冬龍門の日記

スキーティーチングスクール冬龍門の日記

チューンナップ・グランデ

2010-11-07 19:28:23 | Weblog
シーズンの準備が始まり、今日は自分のつかているスキーのチューニングにチューンナップショップのグランデスキーを持って行って来ました。
オーナーの中山さんは、スキー業界でも知識と経験豊富な希少な一人で、きめ細かなチューンを行っています。
昨今ビベルやストラクチャーがチューンの話題を賑わしていますが、何のために、どうしてこれらがどの程度にしたら本当に有効かが、分っている一人です。
ビベルとは、通常時フラットな滑走面よりエッジを僅かに低くすること、滑る時にスキーに体重(負荷)が掛ってスキーがたわんだ時に、スキーが反り返って滑走面が引っ張られてエッジが高くなるからビベルが必要なのです。と云っても光を透かして見るほどのミクロの世界の事ですが、人工雪などでは大変大きな影響があります。
滑走面は起伏やキズが無く滑らかな方が、抵抗が少なく操作性と滑走性が良いのは当たり前のことで、ストラクチャーの溝が深いのは、凸凹が大きいことになり滑走性や操作性が低下してしまうことは明白です。
従ってストラクチャーは、光に透かして見て分かる程度がWCレースの基本です。
目に見えるようなストラクチャーが入っているとしたら、改めて再確認する必要がありますので、皆さんくれぐれも情報に惑わされずに見直しましょう。

中山さん曰く、今期は光に透かして分る程度の仕上がりメーカーが増えて来たそうです。(それこそWC仕様ですね。)

写真はグランデの中山さん、私のスキーを持って頂いてワンショット。
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