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 トランプを当選させた「救世主幻想」も、ロシアFSBの計画だった

2025年07月29日 | これから何が起きるのか?

 トランプがロシアFSBのエージェントになったのは、すでに40年以上前のことだ。しかし、KGB(FSBの前身スパイ機関)がトランプをターゲットに定めたのは1977年だったという。
 トランプは、KGBにとってロシアのエージェントというよりアセット(橋頭保人材=たとえば中国にとっての林芳正や岩屋毅)の役割を期待されていた。

 【元諜報員のユーリ・シュヴェツはガーディアンに対し、KGBがトランプ氏をアセット候補として見出したのは1980年代だったとふり返った。
トランプ氏がモスクワ旅行から帰ったあと、西側を批判し、ロシアを擁護する言説をくり返すようになったため、驚いたという。

 かつてプーチン大統領もその一員だったKGBが、トランプ前大統領をアセットとして40年間育成し、結果として西側陣営を批判するロシアのプロパガンダをアメリカでまき散らし、きわめて素晴らしい役割を果たしてくれたと、元諜報員がガーディアンの取材に対し語った。

 シュヴェツは英ガーディアンの取材に対し、KGBは1980年代、当時新進気鋭の不動産デベロッパーとして頭角を現し始めていたトランプに、アセット候補として目をつけた。
「リクルートされた時点では、誰もがこれから学ぶ生徒のようなもので、その後(KGBの諜報員に『育成』され)重要な存在になっていく。トランプの身にもそうしたことが起きたということだ」

 著者のクレイグ・アンガーによれば、トランプがKGBのターゲットになったのは1977年、チェコスロヴァキア(当時)のモデル、イヴァナ・ゼルニコヴァと最初の結婚をしたころだった。

 「トランプは(幾多いる)アセットのうちの1人だった。この男をしっかり育成して、40年後に大統領にしてやろうといった、壮大で手の込んだ計画が当初からあったわけではない」
 「トランプはさまざまな意味で、完璧なターゲットだった。虚栄心が強く、ナルシストな彼の性質は、リクルートする相手としてうってつけ。40年間育成を受け、その性質が花開いたわけだ」(アンガー)

 トランプが1987年に出した著書『トランプ自伝~不動産王にビジネスを学ぶ』には、「ソビエト政府の協力を受けクレムリン(=ソ連共産党の中枢、その後ロシア連邦政府を指す)の向かいに巨大な高級ホテルを建設するため」モスクワを訪ねたとの記述がある。】

  「KGBはトランプ前大統領を『協力者』として育成してきた」元諜報員が証言。英ガーディアン報道 Feb 1, 2021,
  https://www.businessinsider.jp/article/228854/

  アメリカを、取り返しのつかないほど破壊しているトランプ政権 2025年03月11日
 https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6190980.html

 アメリカ非常事態!まるでリアル24、プーチンとトランプによる壮大な米国乗っ取り作戦 2025年03月05日
 https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6190980.html

  トランプは、共和党を支える底辺の人たちや、底辺の労働者・移民労働者の支持を受けて、「Qアノン」に代表されるいわゆる「陰謀論」=アメリカには影の政府(ディープステート)が存在し、バイデンらは政府の陰で、アメリアの資産を勝手に横流しをして猟奇的(小児性愛や人肉宴席)な生活を送っている…という妄想論を信じ込んだ人たちによって、大統領の地位を獲得した。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/Q%E3%82%A2%E3%83%8E%E3%83%B3

 驚いたことに、LA警察官のゆりさんや、深田萌絵まで、この奇怪な陰謀論を信じトランプが救世主であるかのような幻想を抱いていた。それを信じたYouTube視聴者にまで、この妄想が拡大した。
 それどころか、左寄りの阿修羅掲示板の、赤かぶ氏や魑魅魍魎氏、植草一秀や田中宇、櫻井豊彦らも、そんなデマ情報を信じて、トランプ支持を表明していた。

 正直、2016年の登場のときから、トランプの正体を「人間のクズ」と決めつけていた私は唖然としてしまい、「おめーら、どこまでアホなんじゃ!」と怒鳴ってしまった。
 ネット上では、フィフィや藤井厳喜、木村太郎、堀江貴文らもトランプを熱烈に支持した。
 私のブログの読者にも、トランプ救世主妄想を書き込む人がいて、私は本当に驚愕させられた。

 トランプ熱烈支持者とは、いったい誰なのか
地方に住む白人・非知識者層が覚醒した2016/11/10
 https://toyokeizai.net/articles/-/144507

 たとえば、アメリカ版霊界通信で知られた「マシュー君からのメッセージ」のなかで、トランプ支持妄想が書き込まれていた。
 https://moritagen.blogspot.com/search?q=%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97
 https://ameblo.jp/mirai-michi/entry-12413161588.html

 実は、私は「マシュー君のメッセージ」が本物の霊界通信かもしれないと騙されていたのだが、トランプへの熱愛支持ぶりを見て、これがインチキ通信であることに確信を持った。
 本当の著者は、亡くなったマシュー君の母親で、スザンヌ・ワードというフリーライターだという。
 早い話、共和党の熱烈な支持者で、陰謀論に洗脳された知識人だったというわけだ。

 今回、トランプ当選の原因が、ロシアFSBの工作によって、「トランプ救世主幻想」のためにQアノンのような陰謀論がアメリカに拡散され、それに騙された人たちが、アメリカ社会を根底から変える救世主であるかのように勘違いさせられてトランプに投票し、大統領になったこと。
 トランプ当選の背後にある陰謀論の世論操作は、何十年も前からロシアで準備された工作だったことを、ボグダンが時系列で詳しく説明している。

 衝撃ニュース!エプスタイン文書にトランプの実名が…!──もしこれが事実なら、児童買春スキャンダルの“国家関与”が確定し、…
 https://www.youtube.com/watch?v=TekV2XIYK6Y&ab_channel=BOGDANinUkraine

 なぜトランプは“ここまで”ロシアをかばい続けるのか?──プーチンに絶対服従せざるを得ない“禁断の過去”と、KGBとの“30年の主従関係”について解説します。
 https://www.youtube.com/watch?v=3zx3Qv0BKAA&ab_channel=BOGDANinUkraine

 ボグダンレポートの文字起こしをするつもりだったが、長すぎるので、私が勝手にエッセンスを抽出して記載する。
 
① エプスタインの小児性愛ペドフィリア島の顧客名簿が、2006年、たくさんのビデオや写真とともにFBIに押収された。
 トランプは、この事件の証拠開示を大統領選の公約に掲げていたが、2025年、大統領に当選すると、FBI長官に自分の腹心を指名し、名簿は存在せず、事件はすべて終わった、これ以上の捜査もしないと発表させた。
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2025022100344&g=int

 ② これが、トランプ陰謀論を支持してきた支持者=MAGAの怒りを買った。https://www.bbc.com/japanese/articles/c79q22gj1p8o
  https://www.bbc.com/japanese/articles/c4g817mxydxo

 ③ エプスタイン=ペドフィリア島の顧客名簿にトランプ自身が含まれていることを、WSJやBBCが報道し、イーロンマスクも暴露した。
 実は、今のトランプ妻、メラニアもこの島でエプスタインがトランプに紹介したことが暴露された。
 トランプは、ホワイトハウスからWSJを追放し、イーロンも国外追放すると発言した。

 ④ CBSTVが、33年間続いた「コルベア」という報道番組を突然、打ち切った。理由は、司会者のコルベアが、トランプを「エプスタイン事件の情報を大統領権限で隠蔽した」と批判したことで、トランプ政権がCBSに圧力をかけたのだという。

 ⑤ 2003年、エプスタインの共犯者、ギレーネ・マクスウェル(未成年者誘拐性的搾取罪で懲役20年の服役中)が有名人からもらった「お祝いカード」のなかに、トランプのものが含まれていた。
 これで、トランプとエプスタインが深い友好関係にあったことが明らかにされた。

 このカードには、トランプの手によって、女性器が描かれていた。これをWSJが記事にしたことで、トランプは激怒して、「これはフェイクニュースだ!」と決めつけ、WSJをホワイトハウスから締め出した。
 なお、現在トランプはギレーネを大統領恩赦によって釈放することをほのめかしている。

 ⑥ エプスタインは、1953年生まれのユダヤ人だが、彼が投資家になって大成功したプロセスは謎に満ちている。
(トランプもエプスタインも資金の出所がFSB工作である疑いが出ている)
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%97%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%B3

 ⑦ エプスタインは、フロリダやバージン諸島に複数の豪邸を所有し、未成年を含む、非合法な性的で卑猥なパーティを主催していた。
 エプスタインは、プライベートジェット機を保有していて、これが「ロリータエクスプレス」と呼ばれていた。

 ⑧ このエプスタイン未成年性的搾取パーティの顧客は、アメリカの主要な財界人、政治家、権力者たちばかりで、
 ビルクリントン(元大統領)・ビルゲイツ・オバマ(元大統領)・ロバートケネディジュニア・アンドリュー英王子・アランダーショビッツ(トランプ専属弁護士)・エフドバラク(イスラエル元首相)・ミックジャガー・ディカプリオなど多彩なメンバーが含まれている。
 そして、トランプが頻繁に訪れていたことが記録されている。

 ⑨ トランプが付き合っていた若い女性たちは数名いるが、今のメラニア婦人も含めて、ほとんどをエプスタインが紹介したと、自身で豪語していた。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97
 
 ⑩ エプスタインの収入源は、不明だが、ビルゲイツが数千万円を彼に送金していた記録が残っている。おそらくペドフィリア島の利用料と思われるが、これが原因で、ゲイツはメリンダから離婚された。
 多くは、有力者に未成年の少女をアテンドして、見返りに巨額の財をなしたとみられている。

 (アマ註=ここで私見で申し訳ないが、私は、エプスタインが、トランプと同じようにアメリカ政府を陰で支配するために、ロシアFSBが送り込んだ工作員だと思う。
 これらの資金は、ロシアから送金されたと…。ロシアにとって、アメリカ要人の未成年者性的搾取のスキャンダルは、核ミサイルよりも大きな威力だ。現在、中国が同じことを自民党議員に行っている)

 ⑪ 2019年、エプスタインが再逮捕されたとき、FBIは10万本のビデオを押収した。これは、エプスタインが主宰した未成年者性的搾取パーティの動画を記録したものだった。
 米政府と司法当局は、このビデオが未成年者の性的映像という理由で公開を拒否している。(児童ポルノという位置づけ)

 ⑫ エプスタインは、アメリカ社会の主要人脈、要人を小児性愛パーティに招待して、それを撮影したビデオを通じて致命的な弱み、生命線を掌握していたことになる。
 そして、こうした顧客たちは、アンドリュー王子ただ一人を除いて、現在もなおトップの地位に君臨している。つまり、米政府が事件を隠蔽している。

 ⑬ エプスタインは、ヴィクトリアシークレットという巨大なブランド下着企業から100億円を超える邸宅をプレゼントされている。
 創業者のレスリー・ウェクスナーは、1990年代から、資産管理業務をエプスタインに委任しており、巨額の資産を管理させていた。
 エプスタインは、ビクトリアシークレットの名前を利用して、若い娘に接触し、拉致監禁していた可能性がある。

 ⑭ アンドリュー王子は、未成年者性的搾取の罪で告発されたが、エリザベス女王が自ら、それを阻止した。
 これを告発した女性は、バージニア・ジェフリーで、未成年のときに王子と関係を持ったと証言した。
 バージニアは、豪州の農場に隠れていたが、ビルゲイツやオバマなどの淫行を告発した直後、自殺を装って殺害された。
 https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6199388.html

 ⑮ エプスタイン島(ハイチのリトルセイントジェームス島)に滞在した証拠を突き付けられた著名人たちは、「確かに島に行ったが、小児性愛のような悪事は働いていない、ただ踊っただけだ」と証言している。
 エプスタインは、小児性愛サービスを提供した著名人だけでなく、ただの講演会や芸能公演を開催して、いわばアリバイ証明に利用していた。

 ⑯ ビルゲイツはエプスタインに数千万円のカネを送金していたが、その弁明は、「エプスタインに財務アドバイスを提供された」というものだった。
 しかし、殺されたバージニアは、ビルゲイツが未成年者少女をベッドに縛り付けて注射を行っていたと証言している。

 なお、エプスタインには、金融資格も、正規の事業経歴も存在せず、アドバイスなどありえないことだった。
 しかも、この送金は、2019年に、エプスタインが未成年者売春で有罪判決を受けてからも続いていた。(発覚後、ゲイツはメリンダに離婚された)

 ⑰ 2009年のエプスタイン逮捕は、アメリカにおける未成年者への性犯罪の常識を考えると、自宅禁固2年と不可解に軽い判決になった。広い自宅のなかで自由に活動でき、外出以外の制約のない「禁固刑」だった。

 この事件は、当時の国家権力によって矮小化され、もみ消されてきたのだ。
 当時オバマ政権であり、そのオバマ自身がエプスタイン島の有力顧客だったとバージニアが告発している。オバマの性癖は、男子児童へのグルーミングだった。

 ⑱ エプスタインは、2019年8月、謎の「自殺」を遂げる。
 2009年、彼が監禁されていたとはいうものの、事実上の制約のない自由な軟禁であり、とても小児性犯罪者の扱いではない。この緩刑の背後には、フロリダ州地方検察官のアレクサンダー・アコスタという人物がいた。

 アコスタは、後にトランプ政権で労働長官を務めた。アコスタは、「上からの指示で、エプスタインに手を出すな」と言ったと証言。当時の上とはトランプ大統領のことだ。
 エプスタインは諜報機関とも関係がある(エージェントだった)とも証言。

 ⑲ エプスタインは、司法権力にとってアンタッチャブルな存在だった。
 アコスタは、エプスタインとの間で不可解な「司法取引」を重ね、重大犯罪に問われず釈放された。この不可解な出所について、2018年にマイアミ・ヘラルドが告発記事を書き、これが大問題になったことで、再び逮捕された。
 背景には、SNSが発展し、ネットで大きな話題になったことがあった。

 ⑳ エプスタインは、再逮捕後、自分を裏切って投獄させたエリートたちに復讐する意思を持っていた。そこで、次々に真実を明らかにした。
 エプスタインは逮捕直後から自殺未遂を図ったといわれたが、同房者はまったく知らないと証言。
 その後、エプスタインは自殺防止房に入れられたが、看守が「居眠り」しているうちに「自殺」したとされたが、監視カメラは2台とも同時に故障してた。同房者も排除されていた。遺書や証言も存在せず、巡回監視もなかった。

 アマ註=この「自殺」だが、エプスタインに喋られては困る要人による他殺説が有力だが、バージニア・ジェフリーは、殺される前に「エプスタインは生きている」と証言した。権力の手引きで脱出して、海外逃亡したのだという。
 もしもエプスタインがFSBエージェントなら、容易いことだろう。
 もしも本当に「自殺」だったなら、上のような監視体制の欠落はありえない。バージニアは、秘密のネットワークにアクセスできた可能性がある。

 ㉑ トランプとエプスタインの事実上の正妻だったギレーネ・マクスウェルとの関係が、現在問題にされている。
 ギレーネは、未成年者性的搾取で20年の懲役刑に服しているが、公判中、完全黙秘を貫いた。
 トランプは、ギレーネに同情し、大統領恩赦の話までちらつかせている。

 ㉒ トランプの支持者(大半が共和党員で、福音派信者)の多くが「ディープステート」という陰謀論を強く信仰している。
 信仰1=政治・司法・財界・文化界に根を張る裏の政府が、合法的な政府を背後で操っている。憲法や司法に縛られず、世界全体を裏から操っている。
 信仰2=その闇の中核は、「エリートによる児童性的虐待ネットワーク」

 普通の善良なアメリカ市民の子供を標的にした性的暴力。それを行うのが「上級層」や、「グローバルエリート」。
 これは正義と悪をわかりやすく描く民衆神話として機能しており、現実の複雑さを一掃するような敵の像を提供している。

 ㉓ こうした「悪」をトランプが成敗してやると吹聴しながら、大統領選挙で多くの票を集めた。
 トランプは、第一回の大統領任期で、ディープステートの完全な排除ができなかった。もう一度当選すれば、それをやり遂げるつもりと公言し、それを信じてしまった人たちによって当選した。
 当選した瞬間、カナダとグリーンランドを武力で領有すると発言し、我々の想像を超える暴走を繰り返している。

 ㉔ 「悪の象徴」として「ピザゲート」と「Qアノン」という概念をトランプは公言した。
 「ワシントンDCの地下のピザ屋でヒラリークリントンが児童売春施設を経営している」との妄想陰謀がピザゲート。
 「Qアノン」とは、米政府内部に「Qアノン」という正義の工作員がいて、「闇の政府」を暴こうとしているという妄想。
 Qアノンでは、政治的武器としてトランプが救世主の役割を担っているという妄想。

 アマ註=驚いたことに、この妄想陰謀論は、驚いたことに、日本の左翼といわれる人たちの間でも信じている者がいる。
 阿修羅掲示板でも、まことしやかにトランプ救世主論が語られた。私は、それを見て阿修羅に見切りをつけた。

 ㉕ ボグダンがかつてロシアのネット陰謀論界隈を視聴していたとき、「アメリカの救世主はトランプ」というコンテンツがたくさんあった。
 今、トランプが大統領に就任して、以来、プーチンに寄り添った外交を行っている。トランプが、ロシアのために働く工作員であるとすれば、それはきちんと辻褄の合う情報だった。
 これを見て、各国の陰謀論業界の人たちが、タネを蒔いていたことが分かった。

 ㉖ アメリカの「陰謀論」は、ずいぶん前から周到に準備され、トランプをロシアのエージェントとしてアメリカに送り込むための情報工作だった。
 共和党の支持者たちは、トランプについて、「正直でまっすぐな人々の代表」として信仰している。
 それは、腐敗したエリートに対抗する唯一の存在
 ディープステートと戦う救世主
 児童性的虐待ネットワークを暴こうとするヒーロー
 という幻想だった。

 ㉗ 福音派信者や共和党員は、トランプを自分たちの代弁者だと信じていたが、エプスタイン事件をみて、まったくそうでないことに気づかされている。
 トランプ自身が、実は、児童性的虐待ネットワークの元締めの親密な友人であり、小児性愛の享楽に興じている可能性が暴露されてしまったのだ。

 ㉘ 数日前、トランプの公式支持率が34%、共和党内支持率が87%という数字が発表された。
 つまり、トランプ信者たちは、これだけ情報が公開されても、トランプの正体を見ようとしていない。
 (アマ註=それは日本も同じだ)
  まるで統一教会の信者のように、教祖様の嘘が暴かれても、それを信じようとしない。

 ㉙ Qアノン妄想の支持者たちは、世界も米政府も陰謀エリートによって利用されていて、それを打破してくれるのがトランプだと信じていた。
 トランプ自身も、自分を「善なる秘密勢力の代表」と主張した。
 「すべての悪人、とりわけ小児性愛者を牢獄に送る」とも宣言してきた。
 だが、友人であるエプスタイン未成年者性犯罪者の捜査も情報公開も葬り去ってしまった。
 
 ㉚ Qアノン神話の異常性は、小児性愛のなかで、エリートたちが子供たちを誘拐、拷問し、恐怖で生じるホルモンを抽出して飲み、不老や幸福感を得ているという、吸血鬼神話のような要素され含まれている。
 こんな荒唐無稽な陰謀論が論じられた背景には、「正義を求める欲望」と「政治的無力感」があった。
 Qアノンやピザゲートは、そうした集団的欲求の結果だった。

 ㉛ トランプは二度目の大統領に就任し、次のことを実行した。
 (1)FBI長官に、Qアノン妄想の信仰者である「ガッシュ・パテル」
 (2)FBI副長官に、陰謀系ボットキャスター、「ダン・ポンジーノ」
 (3)司法長官にフロリダ州検事の「バム・ボンディ」
  彼らは、エプスタイン顧客リストを公開すると発表し、トランプ支持者たちは固唾をのんで待った。

 ㉜ だが、公開はされず、米国司法省は、次の声明を出した。
  (1)エプスタインは自殺で死亡した
(2)「顧客リスト」なるものは存在しない
  (3)組織的な児童性愛ネットワークも存在しない
  (4)これ以上の捜査の必要もない
  つまり、「すべて終わったことだ」と切り捨てた。

 これはカトリック信者の前に現れた新法王が、「神も仏もない、宗教は嘘だ」と語るようなもので、陰謀論を支持してきたトランプ支持者たちに、絶望的な衝撃を与えた。
 トランプ信者たちの心は、現在クラッシュしている。 
 
 ㉝ トランプは、最近、エプスタイン問題から距離を置こうと必死になっている。
 (1)エプスタイン問題は、重要ではない、話題にする価値もない。
 (2)顧客ファイルなど存在しない。あるが、それは民主党が作った捏造だ。
 (3)エプスタイン捜査にかかわった女性検事を解任。
 これらの露骨な隠蔽工作により、かえって「何か隠している」と強い疑いを向けられている。
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 字数制限が近いので、また別の機会で続きを取り上げる。
 私は、上に紹介された事実を俯瞰して、トランプもエプスタインも、間違いなくロシアの工作員だと確信している。

 松原照子は、トランプが側近に殺害されるとほのめかしていた。
 トランプの側近といえば、実は、ロシアの工作員ばかりだ。
 https://www.youtube.com/watch?v=eEjj2hw1HNI

 だから、トランプが暗殺されたとしても、それはロシアがもう利用価値がないと判断したのだろう。手を下した人物は、エプスタインのように自殺を装って解放され、脱出すると私は思う。


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