徳育社≪九州オフィス≫スタッフブログ

~高校生のための大学受験応援ブログ~

脳育

2015-01-31 16:34:16 | 日記
最近、あるセミナーで「脳育」の話を聞きました。

今は幼児の段階から「脳」を育てるためのセミナーなどが盛んだと知り驚きました。


思春期の子どもはホルモンバランスが変わる時期で、骨や筋肉の成長が著しいので、脳が疲れやすいそうです。

そのために、やたら眠くなったり、ゴロゴロしていても疲れてしまうことがあるそうです。


心当たりのある方も多いのではないですか?


では、どうすればよいかというと、

①しっかりと休む日をつくること。

②しっかり噛む食事をとること。

③楽しいおしゃべりができる環境をつくること。


特に③のおしゃべりは脳のストレスを取るのに一番有効だということでした。

部活のあとのおしゃべりや、家庭でのたわいもないおしゃべりは実は重要なんですね!

でも、しゃべってばかりはいけませんよ。


逆にマンガやゲームは脳が変な動きをするので、ストレス解消には向かないそうです。


また、成績をアップさせるためには何が必要かというと、脳の中で「冷静な判断や客観的に理解する力=考える力」の部屋を鍛えることが大切なんだそうです。

そのために次のようなことが重要だということです。


①生活リズムを調える(生活習慣を正す)

朝日を浴びて、しっかり噛んで食事をしたり、リズミカルな運動をすることでセロトニンという心を穏やかにする物質が出て、冷静な判断ができるようになるそうです。


②成功するイメージを持つ

自分が将来どうなりたいかということを、明確にイメージできるように本物を見たり体験したりすることが大切なのだそうです。

これができると、脳の中がそれに向けて活動するので、結果的に前向きに脳が機能するようになるそうです。


思春期は心も体も大きく変化して成長する期間です。

同時に自立に向けて親に反抗する期間でもあります。


だから複雑なんですね。

しかし、自分の脳をコントロールできると、いい結果を得ることができることがわかります。


まずはきちんとした生活習慣を作っていく、しっかりとした目標を持つことができれば、成績も自然に向上できるということです。

ぜひ、皆さんも参考にして、実践してみてください!!(^o^)丿


☆ドラゴン

バンクーバーの朝日

2015-01-24 16:32:26 | 日記
年末年始の映画で特に感動したのが『バンクーバーの朝日』でした。

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1900年代初頭、多くの日本人が新天地を夢見てカナダへ渡りました。

しかし現実は、過酷な肉体労働や貧困、云われのない差別…という厳しい環境でした。


そんな中、日本人街に野球チーム「バンクーバー朝日」が生まれます。

しかし、体格で上回る白人チーム相手に負け続け、万年リーグ最下位でした。


ある年、キャプテンに任命されたレジー(妻夫木聡)は、偶然ボールがバットに当たって出塁できたことをきっかけに、バントと盗塁を多用するプレースタイルを思いつきます。

その大胆な戦法は「頭脳野球」「サムライ野球」と呼ばれ、同時にフェアプレーの精神でひたむきに戦い抜く彼らの姿は、日系移民たちに勇気や希望をもたらします。

また、その独特なプレースタイルに白人社会からも賞賛と人気を勝ち取っていきます。


そんな時に、真珠湾攻撃のニュースが流れ、日系人は敵国人として収容所送りになるのでした。

1914年~41年、戦前のカナダで活躍した日系移民の野球チーム「バンクーバー朝日」の実話をもとに描いた作品です。

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この映画を観て、戦争というものは世界の隅々にまで影響を与えるものだということ。

新天地を求めて移民した方々の苦労や悲しみ、つらさを感じ取ることができました。


しかし、収容所送りになってバラバラになったメンバーは、そこそこで野球好きなカナダ人と一緒に試合をして親交を深めたそうです。

野球に限らずスポーツや文化は政治や国境を超え、友情を育むことができる素晴らしいものだと感じました。


そして、2003年に「バンクーバー朝日」はカナダ野球殿堂入りを果たすことになります。

カナダの人々の心に生き残っていたのですね。

しかし、残念ながらその時に生きていらっしゃったのは、たった一人の選手だったそうです。


日本人はどんな苦境にあっても、強く、逞しく、誠実に、一生懸命に生きる、素晴らしい国民であることをこの映画から感じ取ることができました。

そんな先人たちに恥ずかしくない生き方をしたいですね!(^O^)


☆ドラゴン

センター試験の目的

2015-01-17 17:05:10 | 日記
3年生の皆さんは、今日からセンター試験です。

毎年のことですが、緊張しますね。


さて、センター試験を来年、再来年受験する皆さんへお伝えすることがあります。

それは「センター試験の目的」です。


「大学入試センター」のHPにはこう書いてあります。

『大学入試センター試験は、大学(短期大学を含む。以下同じ。)に入学を志願する者の高等学校段階における基礎的な学習の達成の程度を判定することを主たる目的とするものであり、

国公私立の大学が、それぞれの判断と創意工夫に基づき適切に利用することにより、

大学教育を受けるにふさわしい能力・適性等を多面的に判定することに資するために実施するものです。』


キーワードは

①「基礎的な学習の達成の程度」

②「大学教育を受けるにふさわしい能力・適性等」


この二つです。


①の「基礎的な学習」というのは簡単に言うと「教科書レベル」の勉強のことです。

つまり「定期テストレベル」の勉強ということにもなりますね。

受験勉強というと特別な勉強のように思っているかもしれませんが、実は「教科書レベル」「定期テストレベル」がメインです。


ということは、1年、2年の勉強も受験勉強なのです。

しかし、教科書レベルの問題だけでは差がつかないので、応用レベルの問題も入れてます。

これが3年生以降の勉強です。


しかし、応用レベルの問題は基礎レベルができないとできません。

だから、1年、2年の時の勉強が大切なのです。


②の「大学教育を受けるにふさわしい」というのは、「勉強の自律」ができているかです。

自分で計画的に勉強して、分析・改善できることが身についているかどうかです。

なぜなら、これができないと大学の勉強についていけないからです。


これが「センター試験の目的」です。


3年生から①をやり直すのは大変です。

また「定期テスト」の勉強すら計画的にできない人が、受験勉強などはできないということです。


ちょっとキビシイことを言いますが、これが現実です。


1年後、2年後にきちんと勉強してきてよかったと思うために、毎日の予習・復習やテスト勉強をがんばってくださいね!!(^o^)丿


☆ドラゴン



アナと雪の女王

2015-01-10 15:00:32 | 日記
昨年の大ヒット映画と言えば、ディズニーの『アナと雪の女王』ですね。

2Dと3D含めて何回も観たというリピーターが多く、DVD発売後も上映が続くという驚異的なヒットでした。

小さい子供から大人まで、幅広い年齢層に支持されたことがヒットの要因でしょう。

しかし、何といってもメインテーマ曲の「Let it go!」が強烈なインパクトを与えています。


大晦日の「紅白歌合戦」では、ご本家と日本語版の競演という豪華なステージを披露してくれました。


実は映画館で初めて「ありのままの~♪」を聴いた時に、非常に違和感を感じてしまいました。


ストーリーの流れでいくと、妹や国民に迷惑をかけた王女・エルザが、自国から一人で逃亡してきて歌うのがこの歌です。

「ありのままの姿見せるのよ ありのままの自分になるの~♪」と歌うので、王女としての責任を投げ出した身勝手な女性だと思ったからです。


しかし、英語版の和訳を見て「ありのままの自分を肯定する」曲ではなく「何も気にせず、自由に生きる」という内容の曲だとわかりました。


抑えに抑えてきた自分を、一人になってようやく解放することができる。

その喜びが、「Let it go!」(解き放て!) という歌詞になったのですね。


翻訳物は難しいですね。


そういえば、昨年お亡くなりになった作詞家・翻訳家の岩谷時子さんは、海外の歌やミュージカルの翻訳もたくさんされていました。


越路吹雪の「愛の讃歌」をはじめとする一連のシャンソンや「マイウェイ」などの訳詞。

ミュージカルでは「レ・ミゼラブル」「ミス・サイゴン」「王様と私」「ウエストサイド物語」「ジーザス・クライスト=スーパースター」「エビータ」「赤毛のアン」などの日本語版の歌詞など。


字数の異なる言語を見事に当てはめて、母音やキーワードとなる単語はきちんと合わせる、といった丁寧な仕事をたくさんされていました。


岩谷さんだったら「Let it go!」は何と訳されたのでしょう?

ついそう思ってしまった大晦日でした。



☆ドラゴン





お年玉の意味

2015-01-06 15:29:48 | 日記
新年あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い致します。

2015年 正月

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皆さんはお正月にお年玉をもらったと思います。

お年玉ってどういう意味があるか知っていますか?


現在は誕生日が来ると歳を1つ加えます(満年齢と言います)が、昔はお正月が来るたびに歳を1つ加える「数え年」という数え方が使われていました。

こうして新しい年を迎えると、歳をひとつ重ねるわけですが、昔は年齢を重ねることの象徴として歳神様(としがみさま)にお供えものをして、新しい一年の無病息災を祈りました。

このときお供物として備えられたお餅を、御歳神様の賜わりもの(おとしがみさまのたまわりもの)として分け合って食べるようになったことがお年玉の始まりとされています。

 
現代ではお年玉が、お餅からお金へと変化してきたわけですが、それは商家でお正月に使用人におこづかいを渡したことが始まりという説が一般的です。


では、お誕生日を祝うという考え方が入ってきたのはいつかというと明治に入ってからです。

しかし、それは高貴な方(天皇、貴族など)で、一般庶民に広がったのは戦後です。

昭和24年に年齢の数え方について、数え年から満年齢に変更するために「年齢のとなえ方に関する法律」(施行1950年1月1日)が制定されました。

これ以降、お誕生日を祝うことや、バースデーケーキやお誕生会などが一般化したのです。


現在では、お正月とお誕生日の両方でお小遣いやプレゼントをもらうというダブルの楽しみができたのです。

しかし、本当は同じ意味合いなんですね。

現代に生まれたことと、ご両親に感謝して、無駄遣いをしないようにしてくださいね!


では、今年も勉強に部活にがんばっていきましょう!!ヽ(^。^)ノ


☆ドラゴン