徳育社≪九州オフィス≫スタッフブログ

~高校生のための大学受験応援ブログ~

2次試験に向けて①

2013-01-26 13:44:28 | 日記
3年生の皆さん、センター試験お疲れ様でした!!


結果はいろいろとあるでしょうが、国公立大・2次試験や私立大入試に向けて、目標を早く決めて勉強をスタートしてください!

今回から、記述試験の対策を少しお伝えしていきます。


【英語】
 
≪和訳問題は原則として、直訳すべし≫

多くの和訳問題は、文構造を理解しているかを問われます。

ポイントは不定詞や分詞構文がどのような意味を表しているか、倒置、省略、修飾関係、並列構造、節の範囲がどこまでか、などです。

採点方法は「○○という言葉がなければマイナス5点」「??の意味を取り間違えていたらマイナス3点」といった具合に減点法です。

なので、少々ぎこちなくても、各語句に正しい訳があてられていればOKです。(subjectなど多義語の訳は配点が高いのでチェックしておこう!)

日本語の上手さやセンスは不要だと割り切ってください!

下手に難解な文章にすると、減点の可能性があります。


≪説明問題は本文の内容を知らない人でもわかるように、丁寧に書くべし≫


和訳と違い、自然な日本語を求められます。

「下線部」の具体的内容や理由が問われた時、「下線部」の和訳をベースに、文脈から自分の言葉で補ったり、本文中から抜き出し要約する方法があります。

しかし、まとめるべき箇所の見極めが必要です。

また、問いかけに対しての回答の語尾に注意しよう!(どういうことか→・・・ということ、どのような事実か→・・・という事実、等)


≪答案を書く練習をすべし≫

時間がかかるから、といって実際に書く練習をしなければ、本番でうまく書けるはずがありません。

とにかく書こう。書き終えたら冷静になってから見直し、学校の先生に添削してもらおう。

本番当日、不明な単語があっても決して諦めないこと!

文脈から考えて、想像しよう!


以上が英語の主な注意点です。

志望校の過去問を中心に、実戦練習をしてくださいね!!(^O^)


次回は数学です。


☆ドラゴン

2次試験

2013-01-19 13:17:40 | 日記
今日、明日は「センター試験」ですね!

3年生の皆さんの健闘を祈っています!!(^o^)丿


前回の国公立大学の「センター試験」に続き、今日は「2次試験」についてお伝えします。


①2次試験とは?

2次試験の正式名称は『個別学力検査』といいます。

センター試験は基本的な問題中心で全国統一ですが、2次試験は大学・学部ごとに問題が違います。


その学部の教授が、「こんな学力の生徒に来て欲しい」という期待を込めた問題を作りますので、難易度は当然センターより高くなります。

その学部の教育内容に合った問題になり、教科・科目も指定されます。配点もバラバラです。


理系であれば英語・数学・理科(Ⅰ・Ⅱまでの範囲)、文系であれば英語、国語、数学、社会が2次試験対象教科になります。

ただし、理系・文系ともに科目指定があったり、教科をまたがって選択できる場合もあったりします。教科数は1~4教科です。


そして、難易度の高い大学ほどセンター試験よりも2次試験の配点が高くなります。

ですから、2次試験対策(過去問演習)に早くとりかかるために、基礎固めを3年の1学期までには終わらせる必要があるのです


②チャンスは全部で3回ある!

国立大学は前期(2月25日~)、後期(3月12日~)の2回チャンスがあります。

但し、募集人員が大きく違います。前期の方が多いです。

後期は少ない上に倍率が高くなりますので、合格難易度も上がります。 

ですから、前期で合格するつもりで臨まないと受験期間が延びることになります。


そしてもう一つのチャンスが公立大学の中期日程(3月8日~)です。

全部の公立にあるわけではありません。

後期がなくて中期があるとか、前期・中期・後期の3回あるとか、大学によって様々ですからよく調べましょう。


近年、後期試験を廃止する大学が増えています。

早くいい学生を集めたいので、後期の募集人員をAOや推薦入試に回している大学が増えています。


また、後期は小論文・面接・総合問題等の試験が多くなってきていますので、対策も別に必要となります。

ですから、志望大学を早く決めて、受験の内容をよく調べ、早く受験勉強に取り組む必要があるのです


③「2段階選抜」とは?

通称「足きり」と言われているのが、「2段階選抜」のことです。

国公立大の場合は、センター+2次の合計点で選抜されますが、センターで1回、2次で1回の2段階の選抜がある場合があるということです。(主に国立大) 

センター試験の後に2次試験の出願期間が10日あります。

このあとにセンター試験の平均点の発表があり、2月10日くらいまでに第1段階選抜(前期日程)の発表があります。

それは2次試験の志願者が各大学・学部ごとに決めている、ある一定の倍率を越えた場合に実施するもので、通称「足切り」と呼ばれています。


これは大学・学部ごとに設定され、その倍率や基準は違います。

センターの得点が一定の基準より低いと2次試験が受けられなくなるという制度です。

しかも2次の出願後にしかわかりませんから、「足きり」にひっかかると、その試験は受けられません。

だから、出願先の決定はこのことも考えておく必要があるということです。 


といったところが、「2次試験」の基本的な概要です。

さらに詳しいことが知りたければ、『蛍雪時代・臨時増刊号』の4月号、8月号、11月号を見てください。

または、アシスタントマネージャーに質問しましょう!


大切なことは、自分が目標とする大学や学部を考えていないと、具体的な状況がつかめません。

まずは「目標設定」をしっかりすることですね!

これは、1年生でも2年生でも同じですよ!

受験は先手必勝ですよ!!


☆ドラゴン


センター試験とは?

2013-01-12 13:07:12 | 日記
来週の今頃は、3年生の皆さんは「センター試験」を受けていますね!

早いですね!!


さて、「センター試験」とはどういうものか?

よくわからないという2年生の皆さんにお教えします。

※1年生の皆さんから、センター試験の内容は変更されます。



①国公立大学の1次試験のようなものです。


国公立大学の入試は「センター試験」と「2次試験」があります。

「センター試験」はどこの国公立大学を目指そうが、全国の受験生が同じ試験を受験します。

全国予選ですね!

出願者数は55万人くらいです。(実際に受験するのは52万人くらいです。)

試験日は、毎年1月の13日以降の最初の土曜・日曜の2日間と決まっています。



②受験科目は5教科7科目が基本です。


外国語(英語・ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語から選択)

数学(Ⅰ、ⅠA、Ⅱ、ⅡB、工数、簿記、情報から①か②科目選択)

国語(現代文・古文・漢文)

理科(理科総合A、理科総合B、物理Ⅰ、化学Ⅰ、生物Ⅰ、地学Ⅰから①か②科目選択)

社会(世界史A、世界史B、日本史A、日本史B、地理A、地理B、現代社会、政治経済、倫理、倫理・政治経済から①か②科目選択)


文系は理科①科目、社会②科目

理系は理科②科目、社会①科目

となり、5教科7科目となります。


ただし、これは基本であり、大学や学部によって、指定がありますので、教科数や科目は異なります。

また、基本配点は900点満点ですが、大学や学部によって「傾斜配点」が決められています。



③全国平均得点率は60%になるように作成されています。


センター試験は、高校の教科書レベルの基礎学力を判定するのが目的ですから、難問・奇問は出題されません。

しかし、全国平均得点率は60%くらいに毎年なります。

なぜ平均得点率が60%くらいになるのかというと、問題が易しいと差がつかないので、問題数を多くしているからです。

つまり、スピード勝負ですね!


英語、国語は各80分。(英語のリスニングは試験時間30分)

他の科目は各60分です。

だから、英語の速読力や数学の計算力は重要です!


でも、センターの得点率が60%で合格できる国公立大学はわずかしかありません。

九州大学なら80%以上、大阪大学なら85以上、東京大学なら90%以上は必要です。

センターの得点率が高ければ高いほど、ランクの高い大学に合格できる可能性が出てきます。


しかし、それだけではダメですね。


なぜか?2次試験があるからです。


それは、また次回に。


☆ドラゴン

2013年のスタート!

2013-01-07 14:36:24 | 日記
新年あけまして

おめでとうございます!!

本年も、よろしくお願い致します。m(__)m


さて、お正月はどう過ごしましたか?

3年生は、ひたすら勉強していたと思います。


1年生、2年生の皆さん、受験はあっという間にやってきますから、まだ1年あるとか、2年もあると思わないでくださいね!


すでに学校が始まっていると思いますが、今日は1年生の皆さんの英語の勉強について少しふれておきます。


2012年度から高校の教科書が改訂されました。

特に、英語、数学、理科の内容が大幅に変わりました。


英語は、どう変わったかというと、

「英語Ⅰ・Ⅱ」
「リーディング」
  ↓
「コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」

「ライティング」
「オーラルコミュニケーションⅠ・Ⅱ」
  ↓
「英語表現Ⅰ・Ⅱ」
「英語会話」


に変わりました。

あと、中学レベルとの接続のために
「コミュニケーション英語基礎」
も増えました。


具体的な内容は、

「コミュニケーション英語Ⅰ」は高校英語の核となる文法事項が中心。

「コミュニケーション英語Ⅱ・Ⅲ」は読解が中心。

●変更ポイント・・・リーディングが中心ですが、「聞く、話す、読む、書く」の4技能を用いて、情報をインプットし伝達するという、コミュニケーション力に焦点が当てられた教科書に変化しています。


「英語表現Ⅰ」は、英文法を核とした表現力の育成を図る構成になっていますが、話す、書くというレベルが中心です。

「英語表現Ⅱ」は、Ⅰに加え、スピーチやディスカッションまでのレベルの内容になっています。

「英語会話」は、英会話の基礎レベルの位置づけになっています。

●変更ポイント・・・文法のための文法ではなく、使える英語のための文法という観点が以前と異なるポイントです。


なぜ、こういう内容に変更されたかというと、日本社会のグローバル化が避けて通れないからです。

企業では、英語が公用語として使われたり、管理職試験にTOEICの点数が必要だったり、海外との企業との提携が増加したり、現実の社会においての英語の重要度が増しているからです。


英語はできて当然、最低限の条件とさえ言えます。


ただ、従来の授業内容では、読めて、書けても、話せない、聞き取れないという現実がありました。

英語を中学から大学まで10年も勉強しても、実際には使えていないという問題を改善したいという考えがあります。


英語はコミュニケーション力を高めるための言語として身に付けてほしい、ということですね!

だから、「コミュニケーション英語」なんです。


授業も英語で行われたり、テストも英語で出題されたりと、変更されていきます。


そういうと、「なんか大変そう!」と思うかもしれませんが、ちょっと待ってください。

これは、皆さんにとって大チャンスですよ!


学校で英語を話せる基盤を育成してくれると思えば、うれしいことですよね!

ピンチと思うか、チャンスと思うかは、皆さんしだいです。


将来、自分がどんな仕事をしたいのか、その時に英語は必要か?

そこまで考えて、英語に取り組んでほしいのです。


生きた英語が話せる人って、やっぱ、カッコいい!!ヽ(^。^)ノ

オジサンたちは、そう思っています!!


☆ドラゴン