藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

号外 「語るに落ちる」大阪市長

2012-10-23 16:00:56 | 社会・経済

 橋下 徹大阪市長の会見TV見た。彼が言わんとする所は理解できるが、自ら「墓穴」を掘った。自らが「差別用語」の連発で、この人が本当に弁護士であり、かつ天下の大阪市の長なのかと疑いたくなった。

 特に、「鬼畜」「犬猫以下」などの言葉は戴けない。

例え相手がどの様な行動を起こすとも、マスコミを使い、「誹謗中傷」を行えば、それは、「週刊朝日」と同レベルな人間と見られても以下仕方ない。

それに引き換えて、東国原前宮崎県知事の記者会見は、見事と言うしかない。さすが、一度地に落ち、大学に通い勉強し直し、志を立て、世に宮崎旋風を起こした男の凄さを感じさせた。「週間文春」に対し、記事掲載後直ちに、「弘中潤一郎」弁護士に相談し、粛々と訴訟の準備をしたところは、「さすが」といわざるをえない。

二人の人間には、共通点がある。ともにTVにより世に名が売れ、政治の世界に転じた人間である。違う点は、方や東国原氏は、離婚してでも初志を貫き、タレント時代の汚名を晴らした点であろう。

真に志を立てるという事は、容易なことではない。特に政治の世界は安易ではない。自らを律すると共に、志を遂げるための意志の強さを必要とする。生半可な勉強と精神力では出来ない。

人間ある種の「国家資格」を持つと、錯覚に陥る事がある。その資格が、誰でも持てるような物でない程にそれは起こる。嘗て、「建築士」の違法行為事件があったが、「資格者」の発言が常に正しいとは限らない。

橋下 徹大阪市長、何故そんなにあせっているのですか。

今日起きている事など想定内のことではなかったのですか。

つまり貴方は人を叩けば、自分も叩かれるのが、政治の社会なのだという認識が、無かったのです。

「法曹界」という狭い世間の中で生活してきた人間が、無限大の広さを持つ「政治の世界」に飛び込み、ただ単に対応出来なくなっている結果なのではないのではありませんか。

私にはそうとしか見えません。

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