某週刊誌の記事にデビューした年に中学生となり、53歳になっても松田聖子さんの追っかけをしているというファンの女性の話が載っていたけど、その話が(大迫)半端ないレベル。
デビュー当時からお小遣いだけでは足りず、親からもらった学食代までレコードやグッズに注ぎ込み、80年代高価だったビデオデッキを貯めたお小遣いで買い、ファンクラブはもちろん親衛隊(死語)のリーダー格まで努めた人で、きちんと大学を卒業して自立する資格を取得し、結婚するときもグッズやレコードを持参し、家にグッズ部屋まで作ったという。
そして夏に開催されるツアーも年末のディナーショーもきちんと行くという。
これ読んで自立出来るお金と家族の理解がないと結婚しても追っかけは無理だと思いました。
私が大江千里さんにドハマりしていたときに夏のボーナスは関東のスタジアムで開催される納涼千里天国というライブとディズニーランド行きに消えました。
そういう生活が4年続きました。
周囲の同級生が次々結婚するので慌てた親が世間体を気にしたのといい加減に追っかけを辞めさせたかったのか矢継ぎ早に見合い話を持ってきました。
そのストレスと高校卒業後から6年間勤務した会社で居場所を失くして心が折れた私は会社辞めました。
それでも金銭感覚治りませんでした。
就職氷河期の影響で再就職さえ困難でパートしか仕事はありませんでした。
その会社を辞めてから5年と5ヶ月後に結婚したけど、待っていたのはお金のない生活でした。そういったこともあり、結婚は約3年で終わり、全てを失くしました。
現在は介護福祉士として働いていますが、安定した仕事に就いても後の事を考えるとライブなんて1年に1・2回が限界です。
昨年のサザンのふざけるな!!ツアーはファンクラブ(応援団)加入者でさえ取れなくて大問題となり、そういったこともあって「なんのためのファンクラブなんだろう…。」「夜遊び聴くのがストレス」「応援する気がありません」状態となっています。
ファンクラブに対する不信以上に母親の病気で「いつまでライブ行けるんだろう」というのと「両親が死んだらひとりで生活しなければいけないし、今の家も下手すると出なければいけない」仕事柄生活保護を受けている利用者さんを見ているので不安と恐怖と絶望しかない。
部屋を片付けて行くうちに多量のグッズとかもあるので父親から「処分しろ」と言われかねないし。→離婚後に父親がうるさいのでCDシングルを処分したら大江千里さんや遊佐未森のレアな曲とかあったので後悔しました。
あるサザ友さんに「応援する形に正解はない」と言われたけど、その言葉は正論である反面、SNSの普及で自己顕示の強いファンのアピールぶりを見るとそうなってはいけないと思ってしまう。