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地域密着経営を形にするー3.メンテナンスカレンダーを作る

2012年01月18日 | 経営・オピニオン全般

おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、地域密着経営を形にするー3.メンテナンスカレンダーを作る、です。

整備工場や中販店では、年末にカレンダーをお客に配ったり、店頭に置いてお持ち帰り
いたいている会社が多いと思う。

一年の感謝と来年の取引を願ってカレンダーを配る。
このカレンダーのお金も馬鹿にならない。

結構こったカレンダーもあるが、もらった家庭ではカレンダーを居間などに
掲げているだろうか?その確認をしたことがあるだろうか?

私ももらっているが、使ったり使わなかったりしている。
カレンダーを配ると、「どうもありがとう」などと感謝の言葉を聞くが、
意外と使われていないのが現状ではないだろうか。

そこで、個に密着していることをアピールすることと、メンテナンスの意識を
しっかりと持ってもらうために、お客別のメンテナンススケジュールを作るのだ。

整備履歴や記録簿の控え、走行距離数、年式、代替サイクルなどから、1年間のメンテナンス
スケジュールを立てるのだ。

定期点検や安全点検をベースにして、オイル交換、後日整備、予防整備などで実施月と内容を
決める。

決まったスケジュールをカレンダーに記入していく。
大変な作業ではあるが、こうしたことが個客密着ではないかと思う。

単純に期日だけで「オイル交換ですよー」とか「点検ですよー」と、お客を括るのは、
いかにも「大量生産型」であり「平均的な顧客管理」である。

こうした状態は、私から言わすと「地域密着」とは言えない。
誰にでもできることであり、お客のことを意識したアクションではない。

お客別のメンテナンススケジュールを立てるということは、お客別の「売上計画」を立てる
ことと同じ意味を持つ。

だから、顧客管理をみっしりと行うことになるのだ。
今まで、顧客管理を徹底しましょう、と叫んでも実行に移す整備工場や中販店は皆無の状態だ。

その原因が、客別売上計画がないからだと、私は常々思っている。
地域密着か命題となった今、本当に顧客管理の徹底が必要なのだ。


株式会社ティオ
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