昨日の「夜遊び」で桑田さんがカーペンターズのカレン・カーペンターを「わが心のボーカリスト」として紹介していました。
2月4日に彼女が拒食症が原因の急性心不全で亡くなってまる32年になります。彼女の死をきっかけに拒食症が知られるようになりました。
息を引き取ったのが離婚届けを出す6時間前だったというのです。
今から20年前にベネッセコーポレーション(福武書店から社名変更をしたばかり)から出た評伝「カレン・カーペンター栄光と悲劇の物語」によると言葉は悪いですが美しい歌声とは全く逆のえげつない話のオンパレードです。
兄リチャードの恋人に対する嫉妬から陰湿な嫌がらせをしたという話や母アグネスが今でいう「毒親」だったいうのです。
兄のリチャード・カーペンターもアグネスの支配と抑圧に苦しんでいました。
故飯島愛さんの自伝「プラトニックセックス」にも理不尽な体罰でしか子供に接することができない父親とその父親の抑圧に苦しみ、離婚を考えながらも子供の前で「良妻賢母」でなければいけないジレンマから子供に当たるしかなかったという母親の姿が描かれています。
現実に芸能界やアスリートの親の中には子供の成功と多額のお金が原因で支配者&銭ゲバになってしまったという話もあります。
成人式の時にブログで書いた同級生もエリート家庭だったために子供のころから大人の嫌な面ばかりを見て育ったため、優等生の裏で先生やクラスメートに対する罵詈雑言がすごかったし、成人式も昔のクラスメートに対するあてつけで出ませんでした。そんなんじゃ幸せになれない。
今放送している「流星ワゴン」で香川照之さんが演じている忠さんや「北の国から」で田中邦衛さん演じる五郎のような人が親の理想形かもしれません。私は忠さんや五郎のように他人からはなかなか理解されなくても不器用ながらも一生懸命生きるという人が好きです。
6年前にWOWOWに加入したばかりの時に休みの時にグラミー賞の中継がやっていて、WOWOWのスタジオに兄のリチャード・カーペンターが出演していました。彼はカレンが亡くなった翌年に結婚し、5人の子供がいます。親日家でもあり、何度か日本に来日しています。また日本に来てほしいです。
この本と飯島愛さんの「プラトニックセックス」と横山やすしの評伝「天才伝説横山やすし」と水原弘の評伝「黒い花びら」は必読です。
夜遊びではWOWOWのCM曲でもある「アロエ」がオンエアされましたが、年越しライブの再放送がまだ未定…。東京のいとこからダビング頼まれているし、本放送の時に天気が悪くて画像が乱れちゃったし…。
最後にいつになったらケアマネ試験の勉強をやることができるんでしょうか?