妙高市 地域のこし協力隊・サポート人ブログ~妙高発 広げよう地域の輪・和・話~

地域のこし協力隊と地域サポート人が地域で見聞したこと・地域の魅力をリアルタイムで発信していきます。

長沢いきいきホーム「地域のつどい~クリスマス版~」

2017年12月20日 | 長沢地区

12月14日、

長沢いきいきホームで今年最後の地域のつどいが開催されました。

 

 

管理人さん特製の豚汁と、皆さん持ち寄りの漬物、煮物、果物、長沢産そば粉のケーキで、

卓上は彩られていました。

とっても美味しくて、贅沢な時間です。

 

 

見せ場は長沢のマジシャン、清美さん!新ネタ披露で、皆さん目が点!

80歳はとうに過ぎているのですが、周りを笑いに誘う絶妙なトーク。

みーんな笑顔にさせてしまう、スーパーマジシャンなのでした。

 

この日は南部を守る駐在さんも来て下さり、詐欺予防についてのお話もありました。

 

また、介護予防サポーターさんからは、毎回楽しい催しもの。

今回は簡単マジックや人間輪投げ!こちらも笑顔ほくほくな時間となりました。

 

 

12月から、3名が入居されています。

地域の交流の場にもなる、長沢いきいきホーム。

 

地域の皆さんの心遣いと、助け合い、支え合いで成り立っているのだなぁと、

寒い一日でしたが、心はほっこり、笑顔になりました。


年賀状を書くということ!!

2017年12月19日 | 日記

皆さん!年賀状って書いてますか??

年賀状って、日本ではいつから始まった文化かご存知ですか!?

 

年賀状にはもちろん、

「紙と文字」そして、通信の普及が不可欠ですが、

平安後期頃から年始の挨拶を含むやり取りが、年賀の書状として交わされていたという記録があるようです。

そして、今のように葉書として年賀状を送るという文化は、

明治20年前後から国民の年中行事の一つとして定着してきたということです。(年賀状博物館より引用)

 

そんな年賀状の文化も、インターネットや携帯電話、スマホの普及によって、

過去の遺物となりつつあります。。。

しかし、やはり手で書くという"手間"をかけることによって生まれる年賀状は、

とても心の通ったコミュニケーションのひとつの形であると考えます。

 

 

とまぁ、例によって前段が長くなってしまいましたが、、、

歴史があり、優れたコミュニケーションツールであるにも関わらず、

スマホなどで簡易的に年始の挨拶をやり取りするようになった現代社会へのアンチテーゼとして、

衰退しつつある年賀状の文化を再び広げていこうじゃないか!!

と、そこまでの気概はございませんが、

今年も小学生と一緒に、普段お世話になっている地域の人たちへの感謝の気持ちを込めた取り組み、

年賀状書きを行ってきました。

 

これは、新井南小学校にご協力頂きまして、

3年生~6年生までの小学生に年賀状を書いてもらい、

それを協力隊が活動している地域の高齢者の方々に届けるという取り組みです。

 

まだまだ元気なおじいちゃんおばあちゃん達も、

この雪深い冬はどうしても家にいる時間が長くなってしまい、

刺激も少なくなってしまいます。

そこで、小学生からの年賀状をお正月に届けることで、

少しでも刺激を感じてもらったり、交流の機会として活用してもらうことを目的としています。

 

 

12月14日、小学校の授業の時間を一時間頂戴しました。

この取り組みの趣旨を子どもたちに説明し、

また、それぞれ協力隊の活動している地区の高齢者の状況なども話し、

実際に子ども一人につき1枚~2枚ほどを思い思いに書いてもらいました。

年賀状は、皆書いたことがあるみたいです。素晴らしい!!

 

「今年頑張ったことや楽しかったこと。」「来年頑張りたいこと。」等々。

協力隊も子どもたちのところを回りながら、

今年何が楽しかったー?などコミュニケーションを図ります。

 

また、それぞれ事前に用意してくれたペンやシールなどを使って、

思い思いに来年の干支である"犬"も交えながら、個性的な年賀状を書いてくれました。

おじいちゃん・おばあちゃんたちが見やすいようにって、

字も大きく丁寧に書いてくれました^ ^

手書きのとっても心のこもった年賀状になりました!!

 

これからは協力隊が、地域の方々へのご案内なども抜かりなく行い、

真心こもった年賀状を、気持ちと一緒に地域の高齢者の人たちに届けたいと思います。

喜んでもらえたら嬉しいなー^ ^


感謝祭!!~感謝するのは、こっちの方だー~

2017年12月18日 | 水原地区

先日、とてもかわいらしく心のこもった招待状を頂いたので、

井南小学校の5年生の開催する感謝祭(収穫祭)にお邪魔してきました。

 

招待状に書いてある通り、当日、学校の校長室で待っていると、

「準備できましたー!!」と元気に迎えに来てくれました。

 

そして案内された先には、、、

ご馳走が用意されていました!!!

メニューは、
・みどりもち米や古代米のおにぎり
・コシヒカリの米粉ピザ
・豚肉のしょうが焼き
・チョレギサラダ
・夏野菜(きゅうり)の漬物(学校で栽培・収穫)
・夏野菜(なすときゅうり)の和え物(学校で栽培・収穫)

 

ちょー豪華です!!!

しかもこれ!全部、当日5年生たちだけで作ったというのだから驚きです。。。

恐るべし現代の小学生!!!

 

メニューは、ご飯に何が合うのかを皆で話し合って考えてくれたようです。

しかも、事前に親御さん向けの感謝祭で全て事前練習済みということで、抜け目もない!!!!

ということで、ぜーんぶ美味しく平らげてしまいました!!!!

中島隊員、新米収穫以降、太る一方でヤバイです。。。食べるもの全てが美味しすぎるのだから致し方ない。。。

 

更に!!!

食後には、、、米粉で作ったクレープまで出してくれました。

心を込めて一つ一つ手作りです!!

米粉の生地だけでも十分過ぎるほど美味しかったのに、

ご丁寧に生クリームをこれまたたっぷり付けてくれちゃって。。。笑

とっても美味しく、肥えさせていただきました^ ^;

 

当日のプログラムです。

この手作り感がまた、心と手間がこもっていて、とっても温かい気持ちになります。

 

まだまだやんちゃな5年生。

大好きな生クリームを、皆にバレない様にデロンデロンに塗っている時。(ちょっと悪い顔してます。笑)

 

春の田植えから始まって、

夏は草刈りや定期的な成長の確認、

秋は稲刈り→はさ掛け→脱穀→籾摺り→精米と、

あっという間にこの冬の感謝祭を迎えました。

自分の故郷東京の小学校での記憶を辿っても、

田んぼをした記憶も、保護者ではない地域の方々と何かを一緒にした記憶もありません。

 

 

新潟では、もしくは最近では当たり前の小学校教育のカリキュラムなのかもしれませんが、

地域の人たちと触れ合うことや、食の成り立ちを学ぶことができるこのような授業は、

子どもたちにとって、郷土愛を醸成する為のとても貴重な学びの場なのだろうということを感じました。

また、一年間を通じて、自分も田んぼ一年生として、

教えることより、一緒に学ぶことが多くなってしまいました。。

感謝祭という形で今回お呼ばれしたけれど、

本当はこちらこそ感謝しなければいけないなと強く感じました。

この一年間、子どもたちとたくさん交流することが出来た割に、

子どもたちに何も伝えることは出来ていないので、また別の機会で自分のやり方で、

子どもたちに何か伝えられたらなーと思ってます。


「平丸お助け隊」活動奮闘記

2017年12月05日 | 平丸地区

平丸地域では、

住み慣れた地域に末永く住んで貰うことを目的として昨年、

共助組織を立ち上げました。

これは、高齢者、一人暮らし世帯を中心に、

生活の中で自力では困難な作業等を

地域の出来る人から手伝って頂く、

ボランティア的な取組みです。

今回の支援要請は、

台風21号による土砂流失で、池の水取り入れ口が埋まってしまい、

水が来なくなってしまった世帯でした。

① 水の取り入れ口の土砂を取り除きます。

 

② 取り入れ口に水が流れるようにパイプを埋め込みます。 

 

③ 中間でパイプの詰まりを確認し水の流れを確かめます。

 

④ 取り入れ口に水を溜めて流れを多くします。

 

⑤ 池に水が来て完成です。

 

これから冬に向けて、池の水は大切な役割をします。

なんとか、隊員2名により2時間程でパイプの砂を抜いて水が流れるようになりました。

一安心^ ^

 

支援先のお宅からも、

「頼む人がいなくて困っていた。」「本当に助かった。」と、

感謝、感謝のお言葉でした。

 

地域で助け合う事は、高齢者、一人世帯にとっては安心な暮らしの第一前提です。

目指せ、

〝共助・協働精神で、安らぎが実感できる平丸〝