おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、地域密着経営を形にするー3.メンテナンスカレンダーを作る、です。
整備工場や中販店では、年末にカレンダーをお客に配ったり、店頭に置いてお持ち帰り
いたいている会社が多いと思う。
一年の感謝と来年の取引を願ってカレンダーを配る。
このカレンダーのお金も馬鹿にならない。
結構こったカレンダーもあるが、もらった家庭ではカレンダーを居間などに
掲げているだろうか?その確認をしたことがあるだろうか?
私ももらっているが、使ったり使わなかったりしている。
カレンダーを配ると、「どうもありがとう」などと感謝の言葉を聞くが、
意外と使われていないのが現状ではないだろうか。
そこで、個に密着していることをアピールすることと、メンテナンスの意識を
しっかりと持ってもらうために、お客別のメンテナンススケジュールを作るのだ。
整備履歴や記録簿の控え、走行距離数、年式、代替サイクルなどから、1年間のメンテナンス
スケジュールを立てるのだ。
定期点検や安全点検をベースにして、オイル交換、後日整備、予防整備などで実施月と内容を
決める。
決まったスケジュールをカレンダーに記入していく。
大変な作業ではあるが、こうしたことが個客密着ではないかと思う。
単純に期日だけで「オイル交換ですよー」とか「点検ですよー」と、お客を括るのは、
いかにも「大量生産型」であり「平均的な顧客管理」である。
こうした状態は、私から言わすと「地域密着」とは言えない。
誰にでもできることであり、お客のことを意識したアクションではない。
お客別のメンテナンススケジュールを立てるということは、お客別の「売上計画」を立てる
ことと同じ意味を持つ。
だから、顧客管理をみっしりと行うことになるのだ。
今まで、顧客管理を徹底しましょう、と叫んでも実行に移す整備工場や中販店は皆無の状態だ。
その原因が、客別売上計画がないからだと、私は常々思っている。
地域密着か命題となった今、本当に顧客管理の徹底が必要なのだ。
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