世の中、不景気が底を打った感があるのないのと、ニュースでは言ってますけど、旅行業界は、H1N1(新型流感)のおかげで、日本へ行くお客様、日本から来るお客様、ともに激減です。
不景気、仕事が無い、とくれば、やっぱり「神頼み」に行くのが一番。ということで、南 投県の竹山鎮にある「紫南宮」へお参りに行ってきました。
ここの神様、なんと、お金を貸してくれるんです。まずは、ここの神様に、自分の名前、住所を言って、どうしてお金を借りたいのか理由を言ってから、杯籖を投げて、3回続けて裏表ペアがでれば、「借りても良い」ということで、横にある事務所で、所定の用紙に記入して、身分証(IDカード)と一緒に出して申し込み。200~600元の現金を貸してくれます。
では、借りたお金はどうするかというと、事業をしている人ならば、その借りた現金を、支払いの際に混ぜて使うとか、株の投資の際に使うとかです。バクチや悪事に使うことは許されていません。よからぬことを考えてお参りしても、決してOKのサインは出てこないのだとか。
それで、いつ、どのように返すのかといえば、それは自由。借りたお金を元手に入れて、儲かって、神様にお礼がしたければ、その元金+お礼で、いくらで返してもOK。もし儲かることなく、年月が過ぎたら、思い出したことに借りた元金だけでも返した方がいいそうです。
儲かった人が多いようで、ここは、年々多くの参拝客で溢れ、お賽銭がどんどん入ってくるようです。なんせ、1999年の大地震の時に、近所の小学校が倒壊したのを、ここがお金を出して建て直したってんですから。それで、更に多くの参拝者が訪れるようになったとか。
写真は、手前がお金を返す窓口。奥が借りる窓口。
紫南宮 南投県竹山鎮