藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

アメリカの「核」戦略

2012-10-24 21:58:54 | 社会・経済

 石原慎太郎東京都知事が、福島原発を視察したらしい。曰く「次世代の為に、原子力の利用技術を、途絶えさせてはならない。」

 一見、素晴らしい意見のように聞こえるが、「核武装論者」の意見である。

 今や日本は、「原発技術の基本技術」を持つ国家として、アメリカに代わり、世界にその技術を売り込むセールスマンになっていることを知っていての行動であろうと思う。

昨年、「日立」と「東芝」が、基本技術の特許を持つ、アメリカの企業を買収し取得した事は、余り知られていない。

この買収劇には、アメリカの世界戦略が存在すると言われている。

韓国も「原発」の基本技術を導入して独自の技術開発を行い建設してきた。

この開発した技術を、国外での「原発」建設受注を目論み、売り込みに成功したが、アメリカは基本技術の海外での使用を禁止した。

韓国は過去にも「黒鉛炉」建設を目論み、核兵器開発をしようとしたが、アメリカの圧力で頓挫した経緯がある。

その基本的「特許」技術を持つ会社を、日本企業に簡単に買収させた事の向こう側に見えるものは、なんだか薄気味悪い者が潜んで居そうである。

アメリカには、いま一つ「原発技術」保持企業がある。「ゼネラル電気」がそれである。だからアメリカは別段困らないのだ。それよりも、何時でも「核兵器」が作れる友好国家を身近に置く事の方がより大切なのである。

「戦略核兵器」「戦術核兵器」「戦闘核兵器」これ等は、みな「核兵器」だそうであるが、それぞれに使用目的が違うそうである。現在は廃棄されたらしいが、「戦闘核兵器」なるものは重さ60kg以下で、人間が背負って持ち歩く事が出来たそうである。「時限爆発装置」付で、敵の重要施設近くに設置し、使用できるように設計されていたようである。破壊力は、100t~1kt(TNT火薬に換算)自由に設定できたようである。「広島級原爆」等は、砲弾として利用できる程小型化されたらしいが、管理がはなはだ難しく、簡単に盗難など起きる可能性があるので、廃棄処分されたそうである。射程距離5000m以上の大砲用として存在したらしい。

こんな漫画みたいな現実が、過去に存在した事に驚きを感じた。調べると幾らでもそんな情報が転がっている。

東京都知事も、福島に行く時間が有るのならば、インターネットで、この現実を自らの手で調べて見られると良い。

自ずと「反核」「反原発」の結論に達するであろう。

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