藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

谷あいの我が家

2023-10-01 18:04:09 | 日記・エッセイ・コラム

 広島市と言っても谷あいにある我が家、急に秋がやって来た。中心部から15km。 原爆が投下された時は、其の投下に使われた落下傘が、二つ我が家の南西と東北各々500mの所に落ちてきた場所だ。 夕方五時過ぎたら、急に気温が下がり窓を閉めた。 西日が斜めに大きな窓に差し掛かって、風情は有るのだが、これからの季節は、高齢者にはきつくなり始める。 此処から一時間ばかり来るまで走れば、スキー場に行けるのだ。 その谷筋から、一級河川太田川が流れて来て、寒さを運んでくる。 嘗ては、この屋のすぐ近くに「帆待ち川」と言う川が有って、江戸時代は午後の気温が上がる時吹く、山風を待って、船便に利用したくらいである。 近年は、あまり雪も降らなかったが、今年は何だか嫌な予感がするのだ。 雪の多いい年は、不思議と九月が終わると急に涼しくなるからだ。 将に今年がそうだ。 況してや、病気明けの体には、寒さは堪える。 はてさてこの問題にどのように対処すべきか、悩んでいる処である。 車もタイヤの交換をしなくてはならない。 スタットレスのタイヤも摩耗して今年は取り換えの時期。 加えてお孫様の大学進学。 広島に進学と思いきや、学校の推薦先は筑波大学だそうだ。 向う脛を、思い切り齧られそうである。 ベットの上から外を眺めながら色々思案しているが、・・・・ 悩むだけ無駄だと気付いた。 ご本人は昨日から、筑波と千葉を下見にお出かけなのだった。 我が脛は、最早細くなっているが、最後の孫孝行。 ともに喜べると良いがと、考え方を変える事にした。 若き頃、日本でもトップクラスの大手の建築会社から、東京へ来ないかと誘われたことがある。 両親に反対されて断念したが、やはり学ぶべきは東京だったと、悔やんでいる。

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1 コメント

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お元気の由なによりでございます (P)
2023-10-01 19:26:17
私も孫のあれこれに一喜一憂しておりますが、
孫のことで考える機会を得てることには感謝です、
それが爺婆の生きる支えですので、
筑波とは素晴らしいです、
悔やむことはありません、すべてお孫に反映のことです、
ぉ元気で(私も含めて👩)頑張りましょう!
ご自愛の上お過ごしを、またね。
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