。


パパの腕時計です!

昨年の男子プロの賞金王、スポンサー契約料が数十億の石川遼の実父。


果たして...



メーカー不明の安物のクォーツ時計(ベルトはウレタンゴム)でした!
恐らく1980円か2980円程度の代物だと思われます。
違ってたらゴメン。
でも間違ってないと思います。(時計修理屋の目はごまかせません)


お父さん、ダイヤチリチリのオーデマ・ピゲとかピアジェとか着けてもいいんですよ!
全然大丈夫。


ちなみにサングラスはスワンズでした。


最終ホール、遼君は惜しくもボギーでホールアウトしましたが、初日は首位と2打差の9位タイの2アンダー。
まずまずの好位置です。

今日も頑張って、日曜日の決勝ラウンドへ進んで欲しいもんです。


昨日は結局ほぼ1ハーフ(18+9ホール)を歩いて回りました。
しかもフェアウェーではなく、森や林の中のアップダウンをです。

足腰の筋肉が限界だ!と悲鳴を上げています。

昨日は帰ってお風呂に入った後、スポーツニュースで店主が映り込んでいないかをチェックしようと12時近くまで起きていましたが、不覚にもベッドに横になって眼鏡をちょっと外したら...気が付いたら朝でした(><)


数日前、母親に「金曜日、臨時休業して奈良のおっちゃんと遼君のゴルフ見に行くねん」と行ったら


母親「ほぅ! あと2人は誰や?」

店主「え?おっちゃんと2人やで」

母親「2人だけで回るんかいな」

店主「...  ひょっとして、僕らもプレーすると思ってる?」

母親「あん?ゴルフしに行くんとちゃうの?」



本気で実の息子が石川遼君とトーナメントを戦うと思っていた腕時計修理専門店トゥールビヨン店主の母親
優勝したら獲得賞金の半分をおかあちゃんにあげます。

帰り際に唯一撮った一枚↓
 ゴルフ場内での撮影は禁止されています

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