徳育社≪九州オフィス≫スタッフブログ

~高校生のための大学受験応援ブログ~

現役合格された皆さんへ

2016-03-27 09:54:45 | 日記
今年もたくさんの受講生の皆さんが現役合格してくれました。

皆さんの努力とご家族の皆様の応援に、心から感謝致します。m(__)m


さて、以前もお伝えしましたが、大学は高校とは全く違います。

それは「全て自己責任において行動する」ということです。


大学に入学した1年生の時は学部ごとにクラスがありますので、クラス担任の教授がいます。

ただし、それは単に語学などの一般教養のためのクラス分けにすぎませんから、クラス担任と言っても高校の担任のような世話は何もしてくれません。

来るのは入学時のオリエンテーションの時とクラスコンパの時くらいです。


3年になってゼミ(担当教授による少人数の専門の勉強)に入るとゼミの担当教授が卒論や就職のお世話をしてくれます。

それでも、基本的には自分で考えて行動するのが大学生です。


キャンパスには大きな掲示板があり、学部ごとに通達事項が書いてあります。(今はネットでも確認できるところもあります)

講義のスケジュールや休講のお知らせ、行事やテストの日程、学生課からの呼び出しや連絡事項・・・といった様々な情報が掲示されています。

学生はこれを自分で確認して、日々行動をします。


また、家族と離れて一人暮らしをしたり、寮に入ったりする場合もあるので、食事・洗濯・掃除などの身の周りのことも自分でやる必要があります。

全て「自己責任」で行動するのが大学生です。


これら全てが、将来社会に出て、社会人として自立するための練習のようなものです。

ですから、「勉強くらいは自分でできるようになっておいてください」というのが大学受験なんですね。

つまり、高校時代に「勉強の自律」をしておいてくださいということです。

いつも誰かがそばについて指示をしてくれないと勉強しないようでは大学では困ります。

誰も見ていなくても、自分で自分を管理できるようになっている、自分で自分をコントロールできるというのが「自律」です。


この力が、将来社会に出た時に、そのまま仕事に役に立つようになります。

皆さんが頑張ってきた受験勉強の意味は、ここにあります。


「勉強の自律」は「社会人としての自立」につながっているのです。

これから大学、そして社会へと、自分の力で飛び出して、将来、自分が求める「幸せ」をたくさんつかんでほしいのです。

そして将来、日本の素晴らしい「人財」となってほしい。

このことを私たちは心から願っています。

がんばってくださいね!!(^O^)


さて、今回で私のブログは終了します。

長い間読んでいただきありがとうございました。

皆さん、お元気で。さようなら・・・ヽ(^。^)ノ


☆ドラゴン

自分のプロデューサーになろう!

2016-03-19 13:55:40 | 日記
よく映画のプロデューサーとか、ドラマや音楽のプロデューサーという肩書きの人がいますね。

音楽の世界では“AKBグループ”のプロデューサーはあの秋元康さんです。

他にも小室哲哉、つんく♂、小林武史、前山田健一といった各氏が有名ですね。

映画だと“製作”というクレジットのところに名前を連ねている人たち。


このプロデューサーという肩書きの人の役割は、その作品全体の指揮をとっていて、製作の総責任者または代表者という立場と解釈していいと思います。

企画をはじめ、制作費の予算作成、原作をドラマや映画化するための交渉、脚本家や監督、俳優、音楽、各スタッフの選定、さらに宣伝や封切期日の決定までの一切の責任者です。

あらゆることに気を配り、一つの作品を世に送り出す、産み出す仕事です。

ですから、かなり責任重大ですね。

采配が間違えば大失敗して、大きな負債を抱え込むこともあり得ます。

最近は、映画の製作会社などは一社ではなく複数の企業や団体がバックについて、○○製作委員会というように、負担を分担することが多いようです。


プロデュースという言葉は元々「生産する」という意味です。


では、自分という一人の人間も社会で成功していくためには、この「プロデュース」をする必要がありますね。

原作、脚本、主演、衣装、宣伝、演出などを全てをプロデュースする責任者は誰か?

それは自分しかいません。

逆に言うと、自分が全てのことを決めることができるということです。


もちろん、そのためにはいろいろな知識や経験、技術を身につける必要があります。

それは、自分がなりたい自分になるための努力をするということですが、誰が命令するかというと、それも自分しかできません。

「自分で自分をプロデュースできる人になる」ことができれば、社会でも思うような仕事に就き、活躍できる人間になることができます。

ですから、自分を客観的に見て、こうしたい、こうなりたいと考え、それを自分に課すことができることが、成功の秘訣かもしれませんね!!(^O^)



☆ドラゴン



先輩自衛官からのメール

2016-03-12 14:06:59 | 日記
今年も“3月11日”を迎えました。

2011年の4月に、一人の卒業生からメールが届きました。

その2か月前に後輩の高校生の皆さんに激励のメールを送ってほしいとお願いしていたからです。

彼は卒業後、自衛官になっていました。

その先輩からのメールをご紹介します。

・・・・・・・・・・

3月11日14時46分頃、軽い揺れの後に大きな揺れを感じました。

東北関東大震災。

我々自衛隊は命令を受け、すぐに福島県に出発しました。

「絶対に被災者を助けるんだ」

神妙な気持ちでいざ出発。

しかし、福島県に到着早々、その意気込みはすぐに崩れ去ってしまいました。

街の灯りはなく、ひび割れ陥没した道路、倒壊した家屋、津波で瓦礫の山になった街。

一目で分かる絶望的状況でした。


自衛隊の訓練ではそれなりに過酷な環境を経験したつもりでしたが、私は訓練とは違う圧力に、すぐに心身ともに疲れ果ててしまいました。

「これじゃあもう生存者はいないかも」

などと、良からぬ思いすら湧いてきました。


しかし、そんな心情を一変する出来事がありました。

被災地に向け高速道路のパーキングで休憩中の出来事です。

このとき既に40時間の不眠不休の激務中、飲食はほぼできませんでした。

実は高速道路は緊急車両だけが通行できるようになっていて、一般の方が来ないため、パーキングには物資が残っていました。

そこで飲食物が買えたのですが、私は手持ちの資金がなく、ATMも使えないため飲食は断念せざるを得ませんでした。


仕方なく車両からパーキングを見ていると、何か配っている人が・・・

そこへ行ってみると、手作りのおにぎりを配っていたのです。

配っているのはもちろん福島県民の方です。

「どーぞ」 と渡されるおにぎり。

すぐには受け取れず、 これは被災者に配った方が・・・

などと考えていると、 私のその考えに気づいたのか、

「このおにぎりは隊員さんの為に握りました。来てくれてありがとうございます。」

そう言われて受け取ったおにぎり。

何も言葉が出ず、 ただその場に居づらくなって、

「ありがとうございます」

と小さく一言だけ言って車両に戻ろうとすると、 その後ろで、

「行ってらっしゃい!」

と元気な声。

私の心は明るくなり、

「行ってきます!」

と笑顔で返すことが出来ました。


人間不思議なもので、笑顔になると疲れが吹っ飛ぶんですね。

そのあと食べたおにぎりは、米と塩だけのおにぎりでしたが、今まで食べたどんな料理よりおいしかったです。

この出来事のおかげで、私はまた頑張ろうと思えました。


私は今まで、自分たち自衛官は人々を助ける側だ、と思っていました。

しかしこの時、私はこのおにぎりに助けられたのです。

よくある言いまわしですが、

「人は助け合いながら生きているんだ」

と深く意識することが出来ました。


被災地に行けないから助けられない訳じゃないです。

義援金を払わなければいけない訳でもないです。

少しの思いやりでも物事をグッと好転させるだけの力があります。


だから私から後輩の皆さんにお願いします。

この災害を、思いやりを、決して忘れないでください。

そして出来るならこのおにぎりのように、皆さんの思いやりを、周りの人たちに配ってください。

それが誰でもできる、最高の復興支援活動になるのだということを、知っていただきたいと思い、このメールを書きました。

長文ですみません。

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

・・・・・・・・・・

あの東日本大震災から、早や5年が経ちました。

この時期になるとテレビや雑誌でも特集が組まれたりします。

しかし、まだまだ現地では避難所で生活をし、故郷に戻れない地区の人もたくさんおられます。


高校生の皆さんの中にはボランティアに行かれた人もいると思います。

これから、大学生になっても社会人になっても、いつも心のどこかで応援しようという気持ちが大切ですね。

それがオリンピック以上に、日本を一つにする大切な心かもしれませんね!!(^O^)


☆ドラゴン

祝 卒業!!

2016-03-02 16:24:50 | 日記
3年生の皆さん、卒業おめでとうございます!!(^O^)

しかし、まだ受験が終わったわけではありませんから、気を抜かずに最後までがんばってくださいね!!


さて、2年生の皆さん。

次は皆さんの番ですからね。

もう受験生の意識をもってくださいね!

「でも、まだ1年あるし~」とか思っていませんか。

1年もありませんよ。

センター試験までは、もうあと316日です。

7科目あると1科目あたり45日です。

決して脅かしているのではないです。

もう、受験を意識した勉強に変えていってほしいんです。


今までは目の前の定期テストの勉強をしていたと思います。

これからは、国公立大学のセンター試験や2次試験、私立大の試験を念頭においた勉強をしてほしいんです。


どういうことかというと、2年生までにやってきた勉強の中で、テストでできていなかった問題や苦手な単元は、3年からの受験レベルの勉強がのっかっていきません。

テストで80%とれるように勉強をしている人は、2年生の時は80点とれても、3年になると64%しかとれません。

80%×80%=64%になるからです。

1年の時からだと、80%×80%×80%=51%になります。

だから、模試では点が取れない。こういう感じになります。


つまり1年や2年の時にできた“勉強の穴”の上には何も乗っからないということです。

だから、まず大切なのが「基礎固め」です!

1年生からの”勉強の穴”を見つけて、早く埋めていきましょう!

学校でも3年生の最初は、今までの総復習をやりますが、それだけでは足りません。

人によって“穴”は違うところにあるし、多い人も少ない人もいるからです。


特に文系の人は、英語、国語。

理系の人は、英語、数学、理科ですね。

簡単に言うと国公立大の2次試験や私立大の入試科目ほど、早くやる必要があります。


2学期からは、センターの過去問と2次・私立大の過去問対策をやるからです。

センター試験より難しい、2次や私立大の問題に早く取り組めるようにしたいからです。


いかに早く「基礎固め」ができるかが、現役合格の第一条件なんですよ!!ヽ(^。^)ノ



☆ドラゴン

志望校は早く決めたほうがいい!

2016-02-20 14:43:15 | 日記
よく2次の出願先を決める時に「ここの大学は倍率が高いから大丈夫ですか?」といったことを聞かれます。

また、模試の判定を見て「偏差値が低いから、順位が下がったから、志望校下げた方がいいですか?」などを聞く人がいます。

受験に必要な指標はいろいろありますが、決して偏差値や順位や倍率を見て、志望校を変えたりしないでください。


大切なのは、自分が行きたい大学の「合格得点率」=ボーダーラインです。

大手予備校が毎年出すもので、センターでこれくらいの得点率があれば、50~60%以上の人が合格していますという得点率です。

この「合格得点率」をクリアできているか、これだけが唯一無二の判断基準です!


ところが、模試の成績表にはこれは載っていません。

900点満点の模試(マーク)で、合計点が450点だったら得点率は50%です。

だから計算は簡単ですね!

もし、九州大学を目指すなら、だいたい80%は必要です。

医・歯・薬学部はもっと高いですよ。

東大、京大であれば90%以上必要ですね。


このセンター試験の合格得点率に対して自分の得点率は何%なのか?

あと何%、何点足りないのか?

そこを埋めるのに何をすればいいのか?

これだけです!(^O^)


なぜなら、偏差値や順位や倍率は周りがいて決まります。

だから、自分ではどうしようもないです。

しかし、得点率は自分次第でどうにでもできます。


1、2年生の皆さんは、これだけをこれからの判断基準として勉強をがんばってください。

だから、志望校・学部・学科は早く決めた方がいい!

なぜなら、目標とする得点率が決まらないからですね。


志望校が決まらないとか、よくわからないという人は、大学案内やHPで調べるのはもちろんですが、思い切って大学を見に行きましょう!

オープンキャンパスじゃなくてもいいです。

自然体の大学、大学生の先輩に触れて来てください。

お年玉はこんな時に使うものですよ!!ヽ(^。^)ノ


☆ドラゴン