台湾台中おせっかい日記

2001年に台湾の台中へやってきた日本人女性が、好奇心丸出しで探した台湾グルメ、文化、風景をつづります。

2013年 台中ランタンフェスティバル ~文心公園~

2013年02月19日 | お知らせ

昨夜、2/18から、台中のランタンフェスティバル(元宵節)が始まりました。
今年の目玉は、何と言っても、『霊蛇護珠』というタイトルのメインランタン。



珠寶を守るようにぐるっと回って上に登っていきます。ジェットコースターにつかうようなレールの上をゆっくり上って、しばらく停止。その後、暗くしてから、そっと下りていき、次にスタンバイ。1時間に1回、ゆっくりと登っていく姿が見られます。


夜7時に開会。数日前から、何度も試運転していた霊蛇、今夜はうまく登っていきました。
実は、昨夜の最終試運転の時、途中で止まってしまって、それをテレビのニュースで報道されてしまったんです。他人事ながら心配して見守っていましたが、本番は大丈夫でした。

期間は、3/3まで。土日の夜はステージで様々なショーがあります。周囲のエリアでも、毎日、何らからのイベントがあり、小吃屋台もたくさん出ていて、にぎやかです。




会場には、様々な企業や大学、国から出品された作品も多くあります。
中国の4つの省からのランタン。中国文化の色合い濃い作品が多かったです。


四川省の作品。像が大きな壺を載せて行進する様子は、平安吉祥をイメージするものだそうです。象なので、タイかと思ったら、意外でした。

ランタン回廊にもたくさんの作品があります。


白蛇オブジェは文心路からも見える場所にあり、けっこう目立ちます。


国立台中技術大学の作品。この時、まだ未完成らしく、大勢の学生が仕上げに取り掛かっていました。


玄武の親子。やたらと首が長いのですが、玄武は亀と蛇のハーフだからでしょうか。


「愛情女神女媧」 幸福の女神が愛情のエネルギーをアーチにしている様子だそうです。


メイン入口から劇場へ続く恒例のランタントンネル。今年はもちろん蛇模様。


2/24の元宵節の夜のオープニングイベントは、日本の鳥取の太鼓ショーです。
綺麗な満月が見られるといいですね。


これは、今年から台中市内を走る予定のBRT(Bus Rapid Transit)。
新交通システム(地下鉄やモノレール)の1/25のコストで運営できるそうで、市内のどうろに専用の道、標識を作り、3~6分に1本という形で走らせる予定。外見もバスとは違う斬新な感じになるそうです。これも楽しみですね。

台中はまだお天気の良い日が続きます。土日は会場が大変混雑しますが、平日の夜なら、ゆっくり作品を見て回ることができます。ぜひ、『霊蛇護珠』見に来てくださいね。