徳育社≪九州オフィス≫スタッフブログ

~高校生のための大学受験応援ブログ~

東京スカイツリー(その2)

2012-05-23 14:57:52 | 日記
『東京スカイツリー』開業おめでとうございます!!

『東京スカイツリー』は手造りのタワーなんです!

このタワーの鉄骨は全部で3万7000本。
丸いパイプ状の鋼管を全て手作業で接続させています。

日本の高度な溶接技術で、接合部を溶かしながら一つの鉄の塊につないでいっているんですね。接合部分の角度は小数点以下2桁の精度でつながっているそうです!

スゴイですね!!

海外のタワーはボルトで留めているものが多いそうですが『東京スカイツリー』は全て職人たちの手作業でつなぎ合わせて出来ています。

日本各地で造られた鉄鋼を、日本のトップの技術者たちによって一つひとつていねいに積み上げられた「奇跡の塔」なんですね!

また、二つの展望台はいずれもお椀のような形をしています。

つまりガラス面が垂直ではなく、外にせり出す形になっているので、足元まで景色がよく見えます。これは、鳶職の職人の技なんですね!

それに、「心柱」と呼ばれるタワーの中心部は、6時間半で固まる特殊なコンクリートが使われています。
これは、揺れに強いコンクリートで、地震が起きても折れずに振動を吸収してしまうもので、この空洞部分が非常階段として、緊急災害対策にも対応しています。

また、展望台に上がる4機のエレベーターの内部には、墨田の四季を表現するデザインが施されています。
「春」は桜の空、「夏」は花火の空、「秋」は祭りの空、「冬」は都鳥の空と、全く異なるデザインが楽しめます。

このデザインには、江戸羽子板の「押絵」の技術、「江戸切子」と呼ばれる硝子細工の技術、金銀の「鋳物」や神輿の飾りなどで使う「錺金物(かざりかなもの)」などの伝統工芸の技術、江戸の職人の技もふんだんに取り入れられています。

これら以外にも、タワーの内部には随所に江戸文化を表す展示物や内装が施されています。
江戸の伝統文化と現代の最新鋭の技術が織りなす『東京スカイツリー』なんですね。

「日本人ってホントにすごい!」と思わずにはいられないものです。

こういった新しい建造物には、様々な分野の力が結集しています。
“地図”に残る仕事って、やはりすごいことですよね!

皆さんも将来、こんなプロジェクトに参加できるような“プロフェッショナル”になってほしいです!

「東京タワー」が戦後の復興のシンボルであったように、『東京スカイツリー』は東日本大震災後の日本と日本人をひとつにしてくれる希望の象徴のようにも思えます。

日本が世界に誇るものが、またひとつ出来上がった喜びをぜひ体験しに行きたいものですね!!

☆ドラゴン

東京スカイツリー(1)

2012-05-19 14:11:53 | 日記
いよいよ5月22日に『東京スカイツリー』が開業しますね!

昭和33年に「東京タワー」が電波塔として建設されてから54年。

新しい電波塔が時代の要求で誕生しました。


ことの始まりは、2003年7月に、NHKと民間放送5社(日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京)が、600m級の新しい電波塔を求めて「在京6社新タワー推進プロジェクト」を発足したことによります。

なぜ新しい電波塔が必要だったかというと、既存の電波塔である「東京タワー」は都心部にあるため、超高層ビルが林立してきたことで、その影となる部分に電波が届きにくくなる問題を低減させるためでした。

また、ワンセグ、マルチメディア放送といった携帯機器向けの放送を快適に視聴できるようにするのも目的です。


2006年に基本設計、2007年~2008年に実施設計、2008年7月14日に着工し、2012年2月29日に竣工しました。

建設費・約400億円、総事業費・約650億円

高さ・634m(東京の旧国名・武蔵[ムサシ]にちなんで)

総重量・41000トン(東京タワーの10倍)

参加した技術者・約58万5000人

自立式タワーとして、世界一の電波塔として「ギネスブック」にも認定されました。


デザイン監修をされたのは、澄川喜一氏(彫刻家・東京藝術大学名誉教授)と安藤忠雄氏(建築家・東京大学名誉教授)。

このタワーの外観の大きな特徴である、反り(そり=日本刀の緩やかな反り)と起り(むくり=日本家屋の屋根のふくらみ)は日本の伝統建築の発想を取り入れたそうです。

確かに外から見るとまっすぐではないんですね。

これが、とてもしなやかで美しい形状なんです!


350mの第一展望台にはレストランやカフェ、ショップもありますし、450mの第二展望台にはタワーを5m上昇しながら1周するチューブ状の「空中回廊」もあります。

イルミネーションは2タイプで、隅田川の水をイメージした淡いブルーの「粋」と、江戸の「雅」を表す江戸紫。

鉄骨の色は「藍白」と呼ばれる青みがかった白で、これも藍染めの中で一番薄い段階の色合いを「スカイツリーホワイト」として採用されました。


近代的な建造物の中に、日本の伝統が息づいているタワーなんですね。

そして、もっとスゴイのが、外部にも内部にも日本の職人の技が随所にみられるところなんですね!

それは次回に・・・。


☆ドラゴン






タイタニック3D

2012-05-11 14:39:32 | 日記
映画『タイタニック』3D化されたと聞いて観に行きました!

『タイタニック』(原題:Titanic)がどんな映画かというと・・・


ジェームズ・キャメロン監督・脚本の1997年のアメリカ映画。

1912年に実際に起きたタイタニック号沈没事故を基に、貧しい青年と上流階級の娘の悲恋を描いている。

主にSFアクション映画を手掛けてきたキャメロン監督が、一転して挑んだラブロマンス大作。


ストーリーはタイタニック号沈没の史実を交えて展開する。

前半のラブストーリーから一転して、後半ではパニック映画さながらの緊迫感のある展開で、ラストは悲劇的な別れとなる恋人たちを描いた、優れたストーリーが話題となった。


主演・レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット


全米で6億ドル、日本で興収記録262億円、全世界で18億3500万ドルを記録。

同監督の『アバター』に抜かれるまで映画史上最高の世界興行収入を記録し、ギネスブックに登録されていた。

1998年のアカデミー賞において、作品賞、監督賞、撮影賞、主題歌賞、音楽賞、衣裳デザイン賞、視覚効果賞、音響効果賞、音響賞、編集賞の史上最多11部門で受賞した。

セリーヌ・ディオンが歌う主題歌「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」も大ヒットした。


と、まあ世界的に大大大ヒットしたスゴイ作品なんですね。

高校生の皆さんが生まれてすぐの作品ですが、テレビで観たことがある人も多いと思います。


ジェームズ・キャメロン監督は、今年がタイタニック沈没100周年にあたることから、2012年4月の公開に向けて3Dリマスター版を製作したそうです。

最近のニュースで、タイタニックと同じスケールの旅客船「タイタニック2」を作る計画があるというのもありましたね。

まさか名前は「タイタニック」にはしないと思いますが・・・。


この映画がスゴイのは、上映時間3時間20分という長時間で、休憩もはさまないのにあっという間に時間が過ぎて、全く退屈する瞬間がないというところです!

それくらい素晴らしい作品だということを再確認しました。

ですから、わざわざ3Dにする必要はないと正直感じました。

たいへんな作業であったろうに、ゴメンナサイネ。


さて、タイタニックが沈没した原因は何かというと“氷山”にぶつかったからなんですね。

その夜は、あまりに暖かく靄(もや)が発生していたことで、肉眼で氷山が見えた時にはもう手遅れだったわけです。


氷山は海面に出ている部分は少なくても、水面下には巨大な氷の塊があるわけです。

これに接触してしまい、船のサイドを破壊してしまった。それが致命的な範囲に及んでいたためです。

やがて徐々に浸水していき、最後には真っ二つに折れて沈没することになったのです。


“氷山”は怖いですね!

例えばこれを「人の心」に例えると、海面に出ている部分を「表面意識」、水面下にあるものを「潜在意識」とします。

実は、水面下にある「潜在意識」は大きくて強いんです。スゴイ力持ちです。

もし「潜在意識」で勉強したくないって思うと、自然とそういう行動になってしまいます。

これを別名「本音」といいます!


受験生の皆さんの一番の敵はこれです!

もし、そういう思いに気づいたら、急いで担当やアシスタントマネージャーに“SOS”を発信しましょう!

沈没しないように救援しますからね!!(^O^)/


☆ドラゴン

端午の節句

2012-05-05 12:21:05 | 日記
今日は5月5日、 「こどもの日」です。


昔は「端午(たんご)の節句」といいました。

“単語”ではないですよ。(^O^)


♪甍(いらか)の波と雲の波~ 重なる波の中空を~ 橘(たちばな)薫る朝風に~ 高く泳ぐや鯉のぼり~♪
【鯉のぼり】
♪屋根より高いこいのぼり~ 大きなマゴイはお父さん~ 小さいヒゴイは子どもたち~ 面白そうに泳いでる~♪
【こいのぼり】
♪柱のきずはおととしの~ 五月五日の背くらべ~ 粽(ちまき)たべたべ兄さんが~ 計ってくれた背(せい)のたけ~ 昨日比べりゃなんのこと~ やっと羽織の紐(ひも)のたけ~♪
【背くらべ】
など、いろんな童謡・唱歌にも歌われています。皆さんはいくつ知っていますか?


今は五月人形を飾ったり、鯉のぼりを見かけることは少なくなりましたが、ちょっと田舎の方に行くと、大きな鯉のぼりが庭に掲げてある風景を目にします。

おじいさんやおばあさんが初めての男の子が生まれると、大喜びで「端午の節句」をお祝いしたものです。


「端午の節句」は、日本では、古く奈良時代から続く年中行事です。昔の日本には五つの節句がありました。

1月7日「七草がゆ」3月3日「桃の節句」
5月5日「端午の節句」7月7日「七夕祭り」9月9日「菊の節句」

この節句という行事は、昔の貴族の間では、身の汚れを祓う(はらう)大切な季節の節目と考えられていました。

その五つの中の一つが「端午の節句」です。


“端午”というのは、もともとの意味は、月の端(はじめ)の午(うま)の日ということを表していて「この月はじめての午の日」という意味です。

「この月はじめての午の日」は、5月だけではありませんでしたが、奇数の重なりを節目として祝った陰陽道の影響から、端午の節句は5月5日のことになったとも伝えられます。

「端午の節句」は、別名「菖蒲の節句」とも呼ばれ、この時期、自宅のお風呂や銭湯で菖蒲を浮かべて入る菖蒲湯などの風習も見られます。


「端午の節句」と菖蒲の関係は、武道を尊ぶ「尚武」や、勝ち負けの「勝負」との語呂合わせとも言われますが、菖蒲にまつわる風習も大きく影響しているようです。

この5月5日の端午の節句に「鯉の吹流し(鯉のぼり)」を立て、 「武者人形(五月人形)」を 飾って男の子の前途を祝うようになったのは、徳川時代からです。

この頃、武家に、男の子が誕生すると、門前に、馬印(うましるし)や、幟(のぼり)を、立ててお祝いをしたそうです。

その風習が、やがては比較的裕福な庶民の間にも広がりました。
しかし、庶民は、幟(のぼり)は、立てられなかったので、その代わりに「鯉のぼり」を、あげるようになりました。


現在は「こどもの日」として男女ともにこどもの成長を祝う「国民の祝日」となっています。

「こどもの日」は1948年(昭和23年)に「国民の祝日に関する法律」が制定されたときから存在します。ですから、戦後すぐですね。

その“祝日法”にはこのように書いてあります。

『こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。』

皆さん、こどもの日は「母に感謝する日」って知っていましたか?

もうすぐ“母の日”もありますが、プレゼントをすることだけが感謝ではありませんね。


自分がどうやって生まれてきたかを聞いてみるのもいいですね。

お母さんがどんな思いで産んでくれたか、どんなに苦しんで産んでくれたか、お父さんはどんな思いでそれを待っていたかを知るだけでも自然と感謝の気持ちが生まれます。

そこで、ご両親に対する“感謝の想い”を言葉にしてみてはいかがでしょうか?

ご両親は我が子の成長を感じて、きっと喜ばれると思いますよ!!(^O^)/


☆ドラゴン