吉備中央町竹部に鎮座される「天神社」。御祭神は『菅原道真公』
由緒「応永元年九月、備中竹部郷の鎮守として創建した。加持家一統が代々尊崇し、社殿を造営し社領として山林数十町歩を寄進するなどの至誠を捧げている。江戸期には備中芦守の藩主豊臣公定公の祈願所として崇敬が篤く、享保二年には公自署の桑華蒙求を献じ社領を奉っている。安永九年、社殿を造営した。昭和二年十月神饌幣帛料供進神社に指定せられた。」岡山神社庁HPより
石段参道の先に隋神門、その先にさらに石段が続き、拝殿が見えています。
隋神門の前左右より神域を守護されるのは、岡山県内では時折見かけるヒキガエル風味の狛犬さん一対。獅子にカエル顔とは無礼な奴!と叱られそうですが、どうしてもこのお顔を見ると、門柱の上で踏ん張る我が家のカエルさんを想像してしまうんですよ。
石段参道の先に開放的な拝殿が見えてきました。
石段下、左右より神域を守護されるのは瓦材なのか、それとも石材に釉薬を塗ったものなのか・・赤光する狛犬さん一対。色合いの所為なのか、沖縄のシーサーを想像させるお顔。
拝殿彫刻は龍と鶴。目一杯コントラストを上げてみましたが、龍の顔の上前方に鶴の顔が見えています。この構図はこれまであまり目にした事がなく、それと気が付いたときはちょっと感動。
拝殿前左右より神域を守護されるのは、構えタイプの狛犬さん一対。阿形さんは口中に大きな球を含んでいます。このあたりの少し古い狛犬さんに共通する、びっくりしたように見開いた大きな目・・これがが特徴なのでしょうか?
参拝日:2015年4月25日
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