徳育社≪九州オフィス≫スタッフブログ

~高校生のための大学受験応援ブログ~

ガンバレ3年生!!

2013-11-30 14:39:55 | 日記
11月も最終日です。

センター試験まであと49日となりました。


さあ、そろそろ「センター試験」に照準を合わせていきましょう!


今までやってきたセンターの過去問を再度やり直しましょう。

まだ、十分やれていない人は、今からでも5年~10年分やりましょう。


2次試験や私立大の「過去問演習」は減らしてください。

なぜかと言うと、出題形式や範囲が違うからです。


センターの目標点に何点足りないのかを考えて、強化するポイントを決めて課題に取り組みましょう。


それができたら「センター予想問題」(大手の予備校が出しています)に取り組んでください。

本当にセンターに近い点数が出ます。


そこから、さらに課題を見つけて取り組んでいきましょう。


この時に大切なのが、教科ごとに目標点は設定することです!

得意・不得意な教科ごとに合わせた目標点にしましょう。


基本的な暗記モノの総復習をやっていきましょう。

英単語、熟語、基礎構文など、今までやってきたものをやり直しましょう。


地歴・公民などは「一問一答」などの問題集で確認するのもいいですね。


年内にやるべきことは終わらせるつもりでがんばってください。

それでもやり残したことを、1月からセンターまではやりましょう。


そして、もう一つ大切なことは、志望校のシミュレーションをやることです!


センターの得点を3段階くらいに想定して、それぞれの時の志望校を決めることです。

センターのあとにあわてないためです。


センター後はすぐに2次対策・私立大対策に入れるようにしましょう。


個別で相談したいことがあれば、アシスタントマネージャーに連絡くださいね!


では、ガンバレ3年生!!ヽ(^。^)ノ


☆ドラゴン

学力テスト日本一は秋田県!?

2013-11-23 14:31:39 | 日記
文部科学省の「全国学力テスト」のランキングで、秋田県が2年連続1位になりました。

2007年から実施されている「全国学力テスト」は、小学6年生と中学3年生を対象に行われているテストで、2013年は全校を対象に調査しています。

私立校は2007年以来任意参加となっています。


テストの内容は小学校が国語と算数、中学校が国語と数学で、それぞれ知識力を問うAと知識活用力を問うBに分かれています。

2013年の公立小中学校・全教科の正答率を相加平均して出したランキングで、正答率の全国平均は62.1%。


最も正答率が高かったのは秋田県で69.2%、以下、福井県、石川県、青森県と日本海側の県が上位を占めています。

逆に正答率が最も低かったのは沖縄県で55.8%。これに北海道、大阪府、滋賀県と続いています。


ここでとりあげている正答率は公立小中学校のもので、私立校は含まれていませんので、私立校が多い地域では実態と離れている可能性があるので、不完全な順位だという声もあります。


あるテレビ番組で、秋田県がなぜ強いのかを調査していました。

①少人数学習・・・小中学校の1クラスが約30名。算数や理科など、苦手な子供が多い授業は20名以下で学習している。

②一斉読書・・・小中学校共に時間割の中に「一斉読書」の時間を設けている。中学生の読書率は全国1位。

③教育専門監制度・・・「スーパーティーチャー」という教えるのがウマイと認定された先生と担任と2人で授業を行う。(これは国が認めた制度で全国10県以上が導入している)

④小中学生の自宅学習率→全国1位

⑤睡眠時間(秋田県)→全国1位

⑥小中学生の朝食摂取率→全国2位

⑦小中学生の長時間テレビ視聴率→全国46位

⑧小中学生の携帯電話所有率→全国最下位


全国1位の実績は、こういった学習環境や生活習慣が大きく影響していることが推測されます。


しかし、秋田県は人口減少率が全国1位。しかも年間1万人ペ-スで減少しているので、大学を卒業しても働くところがない、東京の方へ行く人が多く、戻ってくる人が少ない。

といった問題点もあるそうです。

また、大学進学率は35.9%で全国的には下位グループに入ります。


なんだかもったいない気もしますが、いいところは見習いたいものです!

自宅で学習する時間を作る、読書をする、睡眠時間を取る、朝食を食べる、テレビや携帯に使う時間を減らす、といった当たり前のことをやることが、やはり大切なんですね!!ヽ(^。^)ノ


☆ドラゴン

予習のススメ

2013-11-17 17:39:27 | 日記
高校生の皆さん、Eテレの「テストの花道」は見ていますか?


「人は『考え方』を手に入れたとたん、頭が良くなる生き物である!」

「キミに出来ないはずはない!!」


このフレーズで始まるEテレ(NHK教育テレビ)の番組ですね。

以前にも紹介しましたが、毎年内容をパワーアップして、勉強のやり方や考え方を教えてくれています。


最近の内容で本当にお奨めしたいのが「カンタン予習法」です。


●予習の位置づけ

まずは、「わかる」と「わからない」の区別をするために『予習』を行う。

つぎに、『授業』で「わからないこと」を「わかる」ようにする。

最後に、『復習』で「わかる」から「できる」へと理解を深めていく。

これが理想的な学習のステップ。

だから、スタートの『予習』が必要!!


●英語の予習法


単語を調べる・・・これから読む文章がどういう内容かを単語を知ることで推測できる。

和訳する・・・「教科書の本文を全部訳す」のはなかなか大変な作業。わからないところを考えておくだけでも効果がある。

英文をノートに写したり、教科書の本文をコピーし、わからない単語だけを塗りつぶして赤シートで隠して暗記したりするのもオススメ。

教科書を読む・・・授業の準備としては、「読むこと」は一番手軽な方法。

読みながら「わかる」「わからない」を意識しながら、マーカーを引くなどすれば一層効果的!


●数学の予習法


事前に問題の解き方や答えを見ておくことで、「解くプロセス」を把握することができる!


●社会の予習法

高校で学ぶ内容の場合は、中学時代の教科書で事前にチェックする!

高校の教科書よりも、内容がやさしく書かれているため、理解しやすい。


●予習のポイント

授業のゴールをとらえる・・・その日受ける「授業のゴール」を、事前にとらえておけば、何を学ぶかがハッキリして、より授業に集中できる!

先生に聞け・・・予習は教科や先生、自分の生活スタイルによって、大きく変わってくる。

先生に相談したり、実際に試してみることで、自分に合った予習法を探してみる!

続けること・・・予習は、勉強習慣を身に付ける良いきっかけ。

少しの時間でも、毎日続けることで、効率的な勉強のサイクルにつながる。


全教科に共通して必要な「予習法」があります。

それは『教科書を読んでおくこと』です!


映画を観る前に、簡単なストーリを知っておくのとそうでない時とは、理解度が変わるのと同じです。

授業前の5分間でもOKですから、まずは「教科書を読むこと」を実践してみましょう!


英語や古文の予習は必須ですから、知りたい人はアシスタントマネージャーに聞いてくださいね!!ヽ(^。^)ノ


☆ドラゴン






学問のすゝめ

2013-11-09 14:39:31 | 日記
慶應義塾大学の創設者である「福澤諭吉」の「学問のすゝめ」はご存知ですよね。


その「初編」にある

「天ハ人ノ上ニ人ヲ造ラズ 人ノ下ニ人ヲ造ラズト云ヘリ・・・」という一節はあまりにも有名です。


しかしこの言葉は福澤諭吉の言葉ではなく、アメリカ合衆国の独立宣言からの引用で、この続きからが諭吉の言葉なのです。


「サレドモ今広クコノ人間世界ヲ見渡スニ、カシコキ人アリ、オロカナル人アリ、貧シキモアリ、富メルモアリ、貴人モアリ、下人モアリテ、ソノ有様雲ト泥トノ相違アルニ似タルハ何ゾヤ」

と続くのです。


現代語訳にすると、

「天は人の上に人を造らず 人の下に人を造らず と言われている。

人は生まれながら貴賎上下の差別ない。

けれども今広くこの人間世界を見渡すと、賢い人・愚かな人・貧乏な人・金持ちの人・身分の高い人・低い人とある。

その違いは何だろう?

それは甚だ明らかだ。

賢人と愚人との別は学ぶと学ばざるとに由ってできるものなのだ。

人は生まれながらにして貴賎上下の別はないけれど、ただ学問を勤めて物事をよく知るものは貴人となり富人となり、無学なる者は貧人となり下人となるのだ。」

という意味なのです。


これは学問の有無が人生に与える影響を説いており、明治維新のあとの日本国民の行くべき道を指し示したものです。


日本人が広い世界に目を向け、諸外国と対等に渡り合える国力をつけていかねば日本の将来はない、だから学問せよ・・・

つまり“学問のすゝめ”ということです。


この本は初編から17編までの分冊でしたが、初編出版から8年後に一冊の本となり、当時合計約70万冊が売れたそうです。

最終的には300万部以上売れたと云われており、明治時代の日本人の10人に1人が読んだという驚異的な大ベストセラーであったそうです。

スゴイですね!!(^O^)


第2次世界大戦後、日本人は世界の中でもドイツ人と並んで“勤勉な国民”と評価されていましたが、最近は???ですね。


ですから皆さんも大学に入ってからでいいので、ぜひ「学問のすゝめ」を読んでほしいのです。

と言っても文体が古いので読みにくいという人におすすめなのが、

「現代語訳 学問のすすめ/訳・斉藤孝 (ちくま新書)」です。


この本の最後に、

「何のために学問を学ぶのか」ということをビジネス書的にまとめると次の4つになると書かれています。

①社会を保つため

②品格と見識を高めるため

③判断力を養うため

④人望を養うため


つまり、社会人としての仕事に役立つ考え方を著している本でもあるということです。


これは大学生のうちに読んでおいて損はないと思いますよ!


こうして歴史上の人物が、今も人々を前に教壇に立って私たちに多くのことを教えてくれています。


学問をすることで、先人に恥ずかしくない生き方ができる現代人になってほしい・・・そう私たちは願っています!!(^o^)丿



☆ドラゴン

文章を読む力、書く力

2013-11-01 20:26:41 | 日記
3年生は、AO・推薦入試が始まりました。

毎年、生徒の志望理由書や面接の準備をする中で、最近とても気になっていることがあります。


志望理由書や面接で話すことをまとめるために「面接基本ストーリー」というものを作ります。

自分が将来目指すものが何で、なぜそう考えるようになったか、どんな自分になりたいのか、どうしてこの大学がいいのかといったことをまとめるのです。


これらは全て生徒本人の中に答えはあります。

それを掘り下げていき、「文章化する」わけですが、この「文章化する」という作業がうまく出来ないんですね。


出てくる言葉がブツブツ切れていて、表面的な言葉の羅列になってしまい、とても面接官や大学に訴えるものが感じられない。

これでは残念ながら、本当の気持ちが伝わりません。


そこで、その原因は何かとか、具体的に何を感じたとか、根掘り葉掘り聞き出すというか、追求していくとキラッと光る本心のようなものが見えてくる。

そうしたら、そこからさらに掘り進んでいき、出てきたものを拾い集めて磨いていく。


それを組み立てていくと、何とかストーリーを作ることができます。

これって、結構手間がかかる作業です。(^O^)


中には、自分でちゃんとした文章にしてくる生徒もいますが、年々少なくなっています。


どうして、自分のことがうまく表現できないのかと考えると、日頃から目上の人に対する正しい言葉使いができていなかったり、文章を読んだり書いたりすることに慣れていないんだと思います。


近年、メールやLINE、twitterなどのSNSの普及で、簡略化した言葉(最近はほとんど絵ですね)や文章らしきものしか使わなかったり、文学や小説を読んだりしていないことが影響しているのではないかと感じました。


これは、将来仕事に就いた時にとても困ります。企業が一番頭を抱えていることです。

大学を出ていても、出てくるレポートは中学生レベルかそれ以下みたいなことがよくあるそうです。


言葉は文化ですから、もちろん長い年月をかけて変化していきます。

若者が使う言葉が、いつの間にか一般的な言葉として認知されることも多いです。


例えば、「全然・・・だ」といういい方は、全然のあとに否定的な内容がくると思っていましたが、最近は肯定的な内容で言われることが多いです。

実は明治時代には、肯定的な内容に使っていたということを知り、言葉の流行の変化に驚いたりしました。


ですから、何が正しいかは、その時代で変わるのかもしれませんが、少なくとも相手に対して失礼な言葉の使い方はしない方がいいですね。

自分が伝えたいことがあるのなら、それを理解してもらえる言葉や文章にする力は、結局は自分のためになるということを、ぜひ理解してくださいね!ヽ(^。^)ノ


☆ドラゴン