徳育社≪九州オフィス≫スタッフブログ

~高校生のための大学受験応援ブログ~

模試を利用しよう!

2015-06-27 13:39:18 | 日記
今日は「模擬試験」についてもお話しておきます。


高校生の多くの人は、「模擬試験」を受けても結果しか見ません。

全国や校内での偏差値・順位、あるいは志望大学に対するABCDEの合格判定結果に一喜一憂して、それでおしまいです。

本当にもったいない話です!


模擬試験は現時点で高校生が習っている範囲で、全国の大学が出題しそうな問題を平均的に並べてあります。

確かに洗練されたいい問題が出されます。


しかし、3年生の受験時に出題される問題は、はるかに広範囲にわたります。

実際の入試は、各大学で「傾向」も「配点」も全く違います。

だから、現時点で志望大学とは全く違う「傾向」と「配点」の「模擬試験」の結果で一喜一憂するのは、国語の成績で数学や英語の成績を判断しているようなものです。


そうは言っても「模擬試験」は良問が出題されます。

ですから、これを利用しないのはもったいないですね!


試験当日には解答解説が配られます。

できなかった問題、つまり自分の弱点をできるようにすることが学力アップですから、模擬試験を受けたその日に、できなかった問題をやり直して確実に自分の実力にしていきましょう。遅くても翌日にはやり直してください。


多少体力的には厳しいですが、実行するのと実行しないのとでは大きな差がつきます。

そして1週間以内にもう一度100点をとるつもりでチャレンジして下さい。確実に実力がついていくことを実感できるはずです。


模擬試験の前に勉強する必要はありません。

試験そのものは自然体で受け、試験後の弱点強化のための勉強に集中することで確実に実力がついていきます。

模試前は定期テストの復習をするのが一番です。


要するに「模擬試験」は「実力試し」ではなく、「実力をつける勉強」に利用してください!

模擬試験は、判定結果を出してもらうためにお金を払っているんじゃないんです。


「詳しい解答解説」をもらうためにお金を払っているという意識になってください。

これを使って勉強することが大切です!


ここまで言っても、中には「やり直す」のではなくて、解答解説を「読むだけ」という人がいますが、必ず、自分でもできるように、もう一度やり直してくださいね。

学校の定期考査も同じです。

テストは終わってからが勉強ですよ!!ヽ(^。^)ノ



☆ドラゴン



基礎を固める○△×チェック

2015-06-20 13:40:17 | 日記
受験勉強でまず大切なことは「基礎固め」ですね!

基礎を習得する間は、どうしても抜けを放っておくわけにはいきません。

とはいえ、何度も何度も同じ問題を、しかも出来る問題を解いても効率が悪いですね。

そこで、勉強の効率を上げる簡単なコツ、それが、問題につける○△×のチェックなのです!


まず、×チェックからいきましょう。

×チェックは「この問題はもう自力で解けます!カンペキ!!」って問題につけます。

そういう問題は、もうやらなくていいですよね。

だって、もう身についているんですから、時に復習はして欲しいですが、見直すくらいで十分です。


次に△チェックですね。

これは「答え見ればわかる!けど、自力で解くのは不安。」ってやつですね。

これがテストに出たら、ちょっと自信ないなぁ…ってやつですね。

よく、これをこのままほったらかしにしちゃう人が多いんですね。

「答え見れば分かるから、いいやぁ!」みたいなね。

でも、分かってたって、テスト問題として出た時に、解けなかったら意味ないわけですよ!

だから、そういう「中途半端」な問題は残さずに、ちゃんとチェックつけておいて欲しいんです。

△チェックがついた問題は、暗記とか練習が必要な問題ですね。

これらは、自分で鉛筆もって、自己学習をがんばらなきゃいけない問題です。


じゃ、○チェックはというと「分からない問題」につけるんですね!

これは自力では難しいですね。

分からない問題は、まず理解しなきゃいけませんからね。

だから、こういう問題は、講義を見るとか、質問するとか、教科書を復習するとかしましょう!

わかった!にすることが大切です!

しかも、これは大得点源ですよ!!(^O^)


○を△にして×にしていく。これが勉強の基本的な流れです。

言い換えると、勉強のやり方は、

①分からない所を見つける。
②質問したり、調べて理解する。
③くり返して覚えて、自力で解けるようにする。


そして、最終的に問題演習をして、自信をつける!

この流れを自分でやれるようにすることです。


基礎は時間がかかります。

覚えないといけないことが多いからです。

だから、時間が必要なんですね!


このことをしっかり理解して、一つひとつコツコツとやってください。

あるところまでいくと、一気にできるようになりますから、基礎固めはガマンしてがんばってください!!ヽ(^。^)ノ



☆ドラゴン



ビリギャル

2015-06-13 14:11:25 | 日記
映画「ビリギャル」が大ヒットしてますね!

原作は「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役で合格した話」(坪田信貴・著/角川書店)です。


投稿サイトに掲載された実話を書籍化しベストセラーとなった本です。

名古屋の女子高に通う主人公・さやか(有村架純)は、偏差値30の学年ビリという成績でした。

見かねた母に塾へ通うことを提案され、入塾面接で教師の坪田と運命的な出会いを果たします。

金髪パーマに厚化粧、耳にはピアス、極端に短いミニスカートというギャル全開なさやかに面食らう坪田でしたが、さやかの素直な性格に気付き、ふたりは慶應大学への受験合格を約束します。


この映画を観て、さやかの行動で「この子、本気なんだ!」と一番感じたのが、メイクもおしゃれな服もかなぐり捨てたところです。

覚悟を決めたんですね。

父親の反対にもめげずに、パートで働き必死に応援してくれる母親の期待に応えたい。

ジャージにノーメイク、髪も結び、なりふり構わずがんばる姿を見て、遊び仲間も「しばらく誘わない」ことを決めます。

これが本当の友情ですね!


そして、全てを受験勉強に捧げて必死に取り組みます。

人はがんばる人を見ると応援したくなります。

最後は父親も応援してくれて、見事に合格します。


応援する方もされる方も人に大きな感動を与えてくれるのだと、再認識させられた映画でした!!ヽ(^。^)ノ



☆ドラゴン



大人の脳と子どもの脳

2015-06-06 12:25:50 | 日記
基本的に大学受験レベルの勉強は『理解』があいまいだと、習得することができません。

小学生、中学生までは、なんでも暗記出来たのに、高校になったら出来なくなった、ということはありませんか?

それもそのはず、大人の脳と子供の脳は、暗記のしくみが変わってくるからなんですね!


子供の脳は、関連のないことでも、片っぱしから詰め込み暗記ができます。

幼稚園くらいの子どもが、CMソングやギャグを片っ端から覚えて歌っている、なんてことはよくありますね。

どこで覚えたんだろうと親の方がびっくりします。


しかし、大人の脳は、物事を理屈で覚える、つまり『理解』しながら暗記していきます。

例えば数学は『問題の解き方』を身につけていかなくてはいけない教科です。

『なぜ、ここでこの公式を使うのか』『なぜ、この形をとるのか』など、公式の意味や、解答の流れをしっかり理解することで、解き方の習得が非常にスムーズになり、解法を覚えていくことができます。

ですから、数学の勉強法として『解法暗記』が役に立つんですね!


数学は、理解できた後に、自力で最後まで解法が書けるように練習すればいいんです。

つまり、身につけるインプットの勉強と、思い出すアウトプットの勉強、この両方をしっかりことが重要ですね!


単純に丸暗記しても、受験では同じ問題は99%出ません。

数学だけでなく、英語も国語も覚えた解き方を使って問題を解く問題演習をしっかりやることが、実力UPにつながるので、理解⇒インプット⇒アウトプットの勉強をがんばっていきましょう!!

☆ドラゴン