12日、長沢地区で「よみや」が開催されました。
1週間の準備期間を経て、いよいよ八王子神社への奉納の日。
朝の5時から旗竿たてです。
雨はあがり青空、そして冷えていました。寒かった!
上平から・・・
この、葉っぱがまだら模様のすすき?を竿のてっぺんにくくりつけます。
みんなで作業。
旗竿に吹き流しを掲揚。
6時からは番場平の旗竿たてへ。
お寺の横に一本。
もう一本はもう少し上のほうにたてるそうです。
竿をみんなで運びます。
短くしたんだよ、とおっしゃっていましたが、大人の男性が6名で運んでいました。
結構重たい^^;
竿をみんなで引き揚げて立てます。
まだ新しい吹き流しを取り付けます。
秋の青空に映えて、お祭りの合図ですね。
番場平の集会所前。
彩。
素敵。
他の平でも着々と準備が進められていました。
午後、花灯篭の組み立てと太鼓の飾りつけが行われ、
夕方の出陣に向けて、気を高めていきます。
午後20時に向けて、旧長沢小学校へ各平から花灯篭と太鼓を担いで
集まってきます。長沢の太鼓の音と、笛の音色が、とても賑やかで元気がでます。
今回は看護大の1年生の野村憲一教授のゼミが笛を練習し、からすおどりを
覚えて、参画してくれました。
看護大のはっぴを着て、笛も新調しての参加です。
小学校グラウンドでは、長沢大区長、祭典委員長、妙高市長、看護大野村教授の挨拶から
始まり、からす踊りへ。
(妙高市役所facebookページにたくさんの写真がありますのでご覧ください)https://www.facebook.com/media/set/?set=a.525653540924584.1073741842.451015085055097&type=3
今年は盆踊りも開催し、からすおどりの練習を行ったこともあり、また
看護大学のみなさんはからすおどりを練習されてきているので
大きな輪ができ、とても賑やかな祭りのオープニングとなりました。
からすおどりの後は、太鼓と笛の饗宴。
太鼓の音が響き渡る中、笛の音色が、長沢の秋の夜を感じさせてくれます。
20時過ぎ、八王子神社へ向かって出発です。
中尾と宮前橋前で止まり、太鼓と笛を打ち鳴らします。
担ぎ手も、太鼓の叩き手も、笛の吹き手も途中交代しながら進みます。
八王子神社前の急な階段を上ります。
花灯篭に太鼓、みんなで息を合わせて上ります。
区長さんも手を添えて。
拝殿前につきました!
4平そろったら、奉納太鼓です。
普段静かな八王子神社が、このときはとても華やかで勇壮です。
神様、ぜったい寄ってくると思いました。
神社参拝!
この後、各平集会所へ戻り、なおらいです。
翌日13日、本祭りは午後からです。
昨夜奉納した花灯篭。
凛、とした空気がありました。
この奥の拝殿では、玉串奉納がおこなわれていました。
お神酒とお赤飯をいただきました。
新井市街は雨が降っていたのですが、なんと長沢は全て終わるまで雨が降らず。
神様に守られているのかもしれない、と本気で思いました。
新潟県立看護大学のみなさんと、妙高市グリーンツーリズム推進協議会の
文化継承講座の受講生さんが参画してくれて、昨年の倍くらいの人出があったように思います。
新井「あんちゃ会」の有志の方のお手伝いもいただきました。
高齢化、過疎化で祭礼の継承が年々厳しくなっているのが現状ですが、
大切な祭礼をなくすことはできません。
支えあい、助け合いは、双方の気持ちの一致が大切。
いろいろな面でいろいろなことを感じた、今年の秋のよみやでした。
お天気に恵まれ、人にも恵まれ、素晴らしい祭礼だったと思いました。
長沢の八王子神社秋季祭礼の様子でした。