先日、FBで藤の花の話題をアップしましたが、皆さんご覧になりましたか?
(いきいき長沢のブログへGO)
今日も藤の花の話題を異なる切り口でアップしたいと思います。写真を見てください。
藤はつる性の植物なので、何かに絡まって、日光を求めて上へ上へと伸びていきます。
花が満開の今、とても美しいのですが・・・。支えにされてしまった樹木の気持ちは??
そして藤の花に覆われた木々の林床は暗くなり、太陽光が届かず生息できない植物も
出てきます。次の写真の右側、木の根元辺りをみると、暗いですよね。
次の写真は、隣同士の木の葉を比べてみました。
上の写真は藤つるが絡まっている木の葉っぱ。
下が絡まれていない葉。新緑、どちらが元気でしょうか?
藤の花を写真に撮りながら、山を下りてきました。
この木を見て、わかりやすいなーと思いました。
周りの木々は元気な葉っぱを付けているのに、
ツルが巻き付いている木は、明らかに弱っています。
ということで、森を守るためには「つる」切りをしないと、木が死んでしまう恐れがあるということ。
森の保全には人の手が必要。美しい反面、こういった視点もあるのです。
「つる」切りをしたら、この丈夫な「つる」を使って、籠にするという道があります。
(アケビや山ブドウのつるで素敵な作品がありますよね。藤つるは太いか??)
製作するには、下処理もありますが、オリジナルオブジェ、作りたいですね(*^_^*)
これは、新井克雪管理センターにあったものをお借りしました。
森の手入れと、森の楽しみ。花の美しさを愛でつつ、こういった想いも馳せてみてください。
藤の花に想うこと、でした。