徳育社≪九州オフィス≫スタッフブログ

~高校生のための大学受験応援ブログ~

PDCAのサイクル

2014-01-25 15:28:37 | 日記
勉強のやり方で代表的なのが「PDCAのサイクル」です。

私たちもよく使います。

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【PDCAとは】

品質管理の経営学におけるエドワード・デミングとウォルター・シュハートの提唱したマネジメントサイクルのモデル。


PDCAとは、計画(Plan)・実行(Do)・点検(Check)・改善の実践(Act)の頭文字を順に並べたアクロニムのこと。

この4つの項目にしたがって具体的な行動を記述すると実践してゆく。


つまり、計画(Plan)をし、それを実行(Do)し、その結果を点検(Check)し、改善の実践(Act)をおこなうことで、次の計画立案に繋げてゆくという発想である。


この手法により、生産物の品質をあげてゆくということが、当初のデミングとシュハートのアイディアであった。

しかし、この手法はサービス産業を含むあらゆるビジネスの現場で応用可能なフィードバックループモデルにほかならないことが容易に分かる。

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ということで、これは当然「勉強」にも応用できるわけです!!(^O^)

たとえば、

①定期テストの計画を作る。(2週間分)

②計画表に基づき実行する。

③テスト結果を確認する。

④改善のためのアクションを起こす。

そして、次の計画につなげていくということになります。


この中で一番大切なポイントは、③の確認することです。

確認するということは、点数だけ見てよかった悪かったで終わってはいけません。

なぜ×だったのか、なぜ○だったのかを“自己分析”することが重要です!


“結果”には必ず“原因”があります。

よい“結果”にはよい“原因”があり、悪い“結果”には悪い“原因”があります。


これを突き止めて、○にするために必要なことを見つけることが必要です。

そこから、“改善”の行動につなげていくことです。


具体的に言うと、質問する、理解する、覚えることです!

これをやらないとテストを受けた意味がありません。


これが自然とできるようになると、成績は必ず上がります!!(^O^)


定期テストの時は悪くても、次の「模試」の点数が上がります。

「模試」のあとも同じことです。

これをやり続けていくと、「センター試験」の点数が上がるのです。


受験勉強は、こういうふうに全てつながっているんですね。


1、2年生の皆さんは、早くこれに気づいて、実行してください!


気づくと自然と“質問”をすることが多くなります。


そこで「わかった」になり、くり返して覚えて「できた」に変えていきましょう!
ここで初めて力がついたと言えます。


特に受験の「基礎固め」となる1、2年の教科書レベルの勉強をしっかりがんばってくださいね!!ヽ(^。^)ノ


☆ドラゴン



今日はセンター試験!!

2014-01-18 13:30:51 | 日記
今年のセンター試験が今日と明日実施されています。

受験生ならずとも緊張しますね!


さて、来年からはセンター試験の内容が大きく変わります。


教科書が変わったので、英語、数学、理科の内容と受験科目、配点、時間割も変わります。

ただ、受験生全員が同じように変わるので、あわてることはありませんよ!(^O^)

今の2年生以下の皆さんは、すでにそれに沿った授業を受けています。


一番大きく変わるのが理科ですね。


●今回までの理科の受験科目(センター)


物理Ⅰ、化学Ⅰ、生物Ⅰ、地学Ⅰ、理科総合A、理科総合B

この中から大学が指定した科目を選択します。

文系は1科目、理系は2科目でした。


●来年度からの理科の受験科目(センター)


理科①→物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎から2科目選択

試験時間60分、100点

理科②→物理、化学、生物、地学から1~2科目選択

試験時間は1科目の場合は60分(100点)、2科目の場合は130分(200点)


【科目選択方法】

A:理科①から2科目
B:理科②から1科目
C:理科①から2科目及び理科②から1科目
D:理科②から2科目

A~Dの選択方法は各大学・学部によって指定されます。


来年度のセンターの受験科目等については、各大学のHPで確認してください。


さあ、2年生の皆さんは1年後になりました!


そろそろ受験生の意識に変わってくださいね!!ヽ(^。^)ノ


☆ドラゴン



センター直前講座

2014-01-11 15:07:00 | 日記
3年生の皆さんは、あと1週間でいよいよ「センター試験」ですね!

そこで、今日は「センター直前」に確認しておきたいことをお伝えします。


①私立大のセンター利用の出願はできていますか?

私立大学の「センター利用入試」の締め切りが、センター試験の前日までと言う大学があります。

大学ごとに違いますので、よく確認しましょう!


②受験する会場の下見は必ずする!

会場の場所やトイレの位置などの確認はもちろんですが、一番大切なのが交通機関の確認です。

バスを乗り間違えたとか、朝と昼で所要時間が違ったとかで遅刻をするケースがよくあります。

乗り換えが必要な場合は特に気をつけましょう!

初日の1限目に遅れると、全部の試験が台無しになります。

くれぐれも自分で確認してください。

一人ではなく、友だちと一緒に行く方が安心できます。


③連絡先リストを作りましょう!

試験当日に問題が発生した時に、頼れる人の電話番号リストを作っておくと便利です。

家族、学校、先生、友だちなどの番号は携帯に入っていると思いこんでいませんか?

確認してください。

もし、ホテルや親戚の家などから会場に行く人は、ホテルや親戚の番号や主要駅の連絡先なども忘れずに入れておきましょう。


④試験1週間前からは生活リズムを試験モードに変更しましょう。

朝は試験日と同じ時刻に起きて外の光や空気を感じ、活動をはじめることを体や脳に自覚させていきましょう。

水をコップ1杯飲んで内臓を働かせ、そして朝食を食べる。

脳が全開になるのは栄養が脳に届く食事の2時間後からといわれています。

このリズムで脳のコンディション調整を成功させましょう。


他にもありますが、特に重要なポイントをあげておきました。


あと1週間でもできることはたくさんありますが、曜日ごとに2科目ずつ総仕上げをするとか決めるのもいいですね。

漠然と勉強しても身に付きません。


これだけはというものに絞ってラストスパートかけてください!

現役生は試験の前日まで伸びますからね!!ヽ(^。^)ノ


☆ドラゴン

明けましておめでとうございます!!

2014-01-06 16:16:18 | 日記
2014年がスタートしました!

今年1年、皆様の健康と幸福をお祈り致します。



今年は1年の初めに、『ニーチェの言葉』をご紹介します。

19世紀後半のドイツの哲学者であるニーチェは、キリスト教などの神よりも、もっとこの世に生きている人間のための道徳が必要と考えていた人でした。

よって、ニーチェの思想は「生の哲学」と呼ばれています。

「超訳 ニーチェの言葉」(白取春彦・編訳/ディスカヴァー21刊)の本の中から一部ご紹介します。

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【勉強はよく生きることの土台となる】


たとえば、与えられた約束をよく理解して守り続けるためには、充分な理解力と記憶力が必要になる。

この理解力と記憶力は、鍛錬されて獲得できる知性の一部だ。

相手に対して、あるいは遠くの誰かに対して同情を持ちうるためには、充分な想像力が必要となる。

想像力もまた、知性の立派な一部だ。

こういうふうにして、人間的な倫理や道徳と言うものは、知性と強く結ばれている。

そして、知識のない知性というものはありえない。

したがって、何の役にも立たなそうに見える今の勉強ひとつでさえ、自分が人間としてよく生きていくことの土台となっていくと言えるのだ。



【若い人たちへ】

自由な高みへときみは行こうとしている。

しかしながらそういうきみは、若さゆえに多くの危険にさらされている。

しかし、わたしは切に願う。

きみの愛と希望を、決して捨て去ったりするな、と。

きみの魂に住む気高い英雄を捨てるな、と。

きみの希望の最高峰を、神聖なるものとして保ち続けてくれ。

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人の一生で、役に立たないことは何もありません。

勉強もスポーツも仕事も、全てがその人の土台となってくれます。


土台があってこそ、根をはやし、幹が伸び、枝がはり、葉が繁り、花が咲き、実がなり、そして、また土に還るんですね。

高校時代に勉強や部活を通して学んだ“自律”こそが、将来の土台になります。


自分の夢や希望を掴むのは自分です。

高校生の皆さんが望む将来の自分になるために、今年もいいスタートを切ってくださいね!!ヽ(^。^)ノ


☆ドラゴン