妙高市 地域のこし協力隊・サポート人ブログ~妙高発 広げよう地域の輪・和・話~

地域のこし協力隊と地域サポート人が地域で見聞したこと・地域の魅力をリアルタイムで発信していきます。

平成26年度 妙高っこ 米こめサミット

2014年11月20日 | 日記

昨日は米こめサミットでした。

妙高市内の小学校5年生は総合学習で「米つくり」をしています。

全体テーマ「米づくりからふるさと妙高を考えよう

~妙高の明るい未来に向けて~」を基に、各校の発表がありました。

 

このようにパネルに米作りの様子や、発見したこと、研究したことが張り出されています。

 

こんなコーナーもありました。

そして、別室では交流発表も行われ、オブザーバーも入り意見交換が行われました。

子供たちは各発表を聞き、パネル展示もまわったあと、サミットです。

代表児童が発表をします。

水原地域で米つくりを行った新井南小学校。

中山間地域の棚田と学校周辺の平田で米作りをしました。

上小沢の岡田光一さんから田んぼをかり、天水田での稲作。

「稲は人の足音を聞いて育つんだよ」

と手をかけることは大切で、それだけ大変な作業にもなるのですが

昼夜の温度差が大きく、農薬を使わないので生き物が多く、微量元素を

含んだ幻の大滝の水を引いて行った米作りの発表は素晴らしかったです。

米作りをする人が減り、人口減少、高齢化、農業離れが進むなか、

何ができるのか?

「地域を知ること」「米作りにかかわること」

そう発表した南小の子供たち。ぜひ、これからも大人と地域とかかわってほしいです。

各校、素晴らしい発表が続きました。

妙高高原は冷涼な気候なため米作りには向いていない地域もあり、

そこは観光地でもあるので米を活用し、PRをしていけばよいと思うという発表。

農薬は使い方を間違えなければ安全であり、機械や肥料など多額の費用がかかるから会社で経営したほうがいい、という考え。

組織としてやり、一年を通じて仕事がある、と。

 

お米の消費量を伸ばすには、お弁当だ!という意見。

食料を輸入に頼っている日本。食料自給率39%を体験するために自給自足型キャンプをした小学校もありました。ニジマスを絞めてたべる体験。

食べ物を大切にし、粗末にしない

いただきます、ごちそうさま、をきちんと理解し感謝する

食料自給率に関心をもつ、という宣言も出ました。

 

最後は濁川教育長のお話でした。

稲作のルーツからお話があり、日本に稲作が渡り、米つくりが始まったころから

農地争いが始まり豪族ができたこと。

〇〇新田、という住所のところは、江戸時代に水田が広がっていた由来があるよ、と。

昔は牛や馬を使って稲作をしていたこと。

2学期までの体験を生かして、3学期は引き続き、考えることをしていってほしい、

TPPは?これからの農業はどうあるべきか?

新聞をしっかり見ながら、みていってほしい、と非常にわかりやすく引き込まれるような

お話でした。

 

ひとつひとつ経験を重ね、子供たちは成長していきます。

そこからでる柔軟な発想、素直な意見を受け止め、一緒にこれからも

成長していけたらと思える、素晴らしい米こめサミットでした。

 


NPO法人いきいき長沢で大根加工!

2014年11月14日 | 長沢地区

大根の収穫時期ですね。

車で走っていると、漬物用に大根がたくさん干してあります。

長沢のNPO法人いきいき・長沢さんでは切り干し大根用の大根の収穫がありました。

ちょうど今日切るよ~

とお声掛けいただき、さっそくお邪魔しました。

 

旧長沢小学校の給食室にお邪魔すると、にぎやかなお母さんたちの声がします。

見せてもらうだけではもったいない!ので、エプロンを取出し作業を教えてもらいました。

皮むき係と切る係。

切るのもおなじみの長細い形と、切り干しには珍しい輪切り。

私は皮むき係でした。

途中から、助っ人も登場し、皮むき6人、切る人4人。

種まきはいつするの?

どれくらい乾かすの?

どこの畑?

ばあちゃんたちと話をしながら、

手作業は続きます。手さばきは、すばらしいです。

速い速い!

 

切った大根は乾燥させるため、広げていきます。

ここには乾燥機があるので、それで乾かしていきます。

並べる作業も手伝いましたが、必死だったので写真はなし。

 

「腰痛めるよ~」

「大丈夫です!腰は丈夫!」

「今日じゃなくて、明日痛くなるんだわ~」

 

乾燥機に並べられた大根たち。

美味しくて甘い切り干しになってね~!

学校給食でも使われていて、あらい道の駅でも購入できますよ。

 

 

他にも

かぼちゃパウダー(育てて切って乾かしてパウダーにする。全部ここで)

野草茶(よもぎ、柿の葉、すぎななど)

を製造販売しています。 

NPO法人いきいき・長沢も来年で10周年。

ばあちゃん達も大根を作って10年。

今後も元気に作り続けてほしいと思います。

それができる地域、引き継がれる地域づくり、を視野に入れて

ばあちゃんたち作の野菜たちを広めたいなぁと思いました。

 

 

 


平丸地域サロン開催!「防災、新そば、マジックショー」

2014年11月12日 | 平丸地区

12日、第6回平丸地域サロンが開催されました。

今回のテーマは「防災

今妙高市では「豪雨に対する備え」説明会を各地域で行っています。

自主防災組織ごとに、市役所の危機管理担当が出向き、従来から変更になった点、

「避難準備情報」「避難勧告」「避難指示」発令の基準など理解し、災害が起こる前に

自分たちで、地域で情報を把握し助け合って災害を防ぐことの重要性を話されています。

平丸地域サロンの冒頭はこの説明から始まりました。

総務課危機管理担当の田中さんより、平丸地区の地図を片手に説明がありました。

皆さん、真剣に聞いておられました。

ゲリラ豪雨がいつ降ってくるのかわからない今の気象、いざという時に自分は

どうしたらよいのか、改めて確認をする必要がありますね。

また地域の自主防災組織の役割、活動の状況を見直すいいきっかけになると思います。

 

続いては、これ。

非常食について。

最低3日間分の非常食を自宅に備蓄しておいてください、とのこと。

写真の非常食は水またはお湯を入れるだけでできるもの。

災害後、炊き出しなども可能になればよいですが、それまでの間や

家族の人数分くらいはそろえておいたほうがよいとのこと。

今回の非常食は皆さんに配られました。自宅で作り方、味も確認されるといいなと思います。

 

そして、防災無線について。

災害時、停電になると電話(携帯も)は通じなくなります。

防災本部とのやり取りを無線で行うことを想定し、平丸自主防災組織の各担当が

実際に市役所総務課防災係とのやりとりを行いました。

無線機の使い方

情報班で地滑り監視委員の方から、集中豪雨により避難所を開設し、地域内巡回や

避難状況の確認のうえ市役所に報告をする訓練をしました。

男女問わず、いざという時はみんなで助け合う。その力をつけておくことは大切。

訓練によって繰り返し行うことで、本番で機能します。

市の危機管理担当の方も

一年に一度くらいは無線が通じるかの点検も必要だし、こういった訓練をすることは

非常に有効だと思います、とおっしゃっていました。

妙高市内で防災無線を使っての訓練はここだけではないでしょうか。

今後、防災無線等確認をしたい、訓練を、と思われる方がいらっしゃれば

市は協力をしてくれるとのことです。

 

と、大切なお話が終わってひと段落した後は

平丸にゆかりのある方からのマジックショーでした。

ノンプロマジシャンの竹田さん。

ゆったりとしたテンポで、時には種明かしをしながらのマジックショー!

たまに種がぽろっとこぼれることもあり、マジシャンもお客さんも終始笑顔のマジックショー

タイムでした。

 

この間にも準備は着々と進められ・・・

愛しの平丸そばのお時間です。

新そばですよー!天ぷらの具材もかぼちゃは今朝採れたてホヤホヤ。

蓮根もネギも地元の食材。

平丸そばの石田百恵さんが中心になり、お母さんたちが調理をしてくれました。

野菜もそばも新鮮でおいしく、漬物もたくさんあり、大満足のランチでした。

かぼちゃのプリン。

百恵さんの手作りデザートまでつきます。

お腹(そば)も心(マジックショー)も頭(防災のこと)も満腹の平丸地域サロンでした。

 

スタッフの皆様、ありがとうございました。

地域の皆様、笑顔をありがとうございました。

次回は来年の春、またみなさんで集まれることを楽しみにしています!

 


長沢の木曽清水

2014年11月11日 | 長沢地区

今日は妙高市グリーンツーリズム協会主催の「長沢地区秋の山里歩き」

にお邪魔してきました。

 

今回は午後の部。

長沢茶屋で新そばを食し、去年からの新メニュー「包み揚げ」を

お土産に注文し、出発です。

番場平からずっとマイクロバスで上り、木曽清水の入口まで。

そこからは冒険の始まりでした。

29名のみなさん、装備はばっちり!

初めに眼下に見える平丸地区や寸分道、森林セラピーロードでもある

平丸のブナ林はあっちだよ~と説明を受けました。

ガイドは地元長沢の白井正和さんと大野義行さん。

 

秋晴れの高い青空のもと、徒歩約20分の木曽清水までGO!

いきなり急坂でした(^_^;)

ロープもあり、それを伝いながら、ゆっくりと登ります。

落ち葉と染み出ている水で、滑りやすい道を皆さん

ケガもなく、ゆっくりとしっかりと歩いて行かれました。

懐かしい道、なんていう声も聞かれました。

小さいころはこういう道で遊んだなぁ、とか。

途中、風穴もありました。

夏に、ここで休憩。中は涼しい風が吹いています。

今日は外のほうが涼しかったですね!

 

そうこうしている間に(いや、実際は息を切らしていましたが)

到着!

落ち葉をよけてくれました。

一瞬濁った水でしたが、湧水なのですぐに透明になります。

白井さんが持ってきてくれたコップで、湧水を味わいます。

よくかんでね~と白井さん。

木曽清水についても説明を頂きました。

が、また後日ゆっくり書きたいと思います。

 

ここの水でコーヒーでも飲みたいね(うんうん!)と言って

持参の水筒に持って帰る方もいらっしゃいました。

一服したあと、来た道を戻ります。

帰りもロープを使って、ゆっくり帰ります。

ちょっとした冒険なんですよ!

先日このブログでもお伝えしたかと思いますが

妙高でロケをした「滝を見にいく」映画。

それがここでも!という感じの山里歩きでした。

 

この道も白井さんと大野さんが今日のために草刈をしてくれていました。

ありがとうございます!

皆さん、心地よい疲労と心地よいお腹の好き具合で帰られたかと思います。

 

今日はゆっくり、お休みくださいね!

 

 

 

 

 


9日(日)は長沢茶屋の新そばまつり

2014年11月07日 | 長沢地区

11月9日(日)は長沢茶屋にて

「新そばまつり」が開催されます。

幻の「新」そばを食しにきてください!

おすすめは、

期間限定の「鴨そば」

かきあげそば

そして、そばの風味がよくわかる?

かけそばと、ざるそば、があります。

また、温かいおでんも販売しています。

 

(2013年の写真です)

 

長沢茶屋の向かい、旧長沢小学校の横では、テントをはり

秋野菜の販売もありますよ!

日に日に寒さが増していますが、朝晩の寒さが野菜を美味しくしてくれます。

新そばと野菜、そして山々の景色を楽しみにいらしてくださいね。