徳育社≪九州オフィス≫スタッフブログ

~高校生のための大学受験応援ブログ~

もし世界が100人の村だったら

2013-02-23 12:52:28 | 日記
3年生の皆さんは、いよいよ国公立大の2次試験が近づいてきましたね!

緊張していませんか?

体調には十分気をつけて、最後の関門に挑んでください。


もう皆さんは、1年前の皆さんとは違います。

やるだけのことはやったという自信を持って、正々堂々を受験と闘ってくださいね!



さて、世界中に広まったお話に『もし世界が100人の村だったら』という文章があります。


元々はアメリカの大学教授が発表したデータをもとに、あるアメリカ人が創作したものがネットで広まり、日本では中野裕弓(なかのひろみ)さんが訳したものが有名になりました。

一部抜粋させていただきます。

・・・・・・・・・・・

『もし、現在の人類統計比率をきちんと盛り込んで、全世界を人口100人の村に縮小するとしたらどうなるでしょう。

その村には・・・・

57人のアジア人
21人のヨーロッパ人
14人の南北アメリカ人
8人のアフリカ人がいます。


52人が女性で
48人が男性です。


70人が有色人種で
30人が白人

70人がキリスト教徒以外の人たちで
30人がキリスト教徒

89人が異性愛者で
11人が同性愛者

6人が全世界の富の59パーセントを所有し、その6人ともがアメリカ国籍

80人は標準以下の居住環境に住み
70人は文字が読めません。


50人は栄養失調で苦しみ
ひとりが瀕死の状態にあり、ひとりは今、生まれようとしています

ひとり(そう、たったひとり)は大学の教育を受け
そして ひとりだけがコンピューターを所有しています。


もしこのように縮小された全体図からわたしたちの世界を見るなら、

相手をあるがままに受け容れること、
自分と違う人を理解すること

そして そういう事実を知るための教育がいかに 必要かは火を見るより明らかです。


また、次のような視点からもじっくり考えてみましょう。

(中略)

もし冷蔵庫に食料があり、着る服があり、頭の上には屋根があり、寝る場所があるなら・・・・
あなたはこの世界の75パーセントの人々より裕福で

もし銀行に預金があり、お財布にもお金があり、家のどこかに小銭の入ったいれ物があるなら・・・・・
あなたはこの世界の中で最も裕福な上位8パーセントのうちの一人です。


もしあなたの両親がともに健在で、
そして二人がまだ一緒なら・・・・・それはとても稀なこと

もしこのメッセージを読むことができるなら、
あなたはこの瞬間 2倍の祝福を受けるでしょう。


なぜならあなたのことを思ってこれを伝えている誰かがいて、
その上、あなたは全く文字の読めない世界中の20億の人々よりずっと恵まれているからです・・・(略)』


皆さんは、世界が100人の村だったら、大学で勉強できるたった一人の人なんですね。

また、世界の75%以上の人々よりも裕福なんです。

この環境を与えられていることだけでも、感謝ですよね!


ご両親やご家族の皆さんに、受験できることに感謝できているかどうかということが、本当は受験で一番大切なことかもしれません。

その心を胸に抱いて、2次試験も全力を尽くしてくださいね!!ヽ(^。^)ノ


☆ドラゴン

2次試験に向けて④

2013-02-16 14:36:42 | 日記
2次試験対策の最後は「理科」です。


【理科】

≪人が見て分かりやすい解答を作る≫

理科の計算過程の注意点は、数学と同じです。

読み手に伝わりやすく書くために、使った定理の名前を書いたり、計算に説明文をつけたりしよう。

解きながら、人に教える気持ちで書くことを心がけよう。



≪ケアレスミスをしないための注意点!≫

設問で与えられた条件はチェックする。

式は最後まで書く。

簡単なもの以外は暗算は極力避ける(計算過程がたくさん残っていた方が、計算ミスやおかしい部分に気付きやすい)。

使う法則や定理の名前、単位の付け間違い、数字の代入や文字式の書き間違い等、このあたりはミスがでやすいので特に注意しよう。



≪記述の勉強をする際のポイント!≫

問1など、大問の最初の方の問題は慎重に考えて解くこと。

後の問題で、前の問題の答えを用いて解くことがよくあります。

やはり、大学によって問題傾向が違うので、早めに解いてポイントを押さえよう。

まず解いてみてわからなければ、答えを見て、その模範解答を写して理解する。

また図を描いてイメージしながらやるとやりやすい。

一度解いた過去問でも何度も解き直し、納得いく記述解答ができるまで練習するという学習方法も効果的です!


最後に、2次試験は全問正解する必要はありません。

しかし、6割以上はほとんどの場合必要です。

確実に6割以上の解答ができることを考えて、何が重要かをよく考えた勉強をしてください。


では、皆さんの健闘を祈っています!!ヽ(^。^)ノ


☆ドラゴン

2次試験に向けて【3】

2013-02-11 16:28:25 | 日記
引き続き2次試験対策についてお伝えします。


【国語】

≪精度の高い本文読解が解答の大前提! 傍線部の逐語的置換が作業の根本だ!≫


(1)国公立大の設問は、内容説明・理由説明・訳や要約といった、解法によって即答することのできないものだから、本文の幅広く深い理解を解答に反映させる必要があります。

当然、精度の高い本文読解が何よりの前提となります。


(2)多くは本文の置換を要するもので、かつ複数の部分点要素が必要になります。

本文の1ヶ所を引き写してそれで足りるというケースはありません。

古文や漢文はもちろん、現代文においても、傍線部分は逐語置換(本文に忠実に置き換える)するつもりで取り組むことが大切です。


(3)選択肢問題や資料・図を導入しているものの、一般的には出題傾向に大きな変化はありません。

従来通り、過去問の演習が最も直接的な対策となります。

解説を熟読しつつ学習するしてください。


(4)採点方法は加点法で、複数の採点項目に部分点が配された解答例が用意してあります。

説明は緻密であるか、理解は深いか、正確であるか、といった観点から段階的に判断していきます。

表現の置換などはバリエーションを幅広く認めていますが、明らかな部分点狙いの解答は印象が悪くなります。

往々にして文が崩れるなどの破綻があり、厳しく判断されると思ってください。


(5)難関校であっても、標準的な設問が半分程度は含まれているので、これらをどれだけきちんと正答できるかどうかで合否が分かれます。

直前期では、むやみに難度の高い問題に挑むよりも、標準レベルの設問を完答するトレーニングを繰り返す方が効率のよい学習になります。

過去問についての解説を熟読し、解答の要求するすべての項目が拾いきれているかどうかを、つぶさに点検していくことが重要です。


以上が主な国語の注意点です。


また、「小論文」が必要な場合は、志望校の過去問を使って書いて、先生に添削してもらう、書き直す、添削してもらう・・・この繰り返しをしましょう。

3~5年分は演習すること。


時事問題がテーマに出る場合は、「新聞ダイジェスト」の記事や「読むだけ小論文」などの例文を読むことをおすすめします。


次回は理科です。


☆ドラゴン

2次試験対策②

2013-02-03 14:43:00 | 日記
前回に続き、2次試験対策をお伝えします。


【数学】

≪書き過ぎてちょうどいい! 過程こそ高得点のカギ!≫

答えだけを示した答案は減点対象になります。

答えを導いた過程を、文章と式で必ず述べてください。

採点の対象は、「・・・の式が導けて○点」「・・・がわかって○点」「最終的な答えが出せて○点」と、細かく決まっています。

加点の対象となる記述があれば、必ず部分点がもらえます。

記述式答案で、書き過ぎによる減点はありませんので、あきらめずに自分がわかったところまでをしっかり書いてください。  



≪式を立てる前に注意! 断り書きを忘れるな!≫

問題文にない文字を使う時は、きちんと定義してから使おう。

例えば、等差数列の初項と公差は、通常aとdを用いるが、問題文にそれらの文字がない場合は、「与えられた等差数列の初項をa、公差をdとすると・・・」のように書こう。

また、図形問題では、「△ABCで余弦定理より・・・」のように、どの場所に何の定理を使ったのかを明記しておこう。  



≪“きれい”を心掛け、グラフや図表も手を抜くな!≫

最終的な答えは、“一番きれいな状態”で書こう。

答えが分数の場合、約分、分母の有理化、実数化などを忘れると減点になります。

また、場合分けをしたら最後に答えをまとめること。

結論が抜けると大幅な減点となります。

グラフや図表を書く場合は、ある程度の正確さが必要です。

図示する必要がある場合は勿論、解答に書く必要がない場合でも、x軸、y軸、原点、交点の座標など、わかる数値はしっかり明記しよう。

グラフや図表を正確に書けば問題も解きやすくなります。

また微分で極値を求める問題で、増減表を書かない場合も減点されます。

手抜きをしないように気をつけてください!


以上が数学の主な注意点です。

過去問以外にも、出題傾向に合う問題集などを先生や相談室に相談して、演習してくださいね!

ガンバレ3年生!!ヽ(^。^)ノ


次回は国語です。


☆ドラゴン