妙高市 地域のこし協力隊・サポート人ブログ~妙高発 広げよう地域の輪・和・話~

地域のこし協力隊と地域サポート人が地域で見聞したこと・地域の魅力をリアルタイムで発信していきます。

豊葦訪問記

2018年03月09日 | 豊葦地区

今日は朝から強風が吹き荒れており、春二番か?

雪解けが一層進み、雪崩の発生ヵ所も見られました。

長い冬が終わり春の到来を待ち望んでいる地域の人達も気持ちわくわく!

春には冬期間不在にした家にも住人が戻り地域の活気が出るでしょう。

雪消えと同時に農耕、山菜採りが待っており忙しくなるのでは?

毎月、豊葦地区の様子を伝えて来ましたが今月で、ひとまず終わりと致します。

毎回、ご覧頂いた皆様有難うございました。

樽本地内の日当たりの良い箇所では土手が顔を出してしました。

雪解けと同時に雪崩が発生しています。

冬期間、雪に埋もれていた布滝も姿を現していました。

樽本温泉の鉱泉を貯蔵しているタンク。

冬期間の仕事を終えて待機している除雪機。お疲れ様でした!

 


豊葦訪問記

2018年02月14日 | 豊葦地区

真冬の豊葦地区は寂しい

この日は平野部では雪が降り豪雪、でも豊葦地区では青空が見える

晴天で例年よりも積雪が少ないとか?

この時期にしか見られない冬景色は最高の出会い

でも、住人のいなくなった空き家は雪に埋もれて寂しい

冬の長い厳しさに耐えて、やがて来る春が待ち遠しい!!

ここの隧道を通りぬけると最初の集落、土路地区へ

地区内の市道も除雪が行き届いています。

空き家も雪に埋もれて春の来るの待つ

夜になると獣たちが活躍し、雪の上に足跡を残します。

 


豊芦地区訪問記

2017年11月14日 | 豊葦地区

今回は中樽本につづき、下樽本の神社、薬師堂を紹介いたします。            

 

下樽本の入り口の小高い所(旧樽本城跡)標高600mに薬師堂、集落の中心地に下樽本神社が建っています。

 

共に下樽本地区の守り神として大切に地域の人達が守って来ております。

 

①樽本城は山城で尾根の西側下方には土路川、東側には大きな沢があります。

 飯山へ通じる道筋警備の条件を備えています。そこに薬師堂が建てられています。

 

 

②薬師堂には下樽本集落で出土した「御神体」が安置されています。

毎年5月8日「米団子」をお供えし「薬師まつり」を開催。

近年は会食を楽しむ日になっています。

 

 

 

③下樽本集落の傾斜地上段にあって石階段を登ると鳥居、左右に大きなケヤキ、

杉の神木があります。

 

 

 

 

 

 

④樽本地区では昔から「神社」と呼ばず「お宮」と呼んでいました。

9月中旬には祭を行い日頃の疲れを癒してねぎらっています。

 

 

 

 

 

⑤「力石」は本殿の右側に並べられており、当時の若者が力比べをする時に

使用された言われています。右から二番目の石には「参拾五貫」(132㎏)と刻まれています。

 

 

 

今回で樽本地区の名所は終了致します。

機会がありましたら、足を運んで見るのも良いかもしれません。

 


豊葦訪問記

2017年10月10日 | 豊葦地区

10月3日(火)豊葦地区を訪問して来ました。

朝晩、めっきり寒さを身に感じるようになりました。

まもなく豊葦地区も収穫の秋を迎えます。

今月は中樽本地区にある「中樽本のお宮」と「中樽本の大杉」を紹介いたします。

当時の面影を偲んで昭和34年(1959)に集落の石碑が建立されました。

※中樽本の大火

明治35年春、南風の強風に見舞われ中樽本全域を襲い25軒中20軒を

焼失しています。

お宮は石段を登り中樽本を一望できる高台にあります。

高台には中樽本の大杉(樹形の神木)1000年を超える大杉!

神社跡 幹回り約6.4m

中樽本のお宮(諏訪社)

当時、集落では多くの地すべりが発生し、お宮参りしお祈りをしたそうです。

最後に当時の集落の有志による歌碑が詠われています。

「ありし代を顧みすれば、山の辺の豊葦原ぞ恋しけれ、千古の歴史しのばるる、

ふたたび灯りのともる日をみんなで心に祈りつつ、ゆかりなつかし中樽本」


豊葦訪問記

2017年09月11日 | 豊葦地区

9月7日(木)豊葦地区を訪問して来ました。

この日は、朝からの雨で足取りが重く感じられます。

ただ、山々が雨に打たれて緑が一層鮮やかに映りはっきりした光景に。

豊葦地区にも秋の気配が感じられるコスモス、はぎの花が満開に咲いていました。

今月は上樽本地区にある「上樽本神社」と「もぐさ観音」を紹介いたします。

雨に濡れて一層、緑色が鮮やかに映ります。

豊葦地区にも秋の気配が、コスモス、はぎの花が満開

    (神社までは百段の石段を登って到着です。)

上樽本地区には上樽本神社(神明社三社)があり、毎年9月15日に祭が開催されます。

特に3年に一回は盛大に、舞に踊りに賑やかに実施し地区出身者にも声をかけ祝うそうです。

婿さん、嫁さんが上樽本地区に来たときには必ず、お参りしたそうです。

上樽本地区には「もぐさ観音」があります。毎年4月18日、上樽本の人々が観音堂に

集まり、赤飯、よもぎ餅を食べながらお参りをしています。

観音堂は昭和2年(1927)9月14日に焼失しましたが、幸い観音様は類焼を免れました。

現在の観音堂は、その後豊芦地区で再建されました。

この観音様は戦乱の世の中で地域を守ってこられたとの言い伝えがあります。

一度、足を運んで見てはいかがでしょうか。

※ 来月は中樽本についてお知らせ致します。