徳育社≪九州オフィス≫スタッフブログ

~高校生のための大学受験応援ブログ~

時間の使い方が上手い人になる!

2012-02-25 13:27:15 | 日記
今日から国公立大学の2次試験(前期)が始まりました。

3年生の皆さん、頑張ってくださいね!!


それから、インフルエンザが各地で流行っています。

手洗い、うがいをきちんとして、感染しないように十分注意してくださいね!


さて、もうすぐ卒業式ですね。

高校の3年間なんてホントにアッという間に終わってしまいます。

中学の3年間よりはずっと早く感じていると思います。

なぜか・・・やることが多いからですね。

勉強に部活に生徒会に文化祭に体育祭に修学旅行にクラスマッチに中間・期末テストに模試にボランティアに塾や予備校にライブにゲームにちょっとラブに。。。

ホントに忙しいですね!!(>_「時間の使い方がうまい!」
これですね。


1日は24時間です。

日本人もアメリカ人も中国人も同じです。

大人も子供も同じです。

同じ24時間をどう使うかですね。


5分あれば・・・英単語を5個覚えられる。

10分あれば・・・短文暗記を5文覚えられる。

30分あれば・・・英語の予習ができる、完全攻略シリーズ1講義+確認テストができる。

1時間あれば・・・スーパー講師の講義を1講義見ることができる。


ちょっとした時間を有効に活用しようと思うと、バスや電車の中でも、授業の合間でも、トイレの中でも勉強はできます。

「塵も積もれば山となる」ですからね!

英語だと「Many a little makes a mickle.」です。

または、

「Many a little drop of water makes an ocean.」・・・多くの小さな水滴が大洋を作る

「Little and often make a heap in time.」・・・少しずつ、頻繁にすれば山を作れる

「Many drops make a shower.」・・・多くの水滴がシャワー(雨・洪水)になる

なども類似慣用句としてあります。


疲れて家に帰ってきたら、ごはんを食べてお風呂に入ったらバタンと寝てしまうのか、ちょっとの時間でも何かをやるのかで大きな違いができます。

まあ、ダイエットなんかも一緒ですね!(^O^)

生活習慣を変えることですね


生活の中で、自分の貴重な時間を、自分の意思でコントロールできるかどうかにかかっています

1年生、2年生の皆さんは受験までの貴重な時間を、上手に、大切に使えるようになってくださいね!!


☆ドラゴン


ウサギとカメ

2012-02-18 12:39:15 | 日記
誰でも知っている昔話に「ウサギとカメ」がありますね。

「♪もしもしカメよ、カメさんよ。世界のうちでおまえほど、歩みののろいものはない。どうしてそんなにのろいのか。。。」
という歌もあります。

これを知らない日本人はおそらくいないと思います。(最近の子どもたちは知っているのかな・・・?)

この話はとても奥深い話ですね。


●あらすじ              
ある時、ウサギに歩みの鈍さをバカにされたカメは、山のふもとまでかけっこの勝負を挑んだ。

かけっこを始めると予想通りウサギはどんどん先へ行き、とうとうカメが見えなくなってしまった。

ウサギは少しカメを待とうと余裕綽々で居眠りを始めた。

その間にカメは着実に進み、ウサギが目を覚ましたとき見たものは、山のふもとのゴールで大喜びをするカメの姿であった。


●教訓自信過剰して思い上がり、油断をすると物事を逃してしまう。

また、能力が弱く、歩みが遅くとも、脇道にそれず、着実に真っ直ぐ進む事で、最終的に大きな成果を得ることができる。


●歴史この話は実は“イソップ寓話”から来ているそうです。

日本には西欧との貿易が盛んになった室町時代後期以降に流入したとみられ、イソップ寓話を翻訳した“伊曽保物語”などによって近世以降に知られ始めたようです。

一般に知られるようになったのは、明治になって教科書に採録されてからで、明治時代の初等科の国語の教科書には「油断大敵」というタイトルで掲載されていたとのことです。


この話については意見がいろいろあるようです。

「なぜ、カメはウサギを起こさなかったんだ? かめはアンフェアな奴だ!」

「ウサギはゴールしてから寝ればよかったんだ! バカなウサギだ!」
などなど・・皆さんはどう思いますか?


受験生の皆さんにはこう考えてみてはどうでしょうか?

山のふもと=ゴール=現役合格とします。

ウサギが負けたのはカメの動向だけを見ていて、これなら勝てるとたかをくくって負けた。

カメはウサギを見ていたのではなく、ひたすらゴールだけを見ていたら結果的に勝ってしまった。

こういう解釈もできますね。


テストの成績が戻ってくると、クラスで何番だったとか、学年何番だったとか、何番上がったとか、偏差値がいくつだったかとかを気にしていませんか?

これはウサギと同じですね。

賢いカメさんはきっとこう言うと思います。


「あなたのゴールはどこですか?」これは志望大学・学部を決めていますか?

センター試験で何点取ればいいのですか?

ということです。


周りと比べることはないんです。

自分が志望する大学の合格得点をクリアすること!

これのみです。


つまり結局は自分との闘いだということになりますね!!


結論:歩みののろいカメならば、

「早くスタートして、休まずにコツコツ歩みを進めることができると、志望校に現役合格ができますよ!」というお話でした。

めでたしめでたし。(^O^)/


PS.今からがんばろうと思う方は、徳育社のHPに面談希望と申し込まれてはいかがでしょうか。


☆ドラゴン











太宰府天満宮と菅原道真

2012-02-11 18:08:59 | 日記
“受験の神様”と言えば、全国的にも知られている『太宰府天満宮』ですね。

天満宮の境内の入り口の脇にある立札に由緒が記されていますが、「祭神・菅原道真(すがわらのみちざね)公」と最初に書かれています。


菅原氏は古代豪族の出身で、文道をもって朝廷に仕える文章博士(もんじょうはかせ)の家柄でした。

菅公(かんこう)はわずか5才で和歌を詠み、10才頃には漢詩を創作して“神童”と称されました。

33才で文章博士となり、学者としては最高の栄進を続けました。

宇多天皇の厚い信任を受け、蔵人頭などの政治の中心で活躍し、55才で右大臣、ついには従二位に叙せられました。

ところが901年(延喜元年)に、左大臣・藤原時平の策略により突然大宰府の役人に左遷となりました。

左遷というより配流(はいる・流罪の意味)に近い窮迫の日々を送りながらも、天を怨まず国家の安泰と天皇の平安をお祈りし、ひたすら謹慎され、配所から一歩も出ることはなかったそうです。

劣悪の環境の中で健康を損ない、京で待つ夫人の死去の知らせが届くと、益々病いは重くなり、903年(延喜3年)2月25日、白梅の花びらが散るように59才で亡くなったそうです。

御遺骸は大宰府の東北の地に埋葬され、その墓の上に『太宰府天満宮』が創建されました。

その後、朝廷でも罪なきことが判明し、人から神の地位に昇り、天満天神、学問の神・文化の神として永く人々の信仰を集めるようになったということです。


天満宮の本殿の左に皇后(きさい)の梅と呼ばれる紅梅、右が飛梅(とびうめ)と呼ばれる白梅があります。

本殿右手にある菅公の歌碑にあの有名な

「東風(こち)吹かば においおこせよ梅の花 あるじなしとて 春なわすれそ」とあります。

梅の花を愛された菅公が、大宰府(※)へ西下の時、京の紅梅殿の梅にこの歌を詠まれると、梅花ははるばる、みあとを慕って、配所大宰府の菅公のもとに飛んできた。

これが「飛梅伝説」です。

千有余年たった今でも、毎年花を咲かせ続け「飛梅さま」と愛されています。

さだまさしさんのアルバム「風見鶏」に収録されている「飛梅」はこの「飛梅伝説」をモチーフとした楽曲です。


また、境内には梅をはじめ、クス、花菖蒲などが四季折々に美しく咲き、参詣客の目を楽しませてくれます。

ちょうど今頃、2月の梅の時期には西鉄電車の「飛梅号」が走ります。

今年は例年より少し遅く、2月7日に「飛梅」が開花を始めたようです。

これから2月下旬に向けて満開になり、3月初め頃迄楽しめます。

有名芸能人が寄贈した数々の梅もありますよ!


さて、2月25日といえば、国公立大学前期2次試験の当日です。

この日はなんと菅公の命日なんですね。すごい偶然ですよね!

さすが「受験の神様」です!!


受験生の皆さん、菅公のように試練に耐え、春には太宰府の紅梅・白梅のような見事な花を咲かせてくださいね!!


※文中の「大宰府」と「太宰府」の標記の違いですが、

約1300年の昔、この地にあった朝廷の出先機関、つまり役所が「大宰府」(オオイミコトモチノツカサ=大君の詔で動く役所の意味)でした。

現在は史跡や当時の役所を意味する場合は「大」を使い、太宰府市や太宰府天満宮などの固有名詞のときは「太」を使っているそうです。


☆ドラゴン

国公立大の落とし穴

2012-02-04 14:41:13 | 日記
3年生の皆さんは、国公立大の2次試験や私立大入試に向かって頑張ってくださいね!!


さて、毎年センター試験の結果を見ると、残念に思うことがあります。

それは、あと少しで第一志望に届くのに、すごく足を引っ張る科目がある人がよくいます。

たとえば・・・
九州大学の法学部が第一志望とします。

センター試験は、
・英語(筆記・リスニング)
・数学(1A・2B)
・国語(現代文・古文・漢文)
・社会(世界史B、日本史B、地理B、倫理・政治経済から②科目選択)
・理科(物理1、化学1、生物1、地学1から①科目選択)
が受験科目です。

センターの合格得点率(ボーダー)は約83%です。

ということは基本配点900点に対して、747点必要ということです。

各教科83%の得点があればいいですが、なかなかそうはいきません。

たとえば、理科が苦手なRクンの得点率が
・英語 83%
・数学 83%
・国語 83%
・社会 83%
・理科 50%だったとします。

すると、トータルの得点率は79.3%まで下がってしまいます。

判定はDとかEになってしまいます。

せめて理科が70%あれば・・・Cなのに(>_“落とし穴”はここにあります。

5教科7科目の得点にバラツキが大きいと、志望大学のランクを落とさないといけなくなることが多いのです!

せっかくがんばってきたのに、Rクンのように苦手な理科の1科目のために、第一志望を諦めないといけなくなることもあります。

結果的に受験科目が少ない私立大学に変更してしまう。

これはとてももったいないことですね!

1年生、2年生の皆さん、国公立大学は5教科7科目の受験科目をまんべんなく得点する必要がありますから、今から苦手な科目は積極的に克服していきましょう!

まずは定期テストで、最低60点はクリアしましょう!

基礎的な勉強のうちにやっておかないと、3年生になると応用に入っていくのでさらに難しくなり取り返しがつかなくなります!

“落とし穴”に落ちないように、苦手科目こそ今からがんばっていきましょう!!

☆ドラゴン