徳育社≪九州オフィス≫スタッフブログ

~高校生のための大学受験応援ブログ~

現役合格おめでとう!!

2012-03-31 12:42:25 | 日記
3年生の皆さん、現役合格おめでとうございます!!(^O^)/

これから未来を創る皆さんへ、最後の言葉を贈ります。


これからの勉強は義務教育ではありません。

ですが勉強は続きます。一生続きます。

では、人は「何のために勉強をするのか?」「手紙屋・蛍雪編」(喜多川泰・著/ディスカヴァー21刊)より一部抜粋してお届けします。

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大切なことですので、心に刻んでいただきたいと思います。

それを持って勉強をしなければ、必ず途中でやる意味を見失ってしまうからです。

勉強を上手に使えば、人から好かれたり、よその国を好きになったり、世の中の人たちが喜ぶものをつくり出すことができます。

「勉強」という道具は、「ほかの人たちの役に立つため」に使って、はじめて上手に使ったといえます。

つまり、勉強という道具は、 「自分を磨くため」と「人の役に立つため」という二つの目的のために使ったときにはじめて、正しい使い方をしたといえるのです。

誰しも子どもの頃に見る夢はとても素敵で無邪気です。

ところがほとんどの場合、それは自分の欲求を満たすための夢なのです。

一方、大人になってから抱く夢は自分が中心ではありません。

学生時代に夢や目標を持てず、自分の人生にどんな価値があるのかを知らずに過ごしてきた若い人たちが、

「自分もこんなことで人の役に立つことができる」
という一つの生きる意味を見つけるところから始まる夢です。

この世界に生きる一員として、ほかの人たちに対して、もっとたくさんのことができるのではないかと考え、その方法を大きくしていこうと考えることなのです。

そして、これが正しい夢の定義であり、実現する夢だといえます。

つまり、学生時代に経験する、夢が持てなくなる空白の期間は、実現する夢とはどういうものかを学ぶ期間なのです。

どうしてそういう期間ができるのかというと、多くの子どもが「自分の将来のために勉強しなさい」と教えられているからです。

人間は人のためにこそ、より強い意志を持って行動できるようにできています。

これが人間のすばらしいところです。

人のために自分を磨いていこうと心底思えたとき、今まで経験したことのないような力を発揮できます。

「あなたの今日の頑張りが、将来出会う多くの人たちの人生を変えるのだよ。その人たちのために頑張りなさい」

「勉強は、人の役に立つ使い方をしてはじめてできるっていうのだぞ」
そう伝えるほうが正しいのです。
                         
ですから「人の役に立つ人になる。そのために勉強する」ということを心にとめて、これからも自分を磨き続けてくださいね。

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今年、残念ながら現役合格できなかった皆さんも同じです。

これからの浪人生活は厳しいです。

途中でつまづくこともあるでしょう。

イヤになることもあるでしょう。

しかし、そんな時こそこの言葉を思い返してほしいのです。

皆さんの勉強のゴールは、大学受験ではありません。

もっともっと先にゴールはあります。

まだまだスタートを切ったばかりです。

スタートでちょっとつまづいただけです。

体勢を立て直して、即座にリスタートしましょう!

目標をさらに高く持って、力強く進んできましょう!

来年の春に、よい報告ができますように応援しています!!(^O^)/


☆ドラゴン




大学というところ

2012-03-24 17:59:24 | 日記
さあ、今年の受験もほぼ終わりました。

合格された皆さんは、住むところを探したり、引越しの準備をしたり、友だちに会ったりと忙しい日々ではないですか?

今日は、大学に入学したあとのことをお話ししておきますね。


大学では一般教養や専門知識を身につけるために学問に励みます。

しかし、高校時代と一番大きく違うのは休みが多いことです。

大学は4月から9月が前期で、前期試験が7~8月に終わると8・9月は夏休みです。

後期は10月から3月で、後期試験が2月くらいに終わると2・3月は春休みです。

つまり年間4ヶ月近くも休みがあるんです!

すごいですよね!!高校とは大違いです。

では、大学はなぜそんなに休みがたくさんあるのでしょう?

大学ではその自由な時間を利用して、研究や専門以外の勉強をすることもできます。

また、サークルや同好会でスポーツや趣味を通して、多くの友人を得ることもできます。

アルバイトやボランティア活動で、社会とのつながりも経験できます。

これらは、人間としてのコミュニケーション能力を高めたり、将来のことを真剣に考えたりすることができる大切な時間です。


しかし、高校時代と違う点は「全て自己責任において行動する」ということです。

大学に入学した1年生の時は学部ごとにクラスがありますので、担任の教授がいます。

ただし、それは単に一般教養の講義のためのクラス分けにすぎませんから、担当の教授は高校の担任のような世話は何もしてくれません。

来るのは入学時のオリエンテーションの時とクラスコンパの時くらいです。

3年になってゼミに入るとゼミの担当教授が勉強や就職の世話をしてくれます。

それでも、基本的には自分で考えて行動するのが大学生です。


キャンパスには大きな掲示板があり、学部ごとに通達事項が書いてあります。

講義のスケジュールや休講のお知らせ、行事やテストの日程、学生課からの呼び出しや連絡事項・・・といった様々な情報が掲示されています。

学生はこれを自分で確認して、日々行動をします。

また、家族と離れて一人暮らしをしたり、寮に入ったりする場合もあるので、食事・洗濯・掃除なんかの身の周りのことも自分でやるようになります。

全て「自己責任」で行動するのが大学生です。


これら全てが、将来社会に出て、社会人として自立するための訓練のようなものです。

ですから、勉強くらいは自分でできるようになっておいてほしい、というのが大学受験なんですね。

つまり、高校時代に「勉強の自律」をしておいてくださいねということです。

なぜなら、大学生が行く塾や予備校、または家庭教師はありませんよね。

自分で勉強できるのが大学生です。

しかも、大学での勉強や研究・開発などは、答えがあるとは限りません。

自分で答えを見つけることが勉強になっていきます。

大学に入学しても困らないように、高校時代に勉強や部活を通して、自己コントロール(=自律)ができるようになっておいてほしいということです。

いつも誰かがそばについて指示をしてくれないと勉強しないようでは大学では困ります。

誰も見ていなくても、自分で自分を管理できるようになっている、自分で自分をコントロールできるというのが「自律」です。

この姿勢を身につけることが、実は一番大切なことなんですね。

自分で計画して、
自分で実行して、
自分で確認して、
自分で分析して、
自分で改善して、
それをまた次の計画に活かしていくことができる。

この力が、将来社会に出た時に、そのまま仕事に役に立つようになります。

皆さんが頑張っている受験勉強の意味は、ここにあります。

「勉強の自律」は「社会人としての自立」につながっているのです。

社会に出たときに困らないように、社会人として自立できるように、勉強や部活を通して自分を磨いているのです。

「鉄は熱いうちに打て」のことわざ通りに、自分を鍛えているのです。


高校から大学、そして社会へと、自分の力で飛び出して、将来、自分が求める「幸せ」をつかんでほしいのです。

そして日本の素晴らしい「人財」となってほしい。

このことを私たちは心から願っています。

これから受験をする皆さんも、今の頑張りが将来の自分のため、家族のため、友だちのため、日本のため、世界のために役に立つことを信じて、頑張ってくださいね!!


☆ドラゴン

センター試験の問題にチャレンジしよう!!

2012-03-17 16:51:30 | 日記
今年の大学受験もそろそろ終わりに近づいています。

2年生の皆さんの中には学校で今年の「センター試験」の問題をやった人もいると思います。

まだ、やったことがない人はこれからの春休みにやってみることをお奨めします!


「大学入試センター」のHPに、今年の問題と解答がUPされています。

ちょっと量が多いですが、プリントアウトして、時間を計ってやってみましょう!

プリントアウトする時に、2枚を1枚に印刷できるようにすると、用紙が半分で済みます。

また、解答はプリントアウトしなくていいですよ。


本格的にセンター試験の過去問に取り組んでいくのは、3年生の2学期からでいいですが、センター試験のレベルや出題傾向、時間配分など一度経験しておいた方がいいですね。

センター試験は全国平均得点率が60%くらいですから、そんなに難問奇問は出されませんが、基礎がしっかりできていないと半分も取れません。

自分の「基礎力を試す」というよりは、まずは本物に触れておいてください。


難関大学をめざしている人は、6月の模試の段階で70%以上とれてないと厳しいです。

九州大学から上のランクの大学をめざすのなら、3年生の1学期までには60%をクリアするくらいのペースで、今からしっかり基礎固めをしていきましょう!

なぜかというと、2学期以降は2次試験や私立大の過去問にも早く取り組んでほしいからです。

基礎もできていなくて、2次レベルの問題をやることはかなりムリがありますからね!

これから半年は「基礎固め」、あとの半年で「応用力」をつけていくことで、志望大学を自分のものに引き寄せてくださいね!!


☆ドラゴン

習慣を変えると頭が良くなる!

2012-03-10 15:25:23 | 日記
「習慣を変えると頭がよくなる」
こういうタイトルの本があります。

サブタイトルに「~東大生が教える7つの学習習慣」 (高陵社書店・刊)とあり、筆者は東大出身の教育系ベンチャー企業の代表です。

興味がある方はぜひ読んでほしいのですが、ダイエットも勉強も“生活習慣”が大きく影響するということです。

つまり「自分で自分を変えること」ができるかどうかですね!


「私、痩せたいの」と言いながらおせんべいをバリバリ食べている人にはダイエットはムリですね。(>_◆まず自分を知ることから始める。
自分の1日の行動を記録して、ムダな時間を見つける。

ダイエットなら、今日1日食べた物を全部書き出す。


◆自分でルールを作る。
朝は6時に起きて、夜は12時に寝るというように時間を決めて生活のリズムを作る。

ダイエットなら、ダラダラと食べ続けるのはやめて、食べる時間を決める。


◆環境を作る。
勉強部屋を整理整頓して、勉強に取り掛かりやすい環境にする。

ダイエットなら、お菓子は袋ごと抱えて食べないように、缶に保管するようにする。


といったように段階を踏んで「生活習慣を変える」ことで、自分を変えていくことができる。

その結果、成績(成果)を上げることができる、という本です!

ダイエットも同じですね!(^O^)


人は日常生活の中で、その人の「心・体・頭の使い方」に支配されています。

ですから、勉強のやり方も、仕事のやり方も、家事のやり方も全く同じなんですね。

習慣化された回路を使って、日常生活の中で起こることに心を動かし、体を動かし、頭を動かしているだけです。

これは誰でも変えようと思えば、変えることはできます。

大学受験を目指す高校生なら、勉強ができるような「心・体・頭の使い方」に変える、習慣づけることができればいいということです。


習慣化するのには少なくとも1カ月はかかります。

この1カ月を我慢して続ける努力ができれば変えることはできます。

最初はちょっと辛くても、次第に体が慣れてきますからそんなに辛くはなくなります。

これが“成長”です。


変えたいと思うなら、多少の犠牲は必要です。

テレビを見たい、ゲームをしたい、ネットを見たい、お菓子を食べたい、アイスを食べたい・・・

これらをちょっと我慢することです。


ダイエットの敵は“食欲”ですが、勉強の敵は“時間のムダ使い”です。

きちんと勉強の時間をとって勉強できていれば、テレビを見ても、ゲームをしてもいいです。

勉強の時間までテレビやゲームに捧げてしまうから、お母様方の怒りを買うことになり、成績は上がらない!

これでは踏んだり蹴ったりですね。(>_「勉強のやり方も仕事のやり方も同じ」だからです。

ということは、自分をコントロールできる人が、将来行きたい会社に入ることができ、やりたい仕事ができるようになり、欲しい収入を得ることができる人になれる、と言っても間違いではないでしょう。


でも、自分で変えるのは難しいという人は、徳育社の担当やアシスタントマネージャーに相談してくださいね!

会員でない方は、徳育社・大学入試サクセスメソッドの「面談」を受けてみることをおすすめします!!


☆ドラゴン






冬眠打破!!

2012-03-03 14:46:52 | 日記
3年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます!!

とは言っても、国公立大・前期の発表はこれからですし、中期・後期試験もまだありますから、落ち着かない日々を過ごしていると思います。

まだまだチャンスはありますから、最後まで諦めずに頑張ってくださいね!!


さて、今日は“ひなまつり”ですね。

もうすぐの季節ですが、今年のは平年並みの時期に咲く所が多くなるそうです。

ちなみに沖縄ではクリスマスの頃から“桜”は咲いています。

今年の“桜前線”は、静岡・高知・福岡・長崎あたりからスタートする可能性が高く、これらの地域の開花は3月25日位ということです。

日本列島を“桜前線”が北上していくのは、美しい日本の風景のひとつですね。


“桜”は平安時代以降、日本を代表する花とされてきました。(平安以前は“梅”だったそうですよ)

ですからいつの時代でも、 “桜”にまつわる歌がたくさんあります。

つまり「日本人の心に根付いた花」だということです。

卒業式、入学式、就職、転校、転勤・・・と、人生の区切りの時期に“桜”が咲いてくれて、思い出を飾ってくれることもこの花の大きな役割といえるでしょう。


“桜”が咲く頃になると、テレビの天気予報などでよく『冬眠打破』という言葉を耳にします。

“桜”の代表選手である“ソメイヨシノ”で桜の開花予測はされますが、この花が咲く時期には「600度の法則」というのがあるそうです。

2月1日から日ごとの最高気温を積算していき600度に到達すれば開花する、というものです。

ただし“桜”は秋の終わり頃から「冬眠」するので、2月になるまでに急激な冷え込みを経験することで、「冬眠」を「打破」するスイッチが入るそうです。


これを「冬眠打破」といいます。


ここから“桜”は春に向かって咲く準備に入るそうです。

そして、600度に達すると開花する・・・自然界の摂理ですね。

厳しい冬の寒さを経験して、初めてあの美しい花を咲かせているんですね。


大学受験も、本気でやるぞっていうスイッチを入れた人から順番に“桜”は咲くのかもしれませんね。

スイッチをいつ入れるかで、桜が咲く時期は変わりますので、2年生の皆さんは来年の受験に間に合うようにして『冬眠打破』してくださいね!


そして、来年の春には見事な“桜”を咲かせてください!

3年生の皆さんの“桜”の便りも待ち望んでいます!

きっと、その“桜”の周りには、たくさんの笑顔があふれていますよ!!


☆ドラゴン