徳育社≪九州オフィス≫スタッフブログ

~高校生のための大学受験応援ブログ~

手紙屋(5)より

2015-11-21 14:09:28 | 日記
喜多川泰・著「手紙屋・蛍雪編~私の受験勉強を変えた十通の手紙」(Discover21刊)という本から、10回に分けて考えるシリーズです。

5回目は「困難を可能にするのは意志の力」です。

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勉強をしている若者は、まだ何の役にも立っていない1本の木を削ったり、磨いたり、形を変えたりして、何かの意味を自分に与えようとしているわけです。

そうすると削っている途中で迷いが生じます。

そして、
「自分という材料は、本当にこの削り方でいいんだろうか?」とへこたれたり、
「自分でつくりたいものは、本当にこれでいいんだろうか?」
と迷ったり、
「自分は何のために生まれてきたんだろう?」
と悩んだりします。

あげくに
「こんなものをつくって、意味があるのかなあ」と思ったりします。

完成までに何年もかかるものをつくろうとしているのですから、よほど強く「あるもの」を持ちつづけないと、どうしてもそう思ってしまいます。

その「あるもの」とは何か。

それは「意志」です。

これはあなたの人生すべてを左右する力を持つんです。

困難を可能にするのは「意志」の力なのです。

「一度やりたいと決めたから、それを手に入れるまでは絶対にやめない」

という意志を強く持てば、周りの意見は理解できるけれども、それに左右されることなく自分の目標を達成することができるのです。

そして、「意志の力を強く持ちつづけるために、勉強という道具を使う」
大切なのは、勉強という道具で自分を磨くことですから、将来の目標がないなら、それが○○大学合格でもいいです。

それに向って努力を続ける過程で「意志」をはじめとするさまざまな精神面を磨き、成長することができるなら、勉強という道具を十分使いこなしていることになると思うのです。
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「継続は力なり」とよく言います。

1年は365日です。8760時間、525600分です。

1分でできることは小さいですが、これが365日たつと莫大な数字になります。

1滴1滴の水滴が何年もかけて大きな岩を貫通させることもあります。

日々の小さな努力がなければ、大きな結果は生まれないということです。

意志を持ち続けることが「継続すること」とも言えるのではないでしょうか!!(^O^)


☆ドラゴン