NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は、毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「ディスカバー!奈良」を連載しています。先週(11/1)掲載されたのは「山里の幸 即売と試食/山添村の片平(かたひら)あかね祭り」でした。片平あかねについて、大和野菜のHPによると、
※トップ写真は、片平あかねの即売会
美しいあかね色でひと際目立つ片平あかね。元々は「ひのな」という名前でしたが、大和野菜に認定される際に、生産地である片平地区で名前を決める為に住民投票が行われ「片平あかね」という名がつきました。この野菜の特徴はやはりこのあかね色です。形や味が独特である伝統野菜の中で、一際目を惹く存在となっています。

こんな見事な片平あかねが、この年は1kgたった300円だった!
甘漬にされることが多く、三段階に分けて食されます。蕪が直径1cm以下の「間引き菜」の甘酢漬け、地元で「タクアン」と呼ばれる大根型の蕪のスライスしたものの甘酢漬け、葉と蕪の全てを一緒に漬けた「長漬け」です。成長にあわせてそれぞれの味を楽しむことのできる大和野菜の中でも珍しい野菜です。

屋内では、品評会が行われていた


私もよく買い求める。やはり鮮やかな赤色に染まるピクルス(甘酢漬)がお薦めだ。山添村の「片平あかね祭り」では、とれたての片平あかねが驚くほど安い産地価格で売り出されるほか、無料の試食会も開催される。ではそろそろ記事全文を紹介する。

お待ちかねの試食会
山辺郡山添村東部の片平地区では、古くから根の先まで赤く細長いカブが栽培されています。それが大和野菜「片平あかね(アブラナ科ヒノナ)」です。他の場所で植えても、このようには赤くは育たないそうです。サラダに添えたり漬物にしていただきます。甘酢漬にすると根の芯まで鮮やかな赤色に染まり、食欲をそそります。
毎年11月23日(祝)の片平あかね祭りでは、五月老人憩いの家に地区の農家でとれた片平あかねを持ち寄り、品評会、即売会と地元産品を使った料理の試食会が開催されます。品評会で選ばれた優良品は出品者が持ち帰り、種をとって地区の全戸に配布され、各農家で大切に栽培されます。
■メモ 祭り会場の「五月老人憩いの家」(同村566-1)へは、車で名阪国道を山添ICで下り、県道80号を名張方面へ約10分。お問い合わせは同祭実行委員会代表の畑中重一さん(090-5032-5712)(奈良まほろばソムリエの会 専務理事 鉄田憲男)。
※トップ写真は、片平あかねの即売会
美しいあかね色でひと際目立つ片平あかね。元々は「ひのな」という名前でしたが、大和野菜に認定される際に、生産地である片平地区で名前を決める為に住民投票が行われ「片平あかね」という名がつきました。この野菜の特徴はやはりこのあかね色です。形や味が独特である伝統野菜の中で、一際目を惹く存在となっています。

こんな見事な片平あかねが、この年は1kgたった300円だった!
甘漬にされることが多く、三段階に分けて食されます。蕪が直径1cm以下の「間引き菜」の甘酢漬け、地元で「タクアン」と呼ばれる大根型の蕪のスライスしたものの甘酢漬け、葉と蕪の全てを一緒に漬けた「長漬け」です。成長にあわせてそれぞれの味を楽しむことのできる大和野菜の中でも珍しい野菜です。

屋内では、品評会が行われていた


私もよく買い求める。やはり鮮やかな赤色に染まるピクルス(甘酢漬)がお薦めだ。山添村の「片平あかね祭り」では、とれたての片平あかねが驚くほど安い産地価格で売り出されるほか、無料の試食会も開催される。ではそろそろ記事全文を紹介する。

お待ちかねの試食会
山辺郡山添村東部の片平地区では、古くから根の先まで赤く細長いカブが栽培されています。それが大和野菜「片平あかね(アブラナ科ヒノナ)」です。他の場所で植えても、このようには赤くは育たないそうです。サラダに添えたり漬物にしていただきます。甘酢漬にすると根の芯まで鮮やかな赤色に染まり、食欲をそそります。
毎年11月23日(祝)の片平あかね祭りでは、五月老人憩いの家に地区の農家でとれた片平あかねを持ち寄り、品評会、即売会と地元産品を使った料理の試食会が開催されます。品評会で選ばれた優良品は出品者が持ち帰り、種をとって地区の全戸に配布され、各農家で大切に栽培されます。
■メモ 祭り会場の「五月老人憩いの家」(同村566-1)へは、車で名阪国道を山添ICで下り、県道80号を名張方面へ約10分。お問い合わせは同祭実行委員会代表の畑中重一さん(090-5032-5712)(奈良まほろばソムリエの会 専務理事 鉄田憲男)。