毎年、受験の時期になると、「子供にどう接していくのが一番いいのか」ということで悩まれる保護者の方が非常に多くなります。
そこで、今、大学生になっている先輩たちから卒業するときに取ったアンケートをご紹介します。
中には「親の気持ちも知らないで」と不満になることも書いているかもしれません。
しかし、実名は載せないことを約束して書いてもらっていますので、かなりの本音が書いてあると思います。
どうかこの内容をヒントに「受験生に対する接し方」をお考えいただければ幸いです。
今回は「親に言われて、されて嫌だったこと」です。
●「せいぜい頑張ったら?どうせ無理だろうけど」
自分たちの思うような進路を選ばない子供にムカつくのはわかるけど、言い方を考えてほしかった。
●「遊んでばかりで、いいご身分ね」
そう言われると、こっちは勉強もして遊んでますけど、とかえって反発したくなった。反省してほしいから言ったのかもしれないけど、これは逆効果だと思う。
●入試や大学のことで頭ごなしに言われると「いつの時代の話をしてるんだよ」「大学受験したことないくせに」と聞く気になれなかった。
●「そんな結果しか出せないんだから、やってないんでしょ、どうせ」
結果が出ていないので、勉強していてもわかってもらえなかった。
「頑張っても、わかってもらえないまま人生終わるんじゃないか」と大げさでもなんでもなく、本気で落ち込んだ。
●こっちが結論を決めてだいぶたってからからあれこれ言ってくること。
こっちだって資金を提供してもらう立場なのはわかってます。
言いたいことがあるなら、考慮してほしいことがあるなら、早めに言ってほしい。
●父に「他の子はもっと勉強しているだろ」と言われたとき。
おいおい他の子どころか自分の息子のことだって居間でしか見てないだろうが、とキレそうになった。
でもここで喧嘩を始めると妹や母が可哀相なので(男同士の取っ組み合いの喧嘩が始まったら女性は止められませんから)「はい、すみません」と引き下がっていた。
●毎日のように「勉強してるの?」と言われると、腹が立つのを通り越して「他に言うことは無いのか?」と呆れてやる気を失くした。
●「お前の実力はそんな程度か」
志望校をやりたいことを基準に考えたのでレベルのことを言われて痛かった。
でもこっちはいろいろ調べてオープンキャンパスも行ってそれで決めたのに。大人は外見だけで判断するんだと思い知らされた。
●「落ちたら就職だからね」
切羽詰っているときに言われて、何もかも放り出してしまいたくなりました。
●「返事ぐらいしなさいよ」と怒って無神経に部屋に入ってこられたとき。
こっちは集中してて聞こえてなかったり、時間を計って問題を解いているから返事したくてもできなかっただけなのに。
変に気を遣われるよりはマシだけど。
●他人や兄弟姉妹、親戚と比べられること。
そんなことでやる気になるのは中学生までです。
高校生にはやる気をなくすきっかけになります、本当に。
●見せても文句しか言わないくせに「模試の結果を見せろ」とうるさかったこと。
下がったのはすぐわかるのに上がったのはさっぱり気づかないこと。
頼むからどっちも気づいてくれよ!と悲しくなった。
●家で勉強以外のことをしていると「余裕だね」と皮肉を言われたこと。
ちょっとぐらい休ませてくれよ、と何度も言いそうになった。
●国公立大学に行くことだけが素晴らしいという思い込みはやめてほしい。
私立大学でないとなかなか探せない学部もある。
国公立大学に行くよりも私立大学に行くほうがお金がかかるのは子供なりにわかっているし、言うときは子供なりに相当の覚悟です。
これらはアンケートの一部ですが、なかなか不満やストレスだらけだったのが、よくわかる言葉が多いですね。(>_そんなことぐらいで」ということも書いてありました。
しかし、それが高校生なんだということ。
どうか、保護者の皆様には、子供たちの本音を汲み取っていただき「親だからこそできること」をお考えいただきたいと思います。
大学受験は「本人」と「その家族」との総合戦なんですね!
次回は、「親に言われて、されてうれしかったこと」をご紹介します。
☆ドラゴン
そこで、今、大学生になっている先輩たちから卒業するときに取ったアンケートをご紹介します。
中には「親の気持ちも知らないで」と不満になることも書いているかもしれません。
しかし、実名は載せないことを約束して書いてもらっていますので、かなりの本音が書いてあると思います。
どうかこの内容をヒントに「受験生に対する接し方」をお考えいただければ幸いです。
今回は「親に言われて、されて嫌だったこと」です。
●「せいぜい頑張ったら?どうせ無理だろうけど」
自分たちの思うような進路を選ばない子供にムカつくのはわかるけど、言い方を考えてほしかった。
●「遊んでばかりで、いいご身分ね」
そう言われると、こっちは勉強もして遊んでますけど、とかえって反発したくなった。反省してほしいから言ったのかもしれないけど、これは逆効果だと思う。
●入試や大学のことで頭ごなしに言われると「いつの時代の話をしてるんだよ」「大学受験したことないくせに」と聞く気になれなかった。
●「そんな結果しか出せないんだから、やってないんでしょ、どうせ」
結果が出ていないので、勉強していてもわかってもらえなかった。
「頑張っても、わかってもらえないまま人生終わるんじゃないか」と大げさでもなんでもなく、本気で落ち込んだ。
●こっちが結論を決めてだいぶたってからからあれこれ言ってくること。
こっちだって資金を提供してもらう立場なのはわかってます。
言いたいことがあるなら、考慮してほしいことがあるなら、早めに言ってほしい。
●父に「他の子はもっと勉強しているだろ」と言われたとき。
おいおい他の子どころか自分の息子のことだって居間でしか見てないだろうが、とキレそうになった。
でもここで喧嘩を始めると妹や母が可哀相なので(男同士の取っ組み合いの喧嘩が始まったら女性は止められませんから)「はい、すみません」と引き下がっていた。
●毎日のように「勉強してるの?」と言われると、腹が立つのを通り越して「他に言うことは無いのか?」と呆れてやる気を失くした。
●「お前の実力はそんな程度か」
志望校をやりたいことを基準に考えたのでレベルのことを言われて痛かった。
でもこっちはいろいろ調べてオープンキャンパスも行ってそれで決めたのに。大人は外見だけで判断するんだと思い知らされた。
●「落ちたら就職だからね」
切羽詰っているときに言われて、何もかも放り出してしまいたくなりました。
●「返事ぐらいしなさいよ」と怒って無神経に部屋に入ってこられたとき。
こっちは集中してて聞こえてなかったり、時間を計って問題を解いているから返事したくてもできなかっただけなのに。
変に気を遣われるよりはマシだけど。
●他人や兄弟姉妹、親戚と比べられること。
そんなことでやる気になるのは中学生までです。
高校生にはやる気をなくすきっかけになります、本当に。
●見せても文句しか言わないくせに「模試の結果を見せろ」とうるさかったこと。
下がったのはすぐわかるのに上がったのはさっぱり気づかないこと。
頼むからどっちも気づいてくれよ!と悲しくなった。
●家で勉強以外のことをしていると「余裕だね」と皮肉を言われたこと。
ちょっとぐらい休ませてくれよ、と何度も言いそうになった。
●国公立大学に行くことだけが素晴らしいという思い込みはやめてほしい。
私立大学でないとなかなか探せない学部もある。
国公立大学に行くよりも私立大学に行くほうがお金がかかるのは子供なりにわかっているし、言うときは子供なりに相当の覚悟です。
これらはアンケートの一部ですが、なかなか不満やストレスだらけだったのが、よくわかる言葉が多いですね。(>_そんなことぐらいで」ということも書いてありました。
しかし、それが高校生なんだということ。
どうか、保護者の皆様には、子供たちの本音を汲み取っていただき「親だからこそできること」をお考えいただきたいと思います。
大学受験は「本人」と「その家族」との総合戦なんですね!
次回は、「親に言われて、されてうれしかったこと」をご紹介します。
☆ドラゴン