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地域密着経営を形にするー4.貴方だけのメンテパックを提案する

2012年01月19日 | 経営・オピニオン全般

おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、地域密着経営を形にするー4.貴方だけのメンテナンスパックを提案する、です。

メンテナンスパックなどというと、ディーラーの十八番のように見えるが、そうではない。
むしろ、モータース店が積極的に扱っていくべき商品である。

クルマを売っていないから、とか商品化ができないなどが
モータース店が扱ていない大方の理由だ。

ご承知のように、メンテナンスパックは、1年間とか2年間に必要ないくつかの定期交換部品や、
点検などをパッケージにしたものだ。価格が安くなるなど客のメリットも多い。

販売する側も、1年間とか2年間のメンテナンスを一度の契約で販売することができるので、
販売コストが下がるし、事前に代金を一括受けとることができるなど、メリットがある。
だから、ぜひモータース店でも積極的販売をしていってほしい。

メンテナンスパックは、販売してしまったら、後は期日到来に合わせてメンテナンスを実施
するものと思っていたら大きな間違いだ。

地域密着経営をしていこうとしているのであれば、なおさらなのとである。
同じ商品でも、クルマの使用ケースや契約時の走行距離数、過去のメンテナンス内容などから
メンテナンスの実施時期を決めなくてはならない。
それが、地域密着型のメンテナンスパックの販売なのだ。

契約が済んだら、まずやるべきことはメンテナンスの実施時期を、お客と相談しながら
決めていく。走行距離が多いお客には、オイル交換などを追加で購入いただくといい。
当然、特別割引価格で提供することになる。

〇〇様、月間の平均走行距離数が〇〇キロですから、オイル交換は〇月と〇月に実施したほうが
よろしいかと思いますが、いかがでしょうか、といった具合である。

ワイパーラバーは、現在の損耗ですと〇月ごろが交換時期になるかと思われます。交換は〇月で
よろしいでしょうか。

このよいうにして、パックのメンテナンス内容に沿って、実施時期を決めていく。決まった実施
時期は、一覧表にしてお客さまに渡すこと。

個客に密着したメンテナンス実施を作ることによって、より高い安全であり、安心を提供できる。
また、エコにも効果的である。

半年ごとに自動的に実施時期を決めるのは、お客を「量」でしか見ていないのと同じだ。
十人十色、それによって内容を決める。ぜひこのようなメンテナンスパックを販売してほしい。


株式会社ティオ
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