台湾台中おせっかい日記

2001年に台湾の台中へやってきた日本人女性が、好奇心丸出しで探した台湾グルメ、文化、風景をつづります。

紅點文旅 Red Dot(台中市 アートデザインホテル)

2014年11月30日 | 台湾のおでかけ&観光地 ホテル

2014年の夏、市内でも下町にあたる中華路と民族路の交差点付近に、以前からあったビジネスホテルが、大胆にアートデザインホテルとしてリニューアルオープン。宮原眼科など、駅前に行った後に、民族路(★一方通行の道です)を通ることが多いのですが、全然気づかなかったのです。

シックな構えの入口、この付近には無い雰囲気の建物です。


最初は、ナイトパブなのかと思っていました。
で、上を見上げたら、ホテルらしい窓の並び。



前にはたくさんの自転車。この自転車も、レトロ感があって、ホテルの風景の溶け込んでいます。
宿泊者は、自由にレンタルできます。台中市内は、日中に雨の振る確率が低いので、自転車は小回りの利く街散策には欠かせないアイテム。


台中市が推進している「台中市芸術亮點」にも認定されたホテルだったのです。

ということで、内部はどんなホテルなのか入ってみました。
まずは、これまで見たこともない雰囲気のロビーとフロント。
遊び心いっぱいなのが、一目でわかります。

ホテルの1階部分の外壁、床や内壁のタイル・レンガは、全部、台南の白河にある窯で焼きあげてもらったものを、組み合わせて敷いたそうです。よく見ると、いい味だしてます。


ホテルのホームページでも、一番最初に出てくるのは、この竹制球でできたソファー。
ソファーなので、坐れますが、なんだか竹のしなり具合がふわふわしているものの、もろそうで、腰を浮かし気味に坐ってみました。ところが、案外丈夫のようです。奥のフロント、日本語ができるスタッフは、常駐ではないけれど、いるそうです。

ロビーには、他にもアートチェアがいくつかあります。


坐り心地がいいような、でもないような、、、。清水寺の舞台を想像した私。


散髪?それとも治療?


旅行用?テーブルにもなるし、椅子にもなるし、旅先では便利かも。


エレベーターの中も、遊び心いっぱい。床の電飾がルームランナーのように変色しながら動きます。じっと見ていると、酔ってしまいます。でも、このロビー最大の特徴は、27mのチューブスライダーがあることでしょう。プールにスライダーがあるホテルはいっぱいあるけど、ロビーにはないですよね。


階段で2階へあがると、スライダーの入口。ほかのお客様の迷惑にならないよう、時間制限があります。


11:00~12:00  15:00~18:00 と、ホテルにいない間の時間のような気がしますが、国内旅行のお客さんたちがちょうど、チェックインやチェックアウトの時間に重なるそうで、子供も大人も、何度も楽しんでいるそうです。時間は制限がありますが、体重には制限なし。ただ、チューブの中で詰まる恐れのある体格だと自覚したら、利用しない方がいいですね、とホテルのスタッフから説明がありました。

このホテルは、台湾にある「藝術銀行」という団体に加盟していて、ホテル所蔵の芸術作品を登録。登録者同士で、芸術作品の貸し借りを行える制度で、不定期ですが、作品を交換したり、ギャラリーでは、作品展も開催したりしています。


1階のエレベーターの奥にあるアートギャラリー。作品は不定期で交換。


ロビーにあった計り。リアルに重さを量れます。スーツケースの重さをはかるのにも便利。


地下1階にあるビジネスセンター。ここでは備え付けのパソコンを利用できます。
ホテルは、館内WiFi無料で利用できます。
ここもギャラリーを兼ねているので、作品を見るだけでも楽しいです。


ここの奥には小さいながらもジムがあります。宿泊者は、無料で利用できます。
ビジネスセンターにあるおしゃれな冷蔵庫の中には、冷えたミネラルウォーターがあり、無料です。


スタイリッシュな冷蔵庫なので、作品かと思ったら、本物でした。
前にあるのは、台湾の稲作をモチーフにした椅子。坐る部分には、玄米がびっしり。
下の部分は、藁を束ねてできています。

ここまでアートにこだわったホテルの朝食、これがまた朝から楽しくなってくる空間。


サラダ、デザート、飲み物がビュッフェスタイル。メインの料理は、不定期で変わる6つのセットから選びます。
イラストの可愛いメニューの中から選ぶので、細かい内容や味は気にしないで、朝の直感で選んでみましょう。
この日、選んだのは、スィーツ系のセット。


パンケーキではなく、トーストやデニッシュで作った熊さん。
この時、台中市内では、「街いっぱい テディベア」のイベント中でしたので、こんなのを作ったそうです。
この日、ここで朝食中の子供達は、ほとんどがこのメニューを選んでいました。他にも、がっつり系やベジタリアン系、卵たくさん系など、どれも食べてみたくなるメニューばかり。ランチ営業などないので、宿泊しないと食べられないのです(>_<)


この日は、ガイドブックの取材も兼ねていました。スタッフは、とってもきさくで、取材中も、楽しい気分でサクサク進みました。

さて、宿泊のほうですが、お部屋もなかなか快適で、ユニークで、心遣いが分かるホテルです。

キングサイズベッド2つの4人部屋(LL Size/9坪 7,800元定価 東鴻価格5,000元~)。家族連れには最適です。台湾客家の花布をモチーフにしたベッド回り。その他のインテリアもシンプルですが、温かみを感じるスタイリッシュ仕様です。

1キングサイズベッドの部屋。(L+Size/9坪 6,200元定価 東鴻価格3,700元~)。


バスルール。全室、ウオッシュレット完備。いまや日本人がホテルを選ぶ基準の大事な要素の1つですね。
バスタブがあるのは、このタイプ(L+Size)の部屋だけ。ほかはシャワーブースのみ。

注目は、アメニティ。




旅をイメージして。透明のスーツケースデザインの箱に入っています。
1つのスーツケース内に2人分。シングル利用だと、2人分入っているので、お土産にもなりそうですね。

TXGは、台中のシティコード。現在の台中の清泉崗空港は、RMQです。


分かり易いデザインのスイッチ。


エコも考えています。タオルやシーツの交換が不要な場合には。このアヒルのカードを置いてください。


各部屋には、ネスレのコーヒーマシーンがあり、人数分のコーヒーカプセルも無料。
ちょっとリッチな気分になります。壁にあるイラストは、このマシーンの使用方法。スタッフの手書きだそうです。


ミネラルウォーターは、ベッドサイドテーブルに置いてあるのも、ちょっとした心遣い。

私自身が一番いいなと思ったポイントは、これ。

バスタブの無い部屋が多いこともあり、ベビーや小さなお子様連れの部屋には、ベビーバスとイスを無料で貸出してくれます。
これまでいろいろホテルをみてきましたが、このサービスのあるホテルは初めてでした。

遊び心と細やかな気遣いに溢れたホテル。
台中市の駅前商圏の復興とともに、台中街歩きにオススメのホテルです。

現在、東鴻旅行社とホテルの特別キャンペーンで、お得な宿泊プランをご用意しています。
お問い合わせは  東鴻旅行社 へ。
宿泊人数と部屋タイプ(シングル、ツイン、ダブル、フォース)と宿泊予定日を教えてください。お得なプランをご紹介します。

「紅點文旅 Red Dot」
      住所:台中市中區民族路206號
      電話:04-2229-9333
      URL:http://www.reddot-hotel.com


 

 

 

 

 

 

 

 


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