☆★☆★☆★☆★☆★☆
Merry
Christmas!!
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今日はクリスマス・イブですね!
昨日の天皇誕生日+土曜+日曜で、今年のクリスマスは見事な3連休です!
いいですね!!
まあ、3年生の皆さんは今年はガマンしてくださいね!
さて、クリスマスと言えば“クリスマスケーキ”ですね。!(^^)!
今日はケーキのお話です。
ケーキといえばやはりフランスが本場です。
もちろん各国にもいろいろなケーキはありますが、マリー・アントワネット(フランス国王ルイ16世の王妃)の時代のヨーロッパには、現在の洋菓子のベースとなるものはほとんどあったようです。
もちろん一般庶民の口に入るのではありません。宮廷の中でのみ贅沢な料理やお菓子・パンが食されていたのです。
当時は宮廷専属の料理人や菓子職人がたくさんいたんですね。
フランス革命前に民衆が貧困と食糧難に陥っていたときに、「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない。」とマリー・アントワネットが言ったというのがありますね。
これは、実は違うご婦人の言葉であったそうですが、それほど宮廷と庶民の生活には落差があったという象徴的な言葉です。
そして、王政に対する民衆の不満が爆発して、1789年7月14日に“フランス革命”が勃発しました。
ちなみに、マリー・アントワネットの生家は、オーストリアのハプスブルグ=ロートリンゲン家です。
父は神聖ローマ皇帝フランツ1世・シュテファン、母はオーストリア大公のマリア・テレジアという、とてつもないお嬢様です。
ちょっとだけ世界史のお勉強でした。
さて、フランス菓子のお店に行くと、フランス語でネーミングされていることが多いですね。
お菓子に使ってある果物でも、フランス語と英語では名前が違います。
フレーズ(fraise/仏)=ストロベリー(strawberry/英)=イチゴ(日)
フランボワーズ(framboise/仏)=ラズベリー(rasberry/英)=木イチゴ(日)
カシス(cassis/仏)=ブラックカラント(black currant/英)=黒すぐりの実(日)
ミルティーユ(myrtilles/仏)=ブルーベリー(blueberry/英)=こけももの実(日)
ペーシュ(peche/仏)=ピーチ(peach/英)=桃(日)
アナナス(ananas/仏)=パイナップル(pineapple/英)
シトロン(citron/仏)=レモン(lemon/英)
ポワール(poire/仏)=ペア(pear/英)=西洋梨(日)
レザン(raisin/仏)=グレープ(grape/英)=ブドウ(日)
マロン(marron/仏)=チェスナッツ(chestnut/英)=栗(日)
といった感じです。
また、今人気のミルクレープやミルフィーユのミルは“ミリオン”(million=100万)のことです。
クレープの生地をたくさん(100万枚くらい)重ねたようなお菓子というのが“ミルクレープ”です。
では、“ミルフィーユ”の“フィーユ”は何でしょうか?
これは“フィユタージュ”(feuilletage=葉っぱ)という、バターを幾層にも織り込んで薄い層が重なったような“折り込みパイ生地”のことです。
この生地にクリームなどを挟んで幾層にも重ねたお菓子のことを“ミルフィーユ”と言います。
よく“パイ生地”と言いますが、あれは正しくは“フィユタージュ(生地)”なんですね。
では、“パイ”というのはどこからきたかというと、実は“円い形”のことを言います。
アップルパイを焼く時に使う“円いパイ皿”がありますね。
あの形が“パイ”なんですね。
数学の円の計算をするときに使う“π”(=パイ)はギリシャ文字ですが、それと同じで“円い”という意味です。
長々と書いてしまいましたが、クリスマスケーキを食べながらこんなうんちくはいかがですか?
では、楽しいクリスマスを過ごしてくださいね!!
3年生の皆さんは、来年のクリスマスが楽しく迎えられるように、頑張ってください!!
では、また来年!
佳いお年をお迎えください!!
☆ドラゴン
Merry
Christmas!!
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今日はクリスマス・イブですね!
昨日の天皇誕生日+土曜+日曜で、今年のクリスマスは見事な3連休です!
いいですね!!
まあ、3年生の皆さんは今年はガマンしてくださいね!
さて、クリスマスと言えば“クリスマスケーキ”ですね。!(^^)!
今日はケーキのお話です。
ケーキといえばやはりフランスが本場です。
もちろん各国にもいろいろなケーキはありますが、マリー・アントワネット(フランス国王ルイ16世の王妃)の時代のヨーロッパには、現在の洋菓子のベースとなるものはほとんどあったようです。
もちろん一般庶民の口に入るのではありません。宮廷の中でのみ贅沢な料理やお菓子・パンが食されていたのです。
当時は宮廷専属の料理人や菓子職人がたくさんいたんですね。
フランス革命前に民衆が貧困と食糧難に陥っていたときに、「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない。」とマリー・アントワネットが言ったというのがありますね。
これは、実は違うご婦人の言葉であったそうですが、それほど宮廷と庶民の生活には落差があったという象徴的な言葉です。
そして、王政に対する民衆の不満が爆発して、1789年7月14日に“フランス革命”が勃発しました。
ちなみに、マリー・アントワネットの生家は、オーストリアのハプスブルグ=ロートリンゲン家です。
父は神聖ローマ皇帝フランツ1世・シュテファン、母はオーストリア大公のマリア・テレジアという、とてつもないお嬢様です。
ちょっとだけ世界史のお勉強でした。
さて、フランス菓子のお店に行くと、フランス語でネーミングされていることが多いですね。
お菓子に使ってある果物でも、フランス語と英語では名前が違います。
フレーズ(fraise/仏)=ストロベリー(strawberry/英)=イチゴ(日)
フランボワーズ(framboise/仏)=ラズベリー(rasberry/英)=木イチゴ(日)
カシス(cassis/仏)=ブラックカラント(black currant/英)=黒すぐりの実(日)
ミルティーユ(myrtilles/仏)=ブルーベリー(blueberry/英)=こけももの実(日)
ペーシュ(peche/仏)=ピーチ(peach/英)=桃(日)
アナナス(ananas/仏)=パイナップル(pineapple/英)
シトロン(citron/仏)=レモン(lemon/英)
ポワール(poire/仏)=ペア(pear/英)=西洋梨(日)
レザン(raisin/仏)=グレープ(grape/英)=ブドウ(日)
マロン(marron/仏)=チェスナッツ(chestnut/英)=栗(日)
といった感じです。
また、今人気のミルクレープやミルフィーユのミルは“ミリオン”(million=100万)のことです。
クレープの生地をたくさん(100万枚くらい)重ねたようなお菓子というのが“ミルクレープ”です。
では、“ミルフィーユ”の“フィーユ”は何でしょうか?
これは“フィユタージュ”(feuilletage=葉っぱ)という、バターを幾層にも織り込んで薄い層が重なったような“折り込みパイ生地”のことです。
この生地にクリームなどを挟んで幾層にも重ねたお菓子のことを“ミルフィーユ”と言います。
よく“パイ生地”と言いますが、あれは正しくは“フィユタージュ(生地)”なんですね。
では、“パイ”というのはどこからきたかというと、実は“円い形”のことを言います。
アップルパイを焼く時に使う“円いパイ皿”がありますね。
あの形が“パイ”なんですね。
数学の円の計算をするときに使う“π”(=パイ)はギリシャ文字ですが、それと同じで“円い”という意味です。
長々と書いてしまいましたが、クリスマスケーキを食べながらこんなうんちくはいかがですか?
では、楽しいクリスマスを過ごしてくださいね!!
3年生の皆さんは、来年のクリスマスが楽しく迎えられるように、頑張ってください!!
では、また来年!
佳いお年をお迎えください!!
☆ドラゴン