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入庫促進はTELコールで決まるー3.TELコール担当者の心構え

2011年02月18日 | 営業・フロント全般

おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、入庫促進はTELコールで決まるー3.TELコール担当者の心構え、です。

入庫促進コールは、数では中身で勝負ということになるのでが、コール担当者の
心構えが、中身をピンにもキリにもしてしまう。

端的に言ってしまえば、「入庫促進」という目的にあった心構えになっていない
ケースが多いい。

だから、話法が「お知らせ」で終わってしまう。
上司や経営者は、「電話コールしているかー」と、担当者を質す。担当者は、「はい、
今日は〇件、行いました。順調に進んでいます」などと回答する。

この回答に上司も経営者も「安心」してしまう。確かに、コールの数は順調に消化
しているが、コールしている内容までは把握できていない。消化率ではなくて、
どのようなコールをしているかを質さなければ、効果は上がってこない。

つまり、電話コールによる入庫促進は、手段の一つであるのだ。
その手段の数の多さや消化の率で安心していてはならない。

そこで、まず担当者に役割が何であるかをはっきりと伝えて、その目的の心構え
を持たせることだ。

役割は「受注」すること。
入庫促進とは、その意味である。
だから、一台受注して役割を果たしたことになるのだ。

お知らせは、その前ふりであって、役割ではない。
だから担当者は受注した台数の評価よりも、受注率で評価をすべきである。

変な話し、台数目標の達成で評価したら「優秀」という評価も出てしまうかもしれない。
が、受注率であったら「良」程度かもしれない。

こうした評価も担当者の心構えをしっかりしたものにする。
いずれにしても、担当者は電話コール当番ではなく、受注を獲得する責任者
なのだ。


株式会社ティオ
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