車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

津山散策~あちこちウォッチ in 岡山県津山市

2021年12月19日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・岡山県

津山市椿高下に所在する「岡山県立津山高等学校」。校門の正面に聳える旧本館は明治33年(1900)の落成。県内に現存する最も古い学校建築の一つであり、県内旧制中学校本館の建築で明治期の現存校舎は、県内唯一と言われています。

木造二階建の擬洋風建築で、中央屋と左右翼屋からなり、正面中央部の前面を1間分突出させ、さらに玄関ポーチを設置。屋根部分は寄せ棟造りで、桟瓦ぶき。中央に塔屋、左右に小屋窓を設けた、イタリア・ルネサンス様式。こうした明治・大正期の学校建築の趣をよく残すことから、某テレビ小説「あぐり」では、第一岡山高等女学校のシーンの撮影に。同じく某テレビ小説「カーネーション」では、泉州高等女学校のシーンの撮影に使用されました。

明治36年(1903)に、皇太子(のちの大正天皇)の津山行啓があった際には、同館2階右翼を貴賓室として。また昭和天皇の津山行幸の折にも、お立ち寄りになられたと言います。この素晴らしい学校建築は、1995年12月26日に国指定重要文化財となりました。画像が一方方向なのは門の外からの撮影の為・・できればもう少し近くで見たかったと思います。

訪問日:2015年4月24日

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津山市山下、津山城址に向かう石段の手前に建つモダンな建物は「旧津山基督教図書館」。日本唯一の基督教公共図書館として設立され、現在はこの建物の設立者である『森本慶三』の名を冠し、森本慶三記念館として公開されています。

建物は、大正15年(1926)青森県弘前市の設計技師「桜庭駒五郎」により設計、施工。木造三階建、銅板葺、時計付の塔屋や細部の浮き彫り等、大正末期の洋風建築の流れを汲んだデザインで、後方には時計塔と十字架が配置された構造になっています。

建物は1998年に文化庁の「登録有形文化財」に指定されました。

訪問日:2019年12月15日

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津山市宮脇町の一画、。藺田(いだ)川に架かるのは大正15年(1926)に架け替えられた「翁橋」。鉄筋コンクリート造の親柱が何とも情緒のある風情ですが、かってこの橋の東詰には、津山藩の西大番所がおかれていたそうです。「翁橋」は1999年10月、国登録有形文化財に指定されました。

城西地区にも歴史を感じさせる町並みが残されており、時間があればもう少しゆっくり歩きたいところ・・こちら「つちや写真館」の看板は現役でしょうか?玄関周りや屋根の装飾が、とてもモダン。

津山市神戸、津山藩初代藩主森忠政公によって開基された「本源禅寺」の総門。

と言っても目的は参拝ではなく、留蓋の飾り瓦。「徳守神社」の留め蓋獅子もとってもユニークでしたが、こちらも負けていません。獅子と言うよりも・・・・獲物を狙うライオン。あ・・でもライオンは日本語では獅子でしたね。

吽形さんの方はどちらかと言うと・・ブルドッグ・・ああ、もちろん犬=狗なので、特に間違っちゃいません😊

訪問日:2010年3月1日


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