5月15日は茶礼祖(わび茶の創始者)村田珠光(じゅこう)の命日。毎年この日には法要が営まれるとともに、本堂と茶室が特別公開される。お寺のHPによると、今年(2017年)は
※トップ写真は珠光の草庵「獨蘆庵(どくろあん)」(称名寺提供、田村昌哉さん撮影)
珠光忌 平成29年5月15日午後1時より厳修 当日は、午前10時より午後3時まで本堂と茶室を特別公開します。拝観料は、客殿での抹茶の接待を含んでお一人さま1,000円です。
(注)10名以上の団体の場合は、前もってご予約いただきますようにお願いいたします。
NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」が毎週木曜日、毎日新聞奈良版に交代で執筆している「ディスカバー!奈良」、先週(5/11)は同会理事の清水千津子さんが「珠光忌に獨廬庵(どくろあん)公開 奈良市の称名寺」という記事を書かれていた。全文を紹介すると、

獨蘆庵の茶庭 左はつくばい、右は珠光がくみあげた井戸(写真提供=称名寺)
村田珠光(じゅこう)をご存知でしょうか。現在の奈良市中御門町に生まれ、11歳の時、称名寺に入り僧になりました。お茶を飲むという文化は、平安時代、空海など学僧により日本に持ち込まれました。
室町時代になると、嗜好(しこう)品としての喫茶が広まり、どれが本茶(京都栂尾(とがのお)の抹茶)かなど、お茶を当てる闘茶(とうちゃ)が広がり、賭け事などで堕落したとされています。
一休和尚に師事参禅した珠光は、禅の思想を抹茶の喫茶に持ち込みます。珠光が始めたお茶を飲む時の心のあり方や4畳半という狭い草庵は、後に千利休によって侘び茶として完成されます。
称名寺に伝わる珠光の草庵(そうあん)「獨蘆(どくろ)庵」は5月15日の珠光忌に、称名寺本堂の仏像と共にこの日のみ特別公開されます。客殿では抹茶接待も行われます。立礼(りゅうれい)という椅子に腰かけてのお点前(てまえ)で、気楽にお抹茶を味わえます。
―メモ-近鉄奈良駅下車、高天交差点を北へ1つ目の内侍原交差点を西に100㍍、徒歩約10分。(奈良まほろばソムリエの会理事 清水千津子)
本堂と茶室の特別公開は本日10:00~15:00まで。ぜひ足をお運びください!
※トップ写真は珠光の草庵「獨蘆庵(どくろあん)」(称名寺提供、田村昌哉さん撮影)
珠光忌 平成29年5月15日午後1時より厳修 当日は、午前10時より午後3時まで本堂と茶室を特別公開します。拝観料は、客殿での抹茶の接待を含んでお一人さま1,000円です。
(注)10名以上の団体の場合は、前もってご予約いただきますようにお願いいたします。
NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」が毎週木曜日、毎日新聞奈良版に交代で執筆している「ディスカバー!奈良」、先週(5/11)は同会理事の清水千津子さんが「珠光忌に獨廬庵(どくろあん)公開 奈良市の称名寺」という記事を書かれていた。全文を紹介すると、

獨蘆庵の茶庭 左はつくばい、右は珠光がくみあげた井戸(写真提供=称名寺)
村田珠光(じゅこう)をご存知でしょうか。現在の奈良市中御門町に生まれ、11歳の時、称名寺に入り僧になりました。お茶を飲むという文化は、平安時代、空海など学僧により日本に持ち込まれました。
室町時代になると、嗜好(しこう)品としての喫茶が広まり、どれが本茶(京都栂尾(とがのお)の抹茶)かなど、お茶を当てる闘茶(とうちゃ)が広がり、賭け事などで堕落したとされています。
一休和尚に師事参禅した珠光は、禅の思想を抹茶の喫茶に持ち込みます。珠光が始めたお茶を飲む時の心のあり方や4畳半という狭い草庵は、後に千利休によって侘び茶として完成されます。
称名寺に伝わる珠光の草庵(そうあん)「獨蘆(どくろ)庵」は5月15日の珠光忌に、称名寺本堂の仏像と共にこの日のみ特別公開されます。客殿では抹茶接待も行われます。立礼(りゅうれい)という椅子に腰かけてのお点前(てまえ)で、気楽にお抹茶を味わえます。
―メモ-近鉄奈良駅下車、高天交差点を北へ1つ目の内侍原交差点を西に100㍍、徒歩約10分。(奈良まほろばソムリエの会理事 清水千津子)
本堂と茶室の特別公開は本日10:00~15:00まで。ぜひ足をお運びください!
