藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

年の瀬に「ヨイトマケの歌」に一献

2012-12-21 19:44:26 | 社会・経済

私が「ヨイトマケの唄」を初めて耳にしたのは、東京オリンピックに浮かれていた年のような気がする。その時初めて美輪明宏を知った。芸名が美輪明博ではなかったように記憶している。私の記憶違いであろうか。あれから幾年か過ぎて、今年紅白歌合戦に登場するそうだ。

私の年代は、「ヨウイトマケ」と言えば理解がつく。中高層建ての建物の基礎に松の杭を多数打ち込み支えた。私の母校の小学校のRC構造の建物が立てられるときに、実際に目にした。昭和30年代から40年にかけて建てられた多くの中高層ビルは「ヨイトマケ」で打ち込まれた松杭が支えている。その「ヨイトマケ」が差別用語ではないかと発言した記者がいるらしい。差別用語に対する認識のなさである。「ヨイトマケ」のどこに差別が存在するのだろうか。「ヨイトマケ」という労働に対し差別意識が存在するならば、そのこと自体が問題ではなかろうか。働くとは「人」が「動く」と書く。働くことに何らの貴賎など存在しない。

どうもこの頃、特に若者に働くことに対する考えが偏向し始めたのではなかろうか。パソコンの前でただ座ってキイボードを操作しているだけが「働く」ということのように思い込まされてはいまいか。物や形を作り出したり、人の命や動物の命を守ったり、「働く」とは「人が自ら額に汗して」、動き回ることだということを忘れてはいまいか。

そうしたことを今一度思い出させてくれるこの一曲に、今年の年の瀬のお酒を一杯獻杯したいと思う。

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最悪の四年間が来た

2012-12-17 15:42:47 | 社会・経済

日本人総白痴という言葉が幾十年か前に使われた。

今回の選挙はそれを思い出した。

景気回復は願ってもないことだがどこにその要素があるのか。

アメリカの不況、中国のバブル崩壊、ヨーロッパの経済不安、その中で日本だけが景気回復などありえない。

自民党に多数の議席をもたらしたことは、憲法改正、再軍備化、による内需拡大しか景気向上はないことを国民は考えたのだろうか。

これからの四年間は、護憲対改憲派の対立の中で国民が地獄を見るか、はたまた明るい未来を見るかの分かれ目になるだろう。

嘗ての国会議員の多くは地獄の太平洋戦争を肌身で感じてきた人々であった。

だから自らが自生する力を有していたが、もはやその年代の議員はいない。戦争がもたらす悲惨さを知らない年代の議員の議論は再軍備ありきである。持たない事のほうが強いこともある事を知るべきである。

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衆議院議員選挙予想

2012-12-16 13:07:51 | 社会・経済

ちょうど12時 投票時間の中間点である。

報道各社は自民、公明連合軍圧勝との予測だが、私にはそのような感じがしてこない。

自民党の凱旋カーに力がない。手を振る人が少ないからだ。過去の選挙の経験からして自民党のそれぞれの地区の爆発力は発揮されていない。

上滑り選挙だ。電話戦術もうまくいっていないようだ。選挙前から勝った気分なのであろうか。どうも瓢箪からから駒のような気がする

自民党の選挙がドブ板になっていないせいであろう。今回の選挙は、社会の底辺の人々の生活をどの方向に導くのかの選挙なのだ。単に景気が良くなれば良いのではなく、良くなたあと、どうするかまで説明しなければならない選挙だが、自民党各議員にその先を説得するものがない。

第二点目、自民党の言う政策を行うと年金生活者がたちどころに生活難民に陥る。それを年金生活者が直感的に感じた。 

第三に、健全的批判勢力として、社民党を選択する人が案外に多いいのではなかろうか。一貫して反核、反原発を訴えてきた政党としての評価が高いように感じる。

さて今夜の開票結果が楽しみである。

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選挙戦も終盤

2012-12-13 14:56:39 | 社会・経済

以下の記事に注目頂きた。

先日、興味深い記事が目にとまった。7月15日の朝日新聞に掲載された「1960年代日本のロケット技術 旧ユーゴで軍事転用」というもの。

 当時、東京大学と日本企業が共同開発したカッパーロケットが旧ユーゴスラビアに輸出されミサイルに軍事転用された後、発展途上国へも売られたことで自民党政権が武器輸出3原則を表明した経緯が紹介されている。印象的なのはこの言葉だ。

 「狙いはロケット本体よりも固体燃料だった」

 つまり、日本の固体ロケット技術は垂涎(すいぜん)の的だったのだ。

 記事の言わんとするところは、固体ロケットは平和利用と軍事利用が表裏一体で、その技術は国としてしっかり管理しなければならないというもので、日本が抱える古くて新しい問題だ。

 一方で、別の角度から考えると、知っているようで知らなかった日本の姿が見えてくる。

 最近、ある米国の機密文書が明らかにされた。そこには、米国務省軍備管理・縮小局の見解としてこんな内容が記されている。

 60年代、米国は「日本の固体ロケット技術をもってすれば3年以内で独自で核弾道ミサイルを開発できるだろう」として、「液体ロケット技術」を日本に供与することで米国の関与を高め、核ミサイルの芽を摘み取る狙いがあったというのだ。

 さもありなんだろう。「米国にしてやられた」などと言いたいわけではない。ここで重要なのは、わが国の固体ロケット技術が当時から米国政府に影響を及ぼすほど立派なものだったということだ。現在進行中であるミサイルディフェンスのブロックIIAで日本は2段・3段のロケットモーターを担当しているが、その理由もよく分かる。

 つまりこの事実は、外交カードとしての固体ロケット技術の位置付けを物語っているのだ。そして、こうした技術力は日進月歩の成長がなければならないのである。安全保障上極めて重大なテーマだ。

 さて、では日本の固体ロケット事情は今どうなっているのかと言うと、唯一技術を持っているIHIエアロスペースが厳しい情勢の中で奮闘している。同社が手がけたM-V(ミューファイブ)ロケットは「はやぶさ」を打ち上げ、現在はその後継機であるイプシロンロケットの開発を進めている。

 しかし、「経費削減の波は厳しく、決して順風満帆ではありません」(同社幹部)というように、将来の不安は拭えない。

 外交・安全保障に資する技術維持、その意味をしっかりと理解して国の進路を定め、軌道をそれないよう推進すべきだろう。

 ■桜林美佐(さくらばやし・みさ) 1970年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。フリーアナウンサー、ディレクターとしてテレビ番組を制作後、ジャーナリストに。防衛・安全保障問題を取材・執筆。著書に「誰も語らなかった防衛産業」(並木書房)、「日本に自衛隊がいてよかった」(産経新聞出版)など。

現在日本が衛生を打ち上げているH2がたロケットは液体燃料である。即発射できるのは、個体燃料である。日本はすでに60年代にミサイル技術を持ちアメリカがその技術を恐れ、宇宙空間を目指す方向に誘導したとゆうことである。

さてここで問題がある。右翼化した政権が軍備拡張政策で景気浮揚を行うと必ずや中国、ロシアと対峙することになる。どこまで本気でやるのかボケ老人政党が心配になり始めた。元々安倍政権にその度胸はない。言葉の上だけであろう。自民党が単独過半数を取り、プラスボケ老人等がくっつくとおかしなことになり始める。ここは用心のしどころのような気がする。選挙戦も終盤である、今一度状況を見つめどの政党に投じるか熟慮願いたい。

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虎の尾を踏んだ北朝鮮

2012-12-12 15:51:21 | 社会・経済

北朝鮮がミサイルの発射に成功したようだ。これで北朝鮮は、アメリカの完全なる、敵対国になってしまった。虎の尾を踏んでしまったのである。発射台に乗せられたミサイルが発射までいく時間かかったであろうか。この様な技術は最早過去のもので、驚くに値しない。政治的に動揺して、日本が保守化する事の方が恐ろしい。例えば、安保条約が完全に作動すると、アメリカは巡航ミサイルで事前に破壊するであろうし、また、監視体制は万全であることを知るべきである。もうすぐクリスマスであるが、アメリカ軍の協力で毎年サンタクロースが地球の上を飛ぶ姿を提供している。地上の10cmの物まで判別するアメリカの技術を北朝鮮は知るべきであり、国際社会の中で生延びていこうとする時、アメリカ抜きでは考えられない現実を認識すべきである。この時点で中国はどの様な動きをしてくるのかその方が興味深い。国際社会の中で、北朝鮮に対する影響力を失うことは大きな意味を持つ。中国の今後の動きが注目される。

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