妙高市 地域のこし協力隊・サポート人ブログ~妙高発 広げよう地域の輪・和・話~

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藤の花・・・森の手入れと森の楽しみ

2017年05月18日 | 日記

先日、FBで藤の花の話題をアップしましたが、皆さんご覧になりましたか?

(いきいき長沢のブログへGO) 

今日も藤の花の話題を異なる切り口でアップしたいと思います。写真を見てください。

藤はつる性の植物なので、何かに絡まって、日光を求めて上へ上へと伸びていきます。

花が満開の今、とても美しいのですが・・・。支えにされてしまった樹木の気持ちは??

そして藤の花に覆われた木々の林床は暗くなり、太陽光が届かず生息できない植物も

出てきます。次の写真の右側、木の根元辺りをみると、暗いですよね。

 

次の写真は、隣同士の木の葉を比べてみました。

上の写真は藤つるが絡まっている木の葉っぱ。

下が絡まれていない葉。新緑、どちらが元気でしょうか?

 

藤の花を写真に撮りながら、山を下りてきました。

この木を見て、わかりやすいなーと思いました。

周りの木々は元気な葉っぱを付けているのに、

ツルが巻き付いている木は、明らかに弱っています。

ということで、森を守るためには「つる」切りをしないと、木が死んでしまう恐れがあるということ。

森の保全には人の手が必要。美しい反面、こういった視点もあるのです。

「つる」切りをしたら、この丈夫な「つる」を使って、籠にするという道があります。

(アケビや山ブドウのつるで素敵な作品がありますよね。藤つるは太いか??)

製作するには、下処理もありますが、オリジナルオブジェ、作りたいですね(*^_^*)

これは、新井克雪管理センターにあったものをお借りしました。

森の手入れと、森の楽しみ。花の美しさを愛でつつ、こういった想いも馳せてみてください。

藤の花に想うこと、でした。


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