徳育社≪九州オフィス≫スタッフブログ

~高校生のための大学受験応援ブログ~

吉田松陰の言葉(2)

2014-04-27 17:34:37 | 日記
吉田松陰の言葉の第2弾です。

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松陰の言葉②
『誰にでもある時期』


なにもする気がない。

たまには、そんなときもあるでしょう。

でもそれは後から振り返れば、せいぜい一時的なことじゃないですか。

これからずっと成長していく物語の、たった一部ですよ。

なんでいちいち焦ったり、傷ついたりする必要がありますか。

【覚悟の磨き方~超訳 吉田松陰より/サンクチュアリ出版】

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勉強する気がしない人、やる気がない人、何をめざせばいいか分からない人・・・いろいろなタイプの高校生がいます。

親とすぐケンカをする人、友達とケンカをする人、先生とケンカをする人もいます。

最近はスマホでゲームばかりやっている人、パソコンのネットばかり見ている人、携帯でつぶやいてばかりいる人もいます。


周りから客観的に見ていると、そんなことは今やることではないでしょ!と言われます。

しかし、本人もわかっているのです。

でも、どうしたらいいかわからないから、やることがなくてやっている。

または、どれくらい抵抗できるかを試しているのかもしれません。


長い人生から見るとそれはほんの一時的なことです。

しかし、今やっておいた方がいいこともあります。

大学受験の勉強もそうですし、部活もそうです。


だから、もしそのことで焦ったり傷ついたりしているのなら、5年先10年先20年先の自分に問いかけてみましょう。

あなたは何をやりたかったのかを!


前向きに考えることから逃げないで、一度きちんと見つめてください。

今の自分という存在を。

見つけようとすると、答はきっと見つかりますよ!!(^_-)-☆


☆ドラゴン




タモリさんの名言

2014-04-19 14:58:38 | 日記
2014年3月31日月曜日。

この日は日本の芸能史に残る日になりました。


「森田一義アワー 笑っていいとも!」の最終日です。

1982年10月4日から32年間、放送回数8054回の生放送の記録はギネスブックにも認定されました。


お昼になってあのテーマ曲が聞こえないと寂しいと思う人も多いと思います。

また、日曜日の午前中に増刊号がなくてつまらないという人もいると思います。


タモリさんは、福岡市で御三家と言われる名門高校から早稲田大学第二文学部西洋哲学専修に入学し、3年で中退しています。


タモリさんには数々の名言がありますが、番組の中で頻繁に言っていたのが「生放送だから反省は一切しない」でした。

生放送だから、反省なんかしても二度と同じシチュエーションにはならないという考えのようです。

確かにそうかもしれません。


スタート当時は、世間の常識からちょっと逸脱した芸風で、奇抜な企画が多く、現在のバラエティはこれをお手本として作られています。

また、軽妙洒脱ともいうべき話芸と、どんなゲストでも対応できる博識ぶりは、他の追随を許さないものがありました。


そのタモリさんの名言の中にこういうのがあります。


『やっぱり近道はないよ。真ん中の王道が近道なんだよ。』



これを見て意外な気がしました。

なぜかと言うと、タモリさんの名言は普通とは逆をいくことが多いのに、これは直球と感じたからです。


確かに近道はないかとか、もっと楽にできるやり方はないかとか、勉強もついテクニックを求めがちですが、そうではなく『真ん中の王道が近道』と言われると確かにと思ってしまいました。


『真ん中の王道』というのは、勉強でいうと基礎を固めて、応用力をつけて、過去問対策をしっかりやるということになります。

よく受験直前になって、実力が足りないと、競争率が高いとか出願者数が多いとか、自分の実力とは関係ないところにばかり目がいく人がいます。

残念ですが、そういう人は大体不合格です。


周りはどうあれ、自分の実力を合格ラインに上げる努力をすればよいだけです。


「過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる」


このことを分かってほしいですね。


受験生の皆さん、タモリさんの名言をしっかり受け止めて、一番の近道を走ってくれるかな?

「・・・・!」(^_-)-☆


☆ドラゴン


吉田松陰の言葉[1]

2014-04-12 16:13:58 | 日記
日本が鎖国の時代に開国を迫ってきたペリー率いる黒船に果敢にも一人で乗り込んでいった男がいました。

吉田松陰です。


「今回の事件は、日本の今後3000年の歴史にかかわること。くだらない常識に縛られ、日本が沈むのを傍観することは我慢できない。」


吉田松陰は「動けば道は開ける!」とばかりに黒船の甲板に乗り込みます。

この小さな一歩が、後の明治維新という大きな波を生むことになりました。


松陰は密航で捕まった後、江戸から故郷の長州藩(山口県)萩に送られ、牢獄生活ののちに「松下村塾」を始めます。

ここからのちの総理大臣2名、国務大臣7名、大学の創設者2名を輩出することになります。


松陰は「いかに生きるかという“志”さえ立たせることができれば、人生そのものが学問に変わり、あとは生徒が勝手に学んでくれる」と信じていました。

その後、「安政の大獄」の犠牲者になり、わずか30歳でその生涯を終えます。

しかし、その意志を継いだ志士たちが「明治維新」をおこし、今にいたる近代国家を創り上げました。


私たちもその“意志”を高校生の皆さんに伝えていきたいと考えます。

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松陰の言葉①
『自分はどうあるべきか』



「すべての問題の根本は自分のなかにある」


どれだけ大きな計画であっても、物事を動かす基本はここにあります。

計画がうまくはかどらずに悩んだときは、外部に答を求めることなく、

「まず自分はどうあるべきなのか」

雑音から距離を置いて、ひとり静かに考えてみましょう。

【覚悟の磨き方~超訳 吉田松陰より/サンクチュアリ出版】

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人は自分が思った通りに生きます。

思うから行動します。

その積み重ねが結果です。

ならば、まずはどう思うかです。

自分がどうなりたいかを哲学することこそ、人生で最初に必要な事かもしれません。(^_-)-☆


☆ドラゴン

自己責任の法則

2014-04-06 15:45:42 | 日記
成績が伸びた先輩とそうでなかった先輩の差がどこにあるかというと、一番は「自己責任で行動したか?」という点だと思います。

言い換えると「他人任せにしない、人のせいにしない」ということです。


現代の高校生はデフレーション、少子化、ゆとり世代の中で育ってきました。


家庭に子どもは一人か二人。

お母さんは全ての期待や夢を我が子に向けて過保護・過干渉に育ててしまう。

だから、幼いころから何でも子どものいいなりになって物を買い与え、わがままを聞いてあげる。


子どもは親は友だちくらいにしか思っていない。

気に入らないことがあると当り散らす。

情報はテレビやネット、スマホから無限に入ってくるので、頭でっかちな変な大人のようで、精神は全く子どものままで大きくなる。


親は子供に注意もできず、ご機嫌をうかがって暮らしている。

学校も先生は厳しく言ってくれない。

そして、何か都合の悪いことは全部誰かのせいですましてしまう。


大学まではなんとかなっても、社会に出ると一刀両断ですね。

そして、ニートや引きこもりになって、親はいくつになっても子どもを養うことになる。


こんな時代に育った子供たちは、果たして幸せな人生を送れるでしょうか?

いや、全く不幸な子どもたちのような気がします。


もちろん、そんな子どもばかりではありませんが、2極化はかなり進んでいます。


全ての結果の原因は“自分”にあります。


朝起きられないのは、夜更かししてPCばかり触っているからです。

太ってしまったのは、食べすぎだからです。

テストで点が取れないのは、覚えていないからです。

志望校が決まらないのは、考えていないからです。


それを誰かのせいにして、自分は悪くない、好きなことして何が悪いと思っている。

周りが変わることを待っている。

自分が変わることは考えない。


これでは、自分が望むことは何一つ叶いません。


つまり「自己責任で何一つ行動していない」ということです。


受験勉強で結果を残した先輩たちは、自分で考え行動したから、自分が望む結果を得ることができています。

目標も計画も実行も分析も改善も、全部自己責任でやることで早くできます。

スタートも早くなり、くり返す回数も増えるので、確実にUPしていきます。


合格できる自分作りをしていくことが、現役合格の最大のコツです!

考え方も行動も自分で変えていくことができれば、必ず望む結果がでます。


親のせいにして、何で点数が上がるでしょうか?

先生や学校のせいにして、何で志望校が決まるでしょうか?

塾や予備校のせいにして、何で合格できるでしょうか?


全ては自己責任で変えていかないと、何も変わりません。


キビしいことを言うようですが、本当に企業や社会が求める人材になるためには、自分を磨き続けるしかないのです。

楽して高い報酬は得られませんし、楽して立派な仕事はできません。


高校生の皆さんには、このことをわかってほしいのです。


ご両親からも言ってほしいのです。

本当にキビシイことを言えるのは、ご両親だけです!

本当に愛情があるのは、ご両親だけです!

だから、親ってつらいものなんですね。


「自己責任の法則」というのは、自分は何者にでもなれる、素晴らしい法則であることをぜひ教えてあげてください。

よろしくお願いします。m(__)m



☆ドラゴン