妙高市 地域のこし協力隊・サポート人ブログ~妙高発 広げよう地域の輪・和・話~

地域のこし協力隊と地域サポート人が地域で見聞したこと・地域の魅力をリアルタイムで発信していきます。

水原地区 「縄綯う会」

2017年02月20日 | 水原地区

妙高市水原地区で活動をしている「縄綯う会」。

練習を重ね、ようやく「縄」になりました!

師匠に学び、幾度も試行錯誤しながら「縄」を綯います。

 

 

先日、師匠に品質をみていただきました。

 

結果は、、、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

「合格」!!!!

やったーーーー!

 

 

雪国では、

春から秋にかけては田んぼ仕事をし、

米を収穫して縄の原材料の藁を丁寧に集め、

冬の仕事として縄綯いを行います。

 

一年を通して完成する縄。

その無駄の無さに、日本独自の知恵と工夫が一杯詰まっていることを感じます。

 

また「縄綯う会」では藁を使っての細工も行っております。

 

 

先日、協力隊も挑戦して正月飾りを作ってみました。(2月なのに。。。笑)

初心者の割りに結構良い感じにできると思いませんか?

(甘い。。。笑)

 

 

藁細工も縄綯いも体験可能です!

これからの「縄綯う会」の活動にも注目です!!

 

 

 

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長沢茶屋の雪下ろし ~170㎝の雪対167㎝の人間の戦い~

2017年02月10日 | 長沢地区

2月3日(金)8時30分から長沢地区にある長沢茶屋の屋根の雪下ろしに参加しました。

雪下ろし当日に、4日(土)にも長沢会館の雪下ろしがあることが分かる。。。

連戦!!!!

不安で一杯が本音ですが、挑戦あるのみ!!!!

 

体感的に雪の厚み170㎝・私の身長167㎝。

若干負けてる形で雪下ろしスタートです!

慣れた様子で地域の方がスノーダンプをロープで運び、準備を進めていきます。

妙高市では「吉鉄」というメーカーのスノーダンプが有名で、

皆さん「吉鉄」を使用しています。

雪国ではなくてはならない道具です!!

 

まずは屋根に登って安全帯を準備します。

どうやって結んでるんだろうと思うほど目にも止まらぬ速さで、ロープを結んでいます。

いつか自分もそうなってやります!!


想像していた以上に雪質が硬く、何回かにわけて雪下ろしをしました。

地域の方もこんなにも硬いのは初めてだと話しながら、

スノーダンプでサイコロのように雪を切り付けて、

端から順番に雪を落としていきます。 


均等に切り分けるのを拝見し思わず感動!!

ここまで綺麗でスムーズに進めていくには30年かかるそうです!!

私が単純に毎年やっても60歳??

先の長さに思わず笑ってしまいましたが、

この技術はまさに雪国ならではですし、やらないと身に付かない技術です。

地域の方の作業を見よう見真似でやってみましたが、うまく雪がサイコロになってくれません!!

やはり、あと30年かぁ~。。。笑

 

作業していると時が経つのはあっという間で、お昼です!!

休憩をはさみながら作業を進めていると、晴れ間も見えてきて、

お天道様にも応援してもらっているようでした!

 

午後はもうとにかく夢中で雪を下ろしました!! 

 

作業も終わり、

達成感を感じながら地域の方と話をする時間が至福の瞬間です。

 

無事終わり、地域の方もほっとしてくれているに違いありません。

今回一緒に作業した方の中に、地域の方の除雪のお手伝いをされている方もいらっしゃり、毎日が忙しいそうです。

親戚の家を1日半かけて雪下ろししてきたわぁ~などの話を聞き、驚きました。

やはりパワーが違うなぁ~!!

 

地上に降り、道路を見たらこんなになっていました。

 

最後は地域の除雪員が綺麗にしてくれました!!

数分できれいになる運転手の方の技術と重機に感謝です。

 

最後に。。。

新潟県の除雪作業中における事故の傾向について調べると、

死亡事故の6割が1人で作業しているときに発生した事故だそうです。

長沢でも一人暮らしの世帯などでは、雪下ろしを一人でやっている方もいます。

先日もご紹介致しましたが、

妙高市では、徐々に除雪ボランティアをしてくれる方も増えています。

 

協力して地域を支えていく仕組みが広がっていき、

地域が頼みやすい制度として、もっと浸透していったら嬉しいです。

 

 

 

(長沢茶屋としてもFacebookページを作りました。もしよかったらご覧ください。)

 

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郵便局長による上小沢 除雪ボランティア

2017年02月02日 | 水原地区

1月28日(土)、水原地区は上小沢にて、

上越・妙高エリアの郵便局長の有志による除雪が行われました。

今年も例年並みの約20名の局長にご協力頂き、

一人暮らしの高齢者宅5軒(5チーム)に分かれて作業しました。

 

水原地区は言わずもがな、豪雪地域です。

家によってそれぞれですが、溜まった雪が自然に落下されるように設計された屋根とそうではない屋根とがあります。

前述の屋根を自然落下式といいます。(そのまま。。。笑)

 

こんな感じで屋根の傾斜が急です。ちなみに落ちた雪で一階部分がほぼ埋まっています。。。笑

 

そうではない方の屋根は、、、呼び名はない?というか分かりません。。。(すいません。。。笑)

この、自然落下式ではない方の屋根には、

降り積もった雪が溜まってしまう為、屋根に上って雪下ろしという作業が必要になります。

(自然落下式の屋根の場合は、下に落ちた雪をひたすらどかさなければなりません。。。)

50㎝とか80㎝とか平気で積もるので、相当の重量が家全体に負荷として掛かり、

ある程度降り積もった際に雪下ろしをしなければなりません。

そもそも、相当の重量が掛かっているにも拘らず、ビクともしない日本家屋の強さにはただただ驚かされます!!

(それはまた別の機会にネタにします。。。)

 

そして、この屋根に上って雪を下ろすという作業、

足元は滑りやすく、屋根もわずかに傾斜しているので踏ん張りが利かず、

雪も重いので、かなり危険且つ、体力的にもシンドイ作業になります。

一人暮らしの高齢者宅ではそういった作業自体が困難であるため、

毎度、郵便局長による除雪ボランティアは、相当有り難いものとなります。

こんな感じで傾斜が緩め。

 

今回も9:30に集合して11:00過ぎまで作業を行いました。

私ももちろん、一労力として除雪作業をお手伝いさせて頂きました。

いやぁ、良い汗と良い疲労感!

これ、屋根の上です。。。

 

作業後は家の中にお招き頂き、お茶飲みをしながら談笑し、

雪国の暮らしのことや現状の生活のことなど意見交換を行いました。

こういったお茶飲みだけでも高齢者の方には喜んで頂けます。

 

今回、郵便局長の皆様の高齢者の力になりたいというお気持ちに触れ、

この地区の協力隊として、とても嬉しく・有り難い気持ちになりました。

充実した表情の局長の方々と地元の皆様の笑顔がとても印象的でした。

 

 

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