妙高市 地域のこし協力隊・サポート人ブログ~妙高発 広げよう地域の輪・和・話~

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長沢 よみや「花とうろう」制作♪

2015年09月09日 | 長沢地区

雨が続き、肌寒い9月8日。

12日の秋季祭礼「よみや」に向けて、花とうろう作りが始まりました。

http://blog.goo.ne.jp/tiiki-support/e/4eba01c327e87627086c193056974144(2013年の記事)

http://blog.goo.ne.jp/tiiki-support/e/af96686f73a56aa05f52a51eb8877f3e(2014年の記事)

4つの平に分かれて、4つの花とうろうを作ります。

 

今年度は妙高市グリーンツーリズム推進協議会の「よみや」体験講座の受講生と

新潟県立看護大学の1年生がこの「よみや」に参加をするために訪れています。

看護大学の学生さんは、民族芸能を学ぶという目的で訪れています。

10月にはふれあい実習という高齢者の日常生活を学び、今後の看護の道に生かす

授業もこの長沢地区でも予定されています。

 

さっそく、下平から。

みなさんが訪れる前から、制作は始まっています。

 

これは中に灯りを灯します。一枚一枚、丁寧にはられていきます。

男性の作業のようです。

 

 

八王子神社へ奉納する際、この太鼓の競演があります。

力いっぱい叩くので、しっかりと固定するそうです。

すこし話題が逸れますが、太鼓のばちです。

山から適当な木の枝を切って、それを使用。もちろん2本必要なので

探してくることも大変だと伺いました。

写真だとわかりませんが、反っています。

座って叩くから?まっすぐではないのが面白いところです。

 

本題。

学生さんと受講生の方が到着して、自己紹介をしています。

地域外の方が、花とうろう制作にかかわるのは、たぶん初めてなのではないでしょうか。

 

こちらは上平のみなさんの様子です。

こちらも自己紹介から始まりました。

 

上平は、花、を染めて制作しています。

月曜日、すでに染めて乾かしてあるところです。

こういった風景が、各平によって異なるのが、非常に面白いなぁと感じます。

こちらは看護大のサイモン先生です。

ニュージーランド出身の英語の先生。非常にわかりやすい日本語でお話されます。

太鼓をたたきたい、という意向を組んで、上平で太鼓を教えていただきました。

太鼓と笛の演奏になるのですが、この太鼓のリズムが独特(な気がする)ですが、

先生、真剣!教える方はやんわりと。ずっと太鼓の音が響いていました。

また、学生さんも先生も、笛(横笛)をすでに練習してきているので、こちらも合わせて

練習をしていました。

 

ところ変わって中尾平です。

 

中尾平の花とうろう作りは、ここ数年、集会所に集まって行うことも減っていたとのことです。

今回、このような機会があるので、集会所に集まり、みんなで制作をしました。

たぶん4つの平の中でいちばんはやく準備を進めていらっしゃるので、花は完成しているし、

灯篭の飾りのかわいらしい花を折り紙で細かく作る作業をしていました。

一緒に灯篭に取り付けます。

80代と10代のコラボ!初対面なのに、馬が合う??

 

そして、番場平へ。

小学生も来て、花つくりをしていました。キリで穴をあけ、そこにこよりを通します。

宿題やった?と聞いたら、「やったよ!」と明るいお返事でした。えらい!

からす踊りの先生も番場平にはいらっしゃいます。

お盆の盆踊りの際、踊り方が3種類くらいあって、悩んだ話を知って、長野県の

飯山市までからす踊りを確かめに行ってくれたそうなのです!

この夏練習した踊り方でオッケーとのこと(^_^)

12日は、安心して踊れそうです!

そして、そのからす踊りの研究をされている看護大の先生がこちらに来て↓↓

練習してきた笛を学生さんとともに披露してくださいました。

太鼓に合わせて笛のメロディーを吹いています。

 

秋の夜の太鼓の音。笛の音・・・

 

風情がありますよ♪

 

本番は12日(土) 20時から旧長沢小学校校庭から始まります。

その前に、各集会所から、花とうろうと太鼓と笛を担いで、皆さん集まってきます。

この調子だと、お天気もよさそうです。

 

また、こちらでご紹介したいと思います。