台湾台中おせっかい日記

2001年に台湾の台中へやってきた日本人女性が、好奇心丸出しで探した台湾グルメ、文化、風景をつづります。

金門島 2010年旅行記 ①

2010年01月14日 | 台湾のおでかけ&観光地 ホテル

2010年1月1日に、念願だった金門島へ行ってきました。台中からは、飛行機で45分。
降り立ったその島は、アモイ(厦門)がすぐそこに見える島でした。
国内旅行になるのですが、パスポートさえ持っていけば、船に乗って30分、中国です。
現在は、日本人は短期観光ならノービザなので、時間があれば行けるわけです。

日本や台湾で見た金門島の紹介は、軍事の島という感じですが、2010年の私が実際に行ったときには、島内で、軍の人を見るのさえ稀なほど、軍事色の無い島に思えました。以前は、厳重に管理されていた軍の秘密要塞も、今では観光資源としてリニューアルです。

この写真は、小林よしのり氏の「台湾論」にも登場する秘密水道の内部です。山のふもとに空いた狭い入口から中に入ると、広く掘られた空間があり、下に向かって進むと、緑色の水をたたえた静かな空間が現れます。先には、外に向かって穴が開いていて、岩壁に波がぶつかるのも見えます。「台湾論」の中のイメージ(よしりん先生がすごい表情で感想を述べているシーン)が強くて、、、

実際の戦闘で使われたのか知りませんが、ここに軍艦を隠し、整備し、待機していたのでしょうね。今では映画のセットの中のようです。

『翟山坑道』