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 二極化の意味

2021年12月15日 | 未分類
 並木良和は、本年12月22日(あと一週間)をもって、もう戻ることのできない二極化の時代の突入すると予告している。
https://www.youtube.com/watch?v=RkbYrj7u2PQ

 これは並木だけが言っているわけではなく、最初はバシャール(宇宙の知的生命体とのチャネリング)や、木村藤子、江原啓之などの霊能者、それに占星術師など、たくさんのスピリチュアル系能力者が口を揃えて予言してきた。

 だが、誰の言葉も曖昧で抽象的、具体的に何が起きるのかを現実感覚で消化させてくれる言葉は少なかった。
 私は、具体性のなさが面白くなくて、いろいろ調べたが、やはり見つけることができなかった。私が具体性として面白いと思うのは、日本国民を阿鼻叫喚、苦悶生活に堕としている安倍晋三と竹中平蔵が地獄に墜ちたというようなニュースなのだが、残念ながら、そんな予言を見つけることができないのだ。

 今日は、私なりの勝手な解釈で話を進めるが、二極化というのは、結局、外の世界、(対象的世界)や宇宙に起きるのではなく、一人一人の心の内側に起きるものだということだ。
 釈迦の五千もの経典に一貫しているのは「因果応報」の教えだが、その根拠は、我々が見て、感じている対象的世界というのは、実は、自分の心が作り出している虚像であって、本当の実体は、心の内側にある欲求であるという本質だ。

 つまり、我々が見て、触って、感じている外側の世界というものを作り出しているのは、心の内側の世界ということだ。世界は、すべて心の内側にある。
 だから、自分がなしたこと、思惟は、すべて寸分の狂いもなく自分に還ってくる。これが因果応報の原理である。

 これを広義にカルマと言い換えてもいいが、狭義のカルマは、自分の心を曲げて真実を正しく認識できないとき、間違ったままでの人生が進行するのだが、あるとき、自分の間違いを気づいた瞬間に、「しまった、どうしよう」という後悔の念が成立し、それは正されるまで消えることがない。これが本当の意味のカルマだ。

 「心の内側の世界に起きる二極化」というのは、自分の心に生じるカルマと向き合って克服できる心と、カルマを無視し、心の内側を見ようとせず、何もかも他人のせいにして、しらばっくれて生きてゆく心の二極化であるといえよう。

 バシャールは、二極化について、「ポジティブとネガティブ」という表現を使っている。並木も同じだ。もちろん、「ポジティブな心」というのは、自分の心の内側と向き合って、問題の本質を見抜き、何をすべきかを決められる心のことだ。
 水俣病やフクイチ事故と向き合って、具体的な被害を自分のせいにするわけではない。
 戦わなければならないときは戦う。例え、命を失っても子供たちの未来のために正義を貫くという心がポジティブである。

 ポジティブな価値観というのは、守るべき根源の基準を、今身近にいる仲間や、子供たちの未来のために尽くすことに置く、というものだと私は思う。
 逆にネガティブというものは、内なる自分と向き合わず、外側の世界に作られた虚構に目を奪われて、「今、自分が、どのように生かされているか」という視点を見失い、他人との競争心だけに囚われ、必死になって、権力や地位や蓄財に全精力を傾けている人々のことをいう。

 具体的には、「金持ちの道楽」を自慢げに見せてくれている前沢友作とか、堀江貴文、橋下徹、安倍晋三、竹中平蔵らのことを言う。彼らは、日本国内で数百万人の子供たちが今日の食事も確保できない窮乏にいても、宇宙ロケットに乗って自慢することを選ぶ人々であり、それは北朝鮮の金正恩王朝とまるで同じだ。
 彼らを見て、「これがネガティブ人生だ」と気づけば間違いはない。

 もう二度と後戻りできない、対話も邂逅もない分裂世界を、それぞれの人々が「カラスの勝手でしょ」と進み、互いの距離は永遠に離れてゆく。
 
  もう対話はできない、邂逅もない。 2020年08月21日
  http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1224.html

「心の内側を見ない」ということは、「最先端」と称する幻想にばかり囚われることでもある。
 国家という虚構のなかで、競争に勝ち誇ることばかり夢見て、自民党、保守勢力は、戦後70年を突っ走ってきた。
 新幹線もできたが、原発もできて、フクイチ巨大事故が起きた。私は、新幹線が巨大事故を引き起こすのも時間の問題だと見ている。
 新潟では本当に大事故一歩手前だった。このとき、大事故にならなかったのは、単なる偶然にすぎない。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E8%B6%8A%E6%96%B0%E5%B9%B9%E7%B7%9A%E8%84%B1%E7%B7%9A%E4%BA%8B%E6%95%85

リニア新幹線が開業すれば、乗客全員が死亡するような凄まじい事故も起きるはずだ。だが、地震大国日本という観点から容易に予想できる、新幹線事故や原発事故も、競争観念に囚われた国家主義者、優越主義者たちには、それが見えないのだ。
 これがネガティブな人々の本質的特徴である。

 もしもポジティブな人たちなら、リニア新幹線を作るだけの超巨額費用で、日本中の主要幹線鉄道を高架化して、踏切を廃止し、ほとんど事故の起きない安全な交通機関に変えることができるし、過疎地帯の隅々まで鉄道路線を通わせて地方を活性化できるはずだと思う。
 こういう国家主義の見栄から解放された、人々の利益に奉仕できる発想をポジティブというのだ。

 12月22日、二極化を行き来できる最後のゲートが閉じてしまい、もう互いに行き来できなくなる。
 つまり、子供たちの今日の食事よりも、見栄としての宇宙旅行を選択した人々は、銀河の向こうに去って行く。バシャールは2050年頃、ネガティブ側に向かった人々が消えてしまうと予言した。位相がずれて、我々から見えなくなるというのだ。

 ポジティブ側に立つ我々は、差別のない誰もが平等に生きて、喜びも苦しみも共有できる社会を作り出してゆく。
 だから、新幹線などいらない。昔通りに駅弁を食べながら、ゆっくり長い旅を楽しめばよい。高架化された鉄道では事故も起きない。
 何より、「金持ちがもっと金儲けをするための道具」である自動車とか、さまざまな産業機器、コンピュータ、IT・AIも必要ない。

 代わりに、人々が健康を維持するための超長距離の安全なサイクリングロードを整備し、ゆっくりと全国旅行を楽しめるようにすればいい。
 日本アルプスには、国営の山小屋を整備し、誰でも安全な山旅を楽しめるようにする。
 医療も特権を廃止し、「本当に病気を治せる医師」を選べるようにする。

 ポジティブな世界には、誰一人、他人を「遅い」と攻撃する者はいない。
 合理化など誰も目指していない。一人一人が心豊かに、人生を楽しむことが先決なのだ。そこには追い詰められた人々はいない。みんな解放された豊かな心の持ち主ばかりだ。

 それで、食料が行き渡るか? 全員が良い家に暮らせるか? できるさ。人が人を助ける解放されたポジティブな心があれば、現在の労働量の十分の一でも、みんなが豊かに暮らしてゆけるのだ。
 今は、みんなの生産量の9割を、大金持ちがもっと大金持ちになるために掠め取ってゆく社会なのだ。

 ポジティブな社会では、誰も苦しまない。誰も飢えない。誰も落ちこぼれない。コンピュータもいらない。代わりに、たくさんの動物の友達がいる。やがて、そんな快感で占められた社会がやってくる。
 社会を悪くさせるだけの競争主義者、ネガティブな人々は、もう我々とは別次元の世界を歩み出し、もう二度と還ってこない。

 バイバイ! ネガティブさんたち……