徳育社≪九州オフィス≫スタッフブログ

~高校生のための大学受験応援ブログ~

ロンドン五輪をふり返って

2012-08-26 14:32:52 | 日記
今年の夏は各地で猛暑や大雨の被害もたくさんありましたが、最も熱かったのは、やはり『ロンドンオリンピック』でしたね!

時差の関係で真夜中にある生中継の試合を見て、寝不足になった人も多いと思います。


日本代表選手の活躍で、金・7個、銀・14個、銅・17個、計・38個のメダルを獲得しました。

史上最多のメダル数で、競技によっては「何十年ぶりのメダル」とか「史上初」という言葉をたくさん耳にしました。


8月20日のメダリストの皆さんの銀座でのパレードには、なんと50万人もの大観衆が集まり、たくさんの感動に対する感謝の気持ちを送っていました。

選手の皆さんも、競技中には見ることができないような、最高の笑顔で声援に応えてくれていましたね。


たくさんの声援を受けて、選手の皆さんも「次もまた頑張ろう!!」と思ってくれたのではないでしょうか。


さて、今大会の中で特に印象的だったのは、『団体競技』での日本選手の強さです!

【銀メダル】
・体操男子団体
・競泳男子400mメドレーリレー
・フェンシング男子フルーレ団体
・サッカー女子(なでしこJAPAN)
・卓球女子団体
・バドミントン女子ダブルス

【銅メダル】
・競泳女子400mメドレーリレー
・バレーボール女子(関塚JAPAN)
・アーチェリー女子団体

金メダルこそ逃しましたが、銀・6個、銅・3個を獲得しました。

惜しかったのは、やはり“男子サッカー”ですね。(>_“チームワーク”というのは、誰かが誰かをカバーすることではないんですね。

メンバーの一人ひとりが、100%以上の力を発揮することだと聞いたことがあります。

1+1=2ではなく、3や5や10に化けることで、チーム力は一気に爆発します。


一人で戦っている時以上の力が発揮できたり、誰かのために頑張ろうという強い気持ちが好プレーを生んだりします。


「競泳男子400mメドレーリレー」の若手3人が言った「康介さんを手ぶらで帰すわけにはいかない」という言葉には、グッときた人も多いと思います。


人は誰かのために頑張ろうと思った時に、いつも以上の力を発揮する生きものなんですね!

特に日本人はそういう気質が強い気がします。


たくさんの感動を与えてくれた選手に、たくさんの人がパレードで声援を送ることで、また選手も頑張る勇気をもらう。

このプラスのスパイラルが続くことで、日本人が元気になる、そんなことを感じることができた素晴らしいオリンピックでした。


高校生の皆さんも、勉強は自分のために頑張るのはもちろんですが、喜んでくれる人たちのためにも、将来多くの人たちの役に立つ自分になるためにも、頑張ってくださいね!!


☆ドラゴン




受験勉強は役に立つ!!

2012-08-18 13:26:13 | 日記
「大学受験の勉強をがんばって、本当に将来役に立つの?」

という素朴な疑問があると思います。


英語、数学(ⅠA、ⅡB)、国語(現代文、古文・漢文)、物理、化学、生物、地学、世界史、日本史、地理、現代社会、政治経済、倫理、倫理・政治経済という受験科目があります。


この中から、国公立大学のセンター試験では、最高5教科7科目必要になります。

私立大学でも、だいたい3教科は必要です。


国公立大学は、勉強する科目数が多いから勉強もたいへんです!

※今年の1年生からは、センター試験の受験科目・内容(特に数学と理科)が変更になります。


大学に入ると、1・2年次に主に「一般教養科目」を勉強して、3・4年次に「専門科目」を勉強します。

そして、教授が主宰する「ゼミナール」(通称・ゼミ)に参加して、各専門分野の研究や開発に取り組み、「卒業論文」を書いて卒業します。


就職すると、大学で学んだ専門知識がそのまま役に立つ仕事もありますが、そうでない場合もあります。


しかし、それは「大学で学んだ専門知識」のことで、大学受験レベルの知識は「一般教養」なんですね。


皆さんも将来、公務員試験などの国家試験を受ける人も多いと思いますが、これらの試験の「一般教養問題」は、ほぼ「センター試験レベル」の問題が中心です。

あとは「専門分野」の試験ですので、これは「大学で学んだ専門知識」から出題されます。


ですから、国家公務員試験などの合格者ランキングを見ると、東大・京大などの上位大学の出身者が多くなるのは当然ですね。

ということは、「センター試験レベル」の問題は、社会に出ていくために必要な知識である。

つまり「一般教養」であるということが言えます。


将来、皆さんは様々な職種に就くことになります。


現代の社会は、多種多様化して、さらに細分化していますから、どんな知識が役に立つかわかりません。

文系の人でも理系の知識が必要になったり、理系の人が文系の知識が必要になったりします。


例えば、弁護士の場合だと、様々な案件に取り組んでいきます。

化学や物理の知識が必要だったり、数学的な解析が役に立つこともあるでしょう。


ゲームを作るプログラマーでも、世界史や日本史の知識が必要かもしれません。

また、企業でも出世をして、課長や部長や社長に上がれば上がるほど、営業部門と製造部門の両方の理解が必要になります。

文系・理系に関係なく、必要な知識を勉強する必要に迫られたりします。


学校の先生でも、専門分野の指導以外にも、進学や就職の相談に他の教科の理解が必要になります。


「一般教養」というのは、たいへん広い分野ですから、いくら勉強してもし過ぎることはありません。

クイズでも何でも知っている人がいますよね。

そういう広い見識を持っていることが、すべて自分の「専門分野」の仕事のプラスになります。


だから、「大学受験の勉強は、将来役に立ちます!!」
人生ムダなことは、一つもありません。


そう信じて勉強してくださいね!!(^O^)/


☆ドラゴン

今年の合格体験記から

2012-08-11 17:51:36 | 日記
今回は、今年の春に卒業した先輩たちの「合格体験記」の中から、一部抜粋してお届けします。

・・・・・・・・・・

受験に必要なことは、最後まであきらめないことだと思います。
受験勉強をする中で、今自分がやっている所は試験に出るのだろうかと疑う時があると思います。
そんな時に、自分を信じて、あきらめずにやれば必ず結果はついてくるものだと思います。
また、模試などで結果が出せずにいる時は、下を向かずに、常に上を向いてやることが大切なことだと思います。
【愛知大学 教育学部 初等教育教員養成課程合格/E.S君】


受験とは何かと探してきて、自分としては端的に言えば「我慢大会」という答えに行き着いた。
勿論、才能が関係する面もあるが、自分をいかに律して、理性に支配させるかかが受験には重要だと考えるからだ。
受験はひとつのゴールだが、人生のゴールではなく通過点であること。
妥協はするにしても、絶対に譲れない所は最後まで貫くことである。
そして、最後まで自分を信じることである。
【九州大学 農学部合格/T.R君】


部活が終わってから、特に運動部の人は、フリーな時間がかなり増えるはずです。
この時間を勉強に使えるかどうかが重要になります。
この時期に大切なのは、時間をかけて、じっくりと考えることです。
自分がやったのは、問題集1冊を夏休み中に終わらせることを目標にして勉強しました。
【熊本大学 工学部 情報電気電子工学科合格/A.R君】


私がテストを受け続けて実感したことなんですけど、テストはスピードが命です。
とにかく早く、早く、早く。
休憩したり、少々ポケーとする時間なんてありません。
私はいつもテスト(模試)が終わる度に、今度はもっと早く解こうと反省していました。
皆さんはこのような後悔をしないために、問題をとにかく最初から早く解く癖をつけて欲しいと思います。
【佐賀大学 理工学部 物理学科合格/S.K君】


モチベーションを上げる別の方法として、将来の自分を思い浮かべることをしました。
そうすれば、今している勉強がいかに大切なことかが分かります。
何で勉強するのかと思う人も多いと思います。
私もその一人でした。
今では、コツコツしてきた勉強が、未来の理想とする自分に、少しでも近づくことができることなのだと、とらえることができました。
【長崎県立大学 看護栄養学部 看護学科合格/I.Sさん】


勉強している中では、やっぱりしたくない日とかあると思いますけど、今日はこれだけ!と決めてからやると、意外に手は進むものです。
少しずつでも毎日続けることが一番大事なんだと、私は今回気づくことができました。
【宮崎大学 農学部 森林環境学科合格/M.Aさん】


受験を通してわかったことは、自分では努力しているつもりでも、それはまわりと同じことなので、自分が「今日はこの辺でいいか。」と思った時から、あと30分ほどでもいいのでやると、ほかの人との差をつけることができるということです。
受験勉強は、ほかの人とどうやって差をつけるかを考えるのも大切です。
それには、「得意な所を伸ばす」や「苦手を少なくする」ことが重要だと思います。
【福岡工業大学 工学部 知能機械工学科合格/E.H君】

・・・・・・・・・・

先輩たちからのエールだと思って、現役生の皆さんもがんばってくださいね!!


☆ドラゴン

自己コントロール力

2012-08-04 13:28:31 | 日記
皆さんは将来、「自分がやりたい仕事ができるようになりたい!」と思っていますよね?

そうなるために必要なものは何でしょうか?


それは、「自分をコントロールする力」です。


実は受験勉強で得る最大のものがこれなんですね!

つまり「勉強の自律」です!!


では、「自分をコントロールできる人」とは、どんな人でしょうか?

具体的にあげてみましょう。


【高校時代】

・予習・復習がいつもできる。
・テスト前に計画を立てて勉強できる。
・テストのあとに復習ができる。
・決められた学習プランをクリアできる。

・部活の自主練習ができる。
・チームワークを守ることができる。
・チームのリーダーシップが取れる。
・目標に対してこだわることができる。

・自分が決めたことは何があっても実行する。
・将来の目標を自分で考える。
・自分の志望大学・学部を自分で決める。

・積極的に質問・相談をする。
・学校に振り回されずに、自分の弱点を優先して勉強できる。
・基礎を固めるために、地道な暗記や自学自習をコツコツできる。

・3年生からの年間プランを立てることができる。
・志望校の過去問攻略を自分で計画的にやれる。
・繰り返しの勉強をしっかりできる。
・何をいつまでにやるかを決めて、実行できる。


【大学時代】

・自分で履修科目を決めて、時間割が作れる。
・誰に言われなくても自分で勉強できる。
・掲示板を見て、自分で情報を集めて行動できる。

・食事、掃除、洗濯等の生活面をきちんとできる。
・生活費の管理ができる。
・アルバイトで責任を持った仕事ができる。

・将来のために、専門以外の勉強もできる。
・就職活動の前の情報収集ができる。
・就職活動が自分でできる。
・卒業論文が書ける。


【社会人】

・報告、連絡、相談が速くできる。
・自分の仕事のための勉強ができる。
・社会、政治、経済等の情報収集や勉強ができる。
・先輩、上司のフォローができる。
・新人、後輩の指導ができる。

・週間、月間、年間で仕事の目標を作成して、管理ができる。
・自分のプロジェクトを立ち上げることができる。
・自分がやりたい仕事ができる。
・会社に貢献することができる。


皆さん将来やりたい仕事があると思います。

しかし、仕事となると入社してすぐにやりたいことはなかなかできません。


なぜならば、「その仕事をあなたに任せても大丈夫!」と会社が認めてくれないと、やらせてはくれません。

また、それが新しい仕事であればなおさらです。


しかし「自己コントロールができる人」は、確実に他の人よりも早くそれは実現できます。


それは「実力がある人」と判断されるからです。

または「信頼できる人」と思われるからです。

または「努力する人」と思われるからです。


これはとても大切なことです!


将来、自分がやりたい仕事をしたいのならば、まずは「自分をコントロールできる人」になることが一番の近道です!

それは、高校生の今から始まっています。


将来の目標の“スタートライン”は今ですよ!!


☆ドラゴン