おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、中古車は高く売るより早く売れー4.在庫日数基準を守るには、です。
平均在庫日数を45日、長在車は60日として、在庫日数基準を決めたものを
守るには、在庫日数を管理するだけではなく、営業活動のアクションも決めておくことだ。
例えば、
・~25日 :通常販売
・26~35日:積極販売車
・36~45日:特売コーナー車
・46~55日:営業マン割り当て車
・56日~ :赤字販売車
などとして、アクションを決めておくこと。
在庫日数基準とアクションが決まったら、管理するためのツールを設けること。
この時、台帳管理ではなく「見て管理」する「見える化」が望ましい。
私のお勧めはホワイトボードを用意し、この一枚を在庫管理ボードとして
使うのだ。
縦軸に「日数」、横軸に「車種」をとる。
縦軸の日数は、上記の在庫日数のように5段階とする。
横軸は、自社の在庫車主によるが「軽自動車」「コンパクトカー」「ミニバン」「SUV」
「スポーツカー」「VIPカー」など。
ボードが出来上がったら、在庫車カードを作る。このカードに在庫車の基本情報を書き込み
マグネットで、管理ボードに貼り付け、在庫日数に応じて移動させるのだ。
こうしておけば、どのクルマが在庫日数がどの程度か、アクションが何かが一目でわかる。
これが大事なのだ。
毎日朝礼で、ボードの前に集合し、在庫日数確認とアクションを確認し、
全員で在庫日数を守るように、指導し指示する。
「長在車が多いようだけど・・・・」などといった、曖昧な表現ではなく、「現在の長在車は
「〇〇の〇日」と「〇〇の〇日」です。〇〇車は山本君の専売にしますので、山本君は
責任もって販売してください」などと、具体的に在庫とアクションを知らしめる。
こうして、在庫日数基準を、何としてもキープすること。
今やコンピュータ全盛の時に、ホワイトボードを使う、超アナログチックではあるが、
コンピュータに出来ないことは、意識させることである。
そのためにも、ホワイトボードを使って、目で見て管理し、全員で在庫日数をキープする
ために全力を尽くすこと。これこそがハウス営業であり、全社員営業なのだ。
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