なぜか、ふと・・・今日、小学校3年生の頃の事を、思い出した。
思い出したのは、友達の泣いてる姿。
いつも、とっても明るくて元気だった”ともちゃん”が、
ある日、私に、
「きよよちゃん、私、先生にお話しなくちゃいけない事があるの。
でも、一人で行けないから、ついてきてくれる?」
と言うから、職員室に二人で一緒に行った。
「先生・・・、昨日の夜、おとうさんとおかあさんが
離婚する事が決まって、私、おかあさんについていくから
転校しなくちゃいけないみたいなんです。」
と、ここまでは、いつもの明るい、ともちゃんだった。
その後、先生が、すっごく驚いて、
「え?それ、本当なの??」
と言った途端、ともちゃんは、突然泣き出した。。。
泣きじゃくりながら、
「昨日もおとうさんが、おかあさんを叩いて・・・」
と、話し出した時、先生に
「きよよちゃんは、教室に戻りなさい。」と言われ、私は職員室を出た。
だから、ともちゃんが先生にどんな話をしたのか、全く知らない。
あとから聞かなかったし。
とにかく、ともちゃんが泣いている事に、
すごく、ビックリした事だけ覚えてる。
そう、あの時の私は、小学三年生だったから
ビックリしただけだったけど、
今、思い出すと、とても切ない気分になる。
その後、しばらくして、ともちゃんは転校していった。
元気にしてるかなぁ・・・。